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大塚仁さん (9) |
2008/02/28 12:40
パウエル、やっと決着しました。 これを巡ってはいろんな報道や意見があり、中身は人それぞれだと思うのですが、これは違うなーと思うのは「パ・リーグが早々と二重契約だと判断してしまったのが間違い」という論調です。 根来氏も言ってましたが、契約は二重にも三重にも成立するものです。直接言われた表現を借りれば「俺が君にこのお茶を売るといって契約するやろ。ところが別の奴が、ちょっと高い金額を出すと言われてそいつとも契約してしまった。どっちの契約も成立はしておる。ただ物は1つしかないから履行はどちらかにしかできず、履行できなかった方には損害賠償しなきゃならん」ということなんです。 民法177条の「二重譲渡」は法律を学ぶとかなり最初の方に出てくるぐらいの基本です。先後関係なく両方の契約は成立するので、他方の契約に優先するためには対抗要件を具備しないといけない。不動産で言えば登記。そして選手契約の場合は支配下選手登録の公示がそれに当たると言えます。公示されれば契約に効力が生じる、つまり有効となる。そして他方が無効となり、二重に売った方が買わされた側に対し損害賠償の義務を追う。パ・リーグが1月30日、最初に「二重契約の疑いが濃厚」と発表したとき、同席した元弁護士の楽天井上オーナー代行やリーグの顧問弁護士らは「先後関係なく両方の契約は成立している」という法律上至極当たり前の判断をしたにすぎません。だから我々の取材に「有効」という表現は使ったかもしれませんが、それは「有効に成立」という意味で使ったにすぎず、それが混乱を招いたというのは筋違いとの印象を覚えます。「契約が成立」と「契約が有効」は違うのですが、そのあたりが混同されているように思います。 両方が欠陥なく契約を結んでいる以上、オール・オア・ナッシングとするのも非情なので、間をとってこれでどうだ、というのが「3カ月後にソフトバンク入団」というパ・リーグの勧告案でした。一方で根来氏は、片方が完全勝利、片方が完全敗北という形をとることをためらわなかったわけです。どちらも正しいと思いますが、やはり根来氏の判断に非情な面があることは否定できないでしょう。 結果として、後からきて横取りしたソフトバンクが勝利を収めたことは事実です。道義的、倫理的なしこりは残ります。「オリックスは中村ノリとか契約でいろいろと問題を起こしてきた球団だけど、今回はさすがにかわいそう」という声は球界内のあちこちから聞きます。「ソフトバンクはこういうことをやる球団なんだよ」とも言われます。ソフトバンクはパウエルと引き替えに球界内の信頼を失いました。そのツケは、いつか自分の身に降りかかってくるかもしれません。
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ディープコンパクトさん (24) |
2008/02/29 02:47
元々法曹界にいたコミッショナーらしい判断といえば判断です。契約無効だけであれば、彼の生活権を奪うことになりますから、時期的にもどちらかのチームには入れるべきとは思います。 しかし、この観点でいけば、損害賠償に当たっていたのが、3ヶ月の出場停止のはずですが、それがない。 少なくともパウエルをソフトバンクに入団させるのであれば、球団と本人双方に何らかのペナルティを課すべきであったはずです。もっとも確実に金額に見合う働きをしてくれるとは限りません。シーズンが終わるころに「お騒がせした割には、高い買い物になったね」と他球団からの嘲笑を受けなければ良いんですが・・。何かそっちの方に転がりそうな気もしてますね。 |
おっとっとっとっさん (6) |
2008/03/26 22:16
プロ野球界という「村社会」の慣習を、どう位置づけるかの問題だと個人的には見ておりました。
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