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田家秀樹さん (0) |
2008/12/29 17:18
十二月もあと数日となってしまった。 とは言え、音楽業界的に言えば、不景気の時は歌番組が流行るという言い方があるようだ。遠出する余裕もなくなり、家でテレビを見ている人が増えるということだろうか。 テレビだけではない。 桜井和寿は、そのことについて「多くの人にアルバムを聴いて欲しいですから」と言い、同時に「このアルバムの根底に流れているのは、音楽の持つ人なつこさだと思うし、それがそうさせているのかもしれない」とも言った。言うまでもなく、12月10日に発売になった彼らの15枚目のオリジナルアルバム「SUPERMARKET FANTASY」 Mr.Childrenは去年、デビュー15周年を迎えた。オリジナルアルバム「HOME」だけでなくシングルのB面を集めた「BーSIDE」のリリースやアリーナとスタジアムの両方を回ったツアーと精力的に過ごしていた。去年、シングルで発売になりアルバムにも収録されている「旅立ちの歌」は、スタジアムツアーでも披露されていた。つまり、アルバムには、去年のツアーの持っていた密度がそのまま凝縮されていると言って良い。 あのアルバムの中にあった”日常性”。日々の暮らしの中でいつものように繰り返される何気ないことのかけがえのない意味。”老い”というにはあまりにも切ない、年を重ねてゆくことの愛おしさ。それは地に足の着いた大人の細かやさを感じさせた。 前作のインタビューの中で最も印象深かったのは、桜井和寿が「これは僕等のロックアルバム」と言ったことだった。 それに対して、現実をなぞるような表現ではなく、それとは対極的な位置にあることが”日常”なんだと思う、と言った。つまり、現実に対しての緊張感、という意味でも、このアルバムはロック、だと言うのだった。 「SUPERMARKET FANTASY」は、「HOME」に流れていたそんな音楽観を更に強めたアルバムだと思う。 かと言って、単に楽天的な音楽礼賛アルバムに終わっていないのは、その向こうにそうではない”現実”が見え隠れするからでもある。音楽はいつか止むものであり、どんな人の絆にも別れ別れの時があり、人の命にも終わりがある。そうだからこそ、今、音楽に向かっていられることの歓びが溢れている。 今回のインタビューで印象深かったのが、桜井和寿は「戦争や環境のことを語るときに、人間はなんて愚かかなんだ、という話に終わるのが嫌だった」と言ったことだった。 アルバムの中に「エソラ」という曲がある。あれは”絵空事”から派生したタイトルなのだそうだ。”夢物語”や”絵空事”というのは、非現実的な世界として、マイナスなニュアンスもある。”夢物語”から”物語”と取った時に”夢”が残るように”絵空事”から”事”を取ると、現実になるのかも知れない、ということだった。 誰の心の中にも、起こりえないことが起こるような気がする。音楽はそんな溢れる歓びを伝える力を持っている。あのアルバムジャケットのようにキラキラとした光を放っている。それが、このアルバムだと思う。
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ヨシ様さん (97) |
2009/01/07 23:01
ミスチルは紅白にも出たし、今後のスタンスに注目したいです。 |
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田家秀樹さん (0) |
2009/01/09 15:51
ヨシ様・ありがとうございました。ミスチルは今後の日本の音楽の柱になってゆくでしょうね。 |
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