小関順二のドラフト最前線
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries
小関順二のドラフト最前線
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ベース到達タイムのベスト5を発表
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/30733
今回は今年最後の締めということで、打者走者の「一塁到達、二塁到達、三塁到達、本塁到達(ランニングホームラン)タイム」のベスト5を紹介する。ちなみに、球場に行ってストップウオッチで計測した試合はアマチュア315、プロ33の合計348試合。
<アマチュアの部>
◇一塁到達
①和泉 将太3・58秒(法大・遊撃手)
②山田 諒3・60秒(茨城ゴールデンゴールズ・二塁手)
③小手川喜常3・62...
<アマチュアの部>
◇一塁到達
①和泉 将太3・58秒(法大・遊撃手)
②山田 諒3・60秒(茨城ゴールデンゴールズ・二塁手)
③小手川喜常3・62秒(Honda・左翼手)
③池田 将之3・62秒(JR東日本・遊撃手)
⑤小島 脩平3・65秒(東洋大・遊撃手)
◇二塁到達
①川本 洋平7・65秒(国士館大・遊撃手)
②坂井 貴文7・75秒(東洋大・右翼手)
③堂薗 圭介7・71秒(熊本ゴールデンラークス・左翼手)
④川端 崇義7・82秒(JR東日本・中堅手)
⑤植田 達也7・85秒(富士重工業・指名代打)
◇三塁到達
①藤村 大介11・10秒(熊本工・遊撃手)
②小島 脩平11・16秒
③早川 辰徳11・18秒(Honda・右翼手)
④松本啓二朗11・28秒(早大・右翼手)
⑤前原 達也11・37秒(八王子高・二塁手)
◇本塁到達
①伊藤 真志14・98秒(NTTグループ東北マークス・遊撃手)
②榎堀 剛15・10秒(奈良産大・中堅手)
③矢沢 英典15・60秒(中京大中京高・三塁手)
④村尾 賢吾15・96秒(八戸大・二塁手)
<プロ野球編>
◇一塁到達
①工藤 隆人3・66秒(日本ハム・右翼手)
②松本 哲也3・68秒(巨人・中堅手)
②青木 宣親3・68秒(ヤクルト・中堅手)
④工藤 隆人3・78秒
⑤石井 義人3・80秒(西武・三塁手)
◇二塁到達
①工藤 隆人7・64秒
②田中 賢介7・75秒(日本ハム・二塁手)
③本多 雄一7・78秒(ソフトバンク・二塁手)
④田中 賢介7・90秒
⑤栗山 巧7・95秒(西武・代打)
◇三塁到達
①田中 賢介11・35秒
②早川 大輔11・42秒(ロッテ・中堅手)
③荒木 雅博11・53秒(中日・二塁手)
④サブロー 11・66秒(ロッテ・右翼手)
⑤田中 浩康11・74秒(ヤクルト・二塁手)
◇本塁到達
①田中 賢介15・26秒
すべての試合を網羅していないので公平な記録とは言えないが、アマチュアなら「ドラフト候補」とは異なる顔ぶれが多いので、野球界の裾野の充実ぶりは理解していただけたと思う。これはストップウオッチで計測した記録だが、これとは別に打者が「どのポイント」で始動したかによって、技術的な成熟度も見ることができる。これは新刊『プロ野球でモノになる奴の法則』(廣済堂出版)で詳しく書いているのでお読みいただきたい。
来年はハワイで行われているウインターリーグなど海外の野球も見て歩いて、詳しいレポートを書いていくつもりである。それでは皆さん、よい年を。]]>
小関順二
2007-12-17T13:05:54+09:00
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パ・リーグで最もいいドラフトをしたのはロッテ
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/28262
セ・リーグに続き、パ・リーグで最もいいドラフトをしたのはどこか考えていきたい。即戦力候補の大場翔太(東洋大・投手)を獲得したソフトバンク、長谷部康平(愛知工大・投手)を獲得した楽天、超高校級右腕の唐川侑己(成田高・投手)を獲得したロッテ、20年に1人の怪物スラッガー中田翔(大阪桐蔭高・外野手)を獲得した日本ハムが成功組であることは間違いない。彼らの活躍は今後の努力にかかっているわけだが、評価の高...
4球団以外の西武、オリックスはクジ運が悪く、それぞれ1巡目で2回当たりクジを逃し、再々抽選で平野将光(JR東日本東北・投手)、小林賢司(青山学院大・投手)を獲得した。この中では西武の迷いが深刻だ。左腕がほしくて長谷部、服部泰卓(トヨタ自動車・投手)を指名したがいずれもクジを外して、右腕の平野を獲得した。
雑誌『ドラフト2003』(日刊スポーツ出版社・03年発行)中の「スカウティングレポート」で、当時平成国際大2年の平野を「欠点は随所に顔を覗かせるが、よさのほうが強烈に印象に残っているから気にならない。こういう選手を見たあとが、一番気持ちがいい」と書いたが、24歳の現在まで未完の大器であることが高く評価することを躊躇させる。
“とりあえず成功組”の日本ハム、ロッテ、ソフトバンク、楽天は先に挙げた逸材以外でも日本ハムは大社ドラフト1巡目多田野数人(米国3A)、3巡目宮西尚生(関西学院大)という即戦力の右、左投手を獲得し、ロッテは大社ドラフト1巡目服部、3巡目根本朋久(横浜商大)という2人の好左腕を獲得し、4巡目ではMAX153キロの伊藤義弘(JR東海)を獲得しているのがいい。服部、宮西は退団した藤田宗一の穴埋め候補、伊藤はFA移籍した薮田安彦、小林雅英の穴埋め候補といった具合に、狙いが具体的で計画性を感じさせる。
楽天も捕手・嶋基宏を脅かす存在に成り得る伊志嶺忠(東京情報大・捕手)を大社ドラフト3巡目で、さらに4巡目で内外野を守れる聖沢諒(国学院大・外野手)を獲得して、チームの上昇機運をドラフトにも反映させた。ソフトバンクは大場の実力には文句ないが、先発候補が斉藤和巳、杉内俊哉、和田毅、新垣渚、スタンドリッチ、ガトームソン、大隣憲司と揃っているのに、さらに大場が加わって指揮官の采配にかえって迷いが生じるのではないかと不安になる。「過ぎたるは及ばざるが如し」のことわざ通り、持ち過ぎることは必ずしも良いことばかりではないのである。これらを総合的に考え合わせると、ロッテが一番いい指名をしたように思う。]]>
小関順二
2007-12-05T00:17:37+09:00
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セはヤクルトがナンバーワンの指名をした
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/26069
高校生ドラフトも含めてどの球団がよい指名をしたのか、これから2週にわたって検証していくことにする。日本シリーズの勝者、中日に敬意を表してセ・リーグからスタートする。
石井一久が移籍し、ラミレス、グライシンガーの去就も微妙なヤクルトがドラフトでは精力的な指名をして評価できる。「大学生&社会人ドラフト」(以下、「大・社」)では大場翔太(東洋大)、長谷部康平(愛知工大)とともに「BIG3」と言われ...
石井一久が移籍し、ラミレス、グライシンガーの去就も微妙なヤクルトがドラフトでは精力的な指名をして評価できる。「大学生&社会人ドラフト」(以下、「大・社」)では大場翔太(東洋大)、長谷部康平(愛知工大)とともに「BIG3」と言われた加藤幹典(投手・慶大)を獲得し、「高校生ドラフト」(以下、「高校」)では中田翔(外野手・大阪桐蔭高)、唐川侑己(投手・成田高)とともに「三羽ガラス」と言われた佐藤由規(投手・仙台育英高)を獲得できたのだから評価が高いのは当然である。新人は不確定要素が多いと言われるが、セ・リーグ各球団の新人にくらべ実績を積んだ加藤幹、佐藤由の不確定要素は少ないと言ってもいい。
「大・社」の下位指名に目を向けると、鬼崎裕司(遊撃手・富士重工業)、中尾敏浩(外野手・JR東日本)は高田野球に欠かせない脚力を持ち、ディフェンス面でも社会人屈指と言われるだけの実力の持ち主。新監督の方向性とスカウティングがブレていないことが最も評価できる点である。
黒田博樹、新井貴浩という投打の柱が抜けた広島は篠田純平(投手・日大)の加入が大きい。春までは日大の先輩、那須野巧(横浜)に似ていると思ったが、秋に見た篠田は力感で那須野を上回り、広島の大先輩、川口和久を彷彿とさせるピッチングを見せつけた。来季のローテーション入りはほぼ間違いなし。2年目の前田健太とともに瀕死の鯉の救世主となることが期待されている。
ただ、それほどの投手日照りにもかかわらず「高校」では3人のうち2人が、また「大・社」では3人中2人が野手だったのはどういうわけか。それもリードオフマンタイプの内野手が梵英心、東出輝裕、尾形佳紀、松本高明と揃っているのに同タイプの小窪哲也(遊撃手・青山学院大)を3巡目で指名している。広島のフロントは投手より野手のほうが手薄だと本当に考えているのだろうか。
横浜は全指名選手(育成以外)6人中5人が投手だった。今のチームの現状を見ればそれも納得できる。「大・社」では小林太志(投手・JR東日本)を1巡目、桑原謙太朗(投手・奈良産大)を3巡目で指名している。ともに140キロ台後半のストレートとスライダーを持ち味にする本格派で、小林は球種が少なく、その少ない球種のスライダーとフォークボールに威力があるのでリリーフタイプだと勝手に思っている。退団が決定的なクルーンの後継者とは軽々しく言えないが、リリーフで活躍すればチームの台所事情はだいぶ楽になるはずだし、そういう願いが込められているのかなと思っている。
上位球団の巨人、中日、阪神は正直、あまり上手な指名をしたとは思っていない。「高校生」では巨人と中日が佐藤由を、阪神が中田を外し、「大・社」では中日が長谷部を、巨人と阪神が大場を外している。ただ、そういう不運を割り引いてもうまくないと思う。巨人なら藤村大介(遊撃手・熊本工)が従来の巨人らしくない指名で好感が持てる。これまでの大味な野球からスモールベースボールへの脱皮が原辰徳監督、伊原春樹コーチなど一部の首脳陣の頭の中にあるのだろう。しかし、オーナーなど首脳陣の中には「テレビ映え」する長距離打者にこだわる面が抜きがたくある。「どんどん補強しろ」とゲキを飛ばした渡辺恒雄会長の言葉がそれを証明している。そういうフロントトップと現場首脳陣との間にあるギャップこそが低く評価した最大の理由である。]]>
小関順二
2007-11-25T01:25:42+09:00
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1、2巡目候補はこんな顔ぶれ
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/24294
4日後に迫った大学生&社会人ドラフト。ここで1、2巡目候補にどんな選手がいるのか整理してみる。
<1巡候補>
大場翔太(東洋大・投手)、加藤幹典(慶大・投手)、長谷部康平(愛知工大・投手)、宮西尚生(関西学院大・投手)、久米勇紀(明大・投手)、小林賢司(青山学院大・投手)、小窪哲也(青山学院大・遊撃手)、篠田純平(日大・投手)、根本朋久(横浜商大・投手)、山内壮馬(名城大・投手)、白仁田寛...
<1巡候補>
大場翔太(東洋大・投手)、加藤幹典(慶大・投手)、長谷部康平(愛知工大・投手)、宮西尚生(関西学院大・投手)、久米勇紀(明大・投手)、小林賢司(青山学院大・投手)、小窪哲也(青山学院大・遊撃手)、篠田純平(日大・投手)、根本朋久(横浜商大・投手)、山内壮馬(名城大・投手)、白仁田寛和(福岡大・投手)、服部泰卓(トヨタ自動車・投手)
<2巡候補>
田中幸長(早大・外野手)、平野貴志(法大・投手)、古川祐樹(明大・投手)、加治前竜一(東海大・外野手)、伊志嶺忠(東京情報大・捕手)、石川俊介(上武大・投手)、村田透(大阪体育大・投手)、桑原謙太朗(奈良産業大・投手)、小瀬浩之(近大・外野手)鬼崎裕司(富士重工業・遊撃手)、蓬莱伸哉(王子製紙・投手)、多田野数人(アメリカ3A・投手)
投手、野手の割合は18:6で投手が圧倒。「大学生と社会人は投手で」というのが各チームの合言葉になっているようである。篠田は東都大学1部2部入れ替え戦で見て、1巡目指名を確信した。春までは下半身がフラフラしていたのに秋は見違えるような本格派投手に変身していて驚いた。
石川は明治神宮大会でコントロールのよさと緩急自在のピッチングを見て上位に予想した。阪神が熱心なようだ。左投手が8人も顔を揃えたのは前にも書いたようにプロの需要が多いため。また、大学生が多数を占めたのは企業チームの激減と無関係ではない。最近も、一光の今年限りの休部が発表されている。
驚かされたのが多田野が指名候補に挙がったことだ。立大時代は和田毅(早大→ソフトバンク)と再三1点差の投手戦を演じたことで有名。トラブルがなければ松坂世代の中でも和田と双璧を成すような大きな存在だった。アメリカのマイナー生活は多田野のピッチングにどのような味付けをしたかまことに興味深い。
1回だけ酒を飲み、1回だけ取材した縁だが、「日本ハムと横浜のどちらにしようか迷いましたが、横浜のほうが投手がいなくて活躍できると思いました」と横浜を逆指名した理由をはっきり話してくれた。大人だなと思った。
アルバイト感覚でホモビデオに出演したことがバレて日本球界から声がかからなかった(横浜の逆指名内定が取り消された)わけだが、禊(みそぎ)は済んだと思う。指名の行方とその後の日本球界での活躍を期待したい。]]>
小関順二
2007-11-15T12:29:16+09:00
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小窪哲也(青山学院大・遊撃手)は即戦力か?
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/21919
大学生&社会人ドラフトを前にして、野手の名前が聞こえてこない。それもそのはず、高校生を上位で指名するときは「バランス重視」なのに、大学生と社会人を上位で指名するときは「投手優位」がプロの鉄則になっているからだ。05~06年の高校生ドラフトの上位指名は24人:24人と投手と野手が半々なのに、大学生&社会人ドラフトの上位指名は投手35人:野手13人と、投手の指名が何と73パーセントを占めている。ちな...
過去2年間で活躍した大学生&社会人の野手の内容も見てみよう。本多雄一(ソフトバンク05年5巡)、草野大輔(楽天05年8巡)、飯原誉士(ヤクルト05年5巡)、脇谷亮太(巨人05年5巡)、梵英心(広島05年3巡)、大引啓次(オリックス06年3巡)、嶋基宏(楽天06年3巡)、渡辺直人(楽天06年5巡)。
大学生と社会人の「野手」の「上位指名」は避けたいというプロの気持ちが、少しはわかるような顔ぶれではないか。この結論を前提にして、今年の大学生&社会人ドラフトの野手候補を挙げてみよう。
小窪哲也(青山学院大・遊撃手)、小瀬浩之(近大・外野手)、鬼崎裕司(富士重工業・遊撃手)の名前がまず出てくる。この中でも東都大学リーグで通算93安打放ち、ベストナインに4度輝いた小窪が唯一ドラフト1巡候補と言っていいだろう。
僕が最も評価するのは守備。3年秋までは二塁を守り(ベストナイン3度獲得)、ショートを守ったのは4年春から。最初は肩がショートではないと不満だったが、秋には気にならなくなったのはさすが立浪和義(中日)、宮本慎也(ヤクルト)、松井稼頭央(ロッキーズ)を輩出した“PLのショート”出身。10月11日の東洋大戦ではこんなプレーもあった。鈴木啓友がボテボテのゴロを放つのだが、小窪はこれをランニングキャッチ、ランニングスローでさばいて一塁でアウトにしているのだ。鈴木の一塁到達が3・96秒だったことを考えると、このプレーは最大級に評価していい。
問題はバッティングである。春のアウトステップがなくなった代わりに、秋はミートを心がけるあまり体が委縮していた。つまり、ボールを呼び込めなくなっていた。また脚力は打者走者の「一塁到達4・29秒未満、二塁到達8・29秒未満、三塁到達12・29秒未満」をクリアしたことが、今年は1回もなかった。プロの評価に直結するバッティングに気持ちを入れすぎたのだろうか。少なくとも現在の小窪を俊足と形容することは適切ではない。
3拍子はそれなりに揃っているが、それぞれが高レベルではない小窪を「即戦力」と言うのはかなり苦しいというのが結論である。]]>
小関順二
2007-11-02T21:39:56+09:00
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プロがほしがる左打者殺しのドラフト候補は誰だ
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/20188
アマチュア球界に左打者が劇的に増え、プロにもその波が押し寄せている。巨人などは無理しなくても全員左打者というスタメンを組むことができるほど。それがクライマックスシリーズ初戦、中日の左腕投手・小笠原孝に屈した原因と言ってもいいほどだ。言わんとすることがバレてしまった。そう、増殖した左打者を打ち取るために、各球団とも左投手を獲得しようと躍起になっているのだ。
11月19日に行われる大学生&社会人...
11月19日に行われる大学生&社会人ドラフトで人気になる左腕は加藤幹典(慶大)を筆頭に、長谷部康平(愛知工大)、宮西尚生(関西学院大)、古川祐樹(明大)、根本朋久(横浜商大)、服部泰卓(トヨタ自動車)と少なくない。この6人はいずれも1巡目候補だから、いかにプロが左腕投手をほしがっているのかがわかる。
しかし、左腕だからといって誰でも左打者殺しになれるわけではない。岩瀬仁紀(中日)、武田勝(日本ハム)のようにスリークォーターか、ウィリアムス(阪神)のようにサイドスローであることが重要。ここに挙げた6人のうち、オーバースローでないのは長谷部、宮西の2人だけである。
長谷部は肩口から押し出すようなリリースからMAX152キロのストレートを投げ込み、130キロ台前半の横スライダーもキレ味鋭い。対する宮西は長谷部のような速いストレートがない代わりに、ボールを低めに集めるコントロールに長け、スライダーのキレ味も長谷部に勝るとも劣らない。
長谷部は星野ジャパンがセットアッパーで起用したように、プロでも同じ起用法が考えられるが、宮西の場合は短いイニングで猛威をふるうストレートの速さがないので当初は先発で起用されるだろう。プロがほしいのはイニング中盤から後半にかけた勝負どころでの左打者殺し。そう考えると、数多いドラフト候補の左腕の中でも長谷部が最もプロの需要に合っているように思うのだが、皆さんはどのように考えられるだろうか。
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小関順二
2007-10-24T22:10:12+09:00
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大場翔太と並ぶドラフトの目玉、加藤幹典(慶大)のすごさ
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/18701
大場翔太(東洋大・投手)と並ぶ大学生&社会人ドラフトの目玉が慶大の左腕エース、加藤幹典だ。まずは、大学入学後のスピードの変遷を僕が見た試合でたどってみよう。
04/11/16(上武大戦) 138キロ
05/4/9(東大戦) 132キロ
9/10(明大戦) 138キロ
06/4/8(立大戦) 141キロ
5/16(明大戦) 144キロ
9/24...
04/11/16(上武大戦) 138キロ
05/4/9(東大戦) 132キロ
9/10(明大戦) 138キロ
06/4/8(立大戦) 141キロ
5/16(明大戦) 144キロ
9/24(法大戦) 145キロ
07/4/14(立大戦) 145キロ
6/2(早大戦) 147キロ
6/3(早大戦) 143キロ
9/8(立大戦) 148キロ
あきらかにスピードが増している。スピードがすべてではないが、スピードがあることで損なことは1つもない。なぜ加藤はスピードが10キロも増したのか。その理由を探っていくと、投球フォームに行き当たる。
大学1年当時の加藤は明らかに右肩の開きが早かった。まず、バックスイングに行くときの動きが「急」で、あまりにもせわしなかった。観戦ノートには「グチャグチャ」という擬音で加藤の投球フォームを記したほどだ。しかし、今の加藤には「グチャグチャ」という動きがない。バックスイングに行くときの忙しさは変わらないが、体を大きく横に振る動きがなくなった。この動きのロスがなくなったことで右肩の早い開きがなくなりスピードがアップし、さらにスピードが増したことでスライダーのキレがよくなり、縦に割れるカーブがなくなった。
金刃憲人(巨人)を取材したとき、「腕が振れるようになったことでカーブが投げられなくなりました。大隣(憲司・ソフトバンク)も一緒なんですよ」という言葉が今の加藤にダブる。金刃はカーブを失う代わりにスプリットとシンカーに磨きをかけ、プロ1年目の今年、7勝を挙げる活躍をした。加藤も縦割れのカーブを失う代わりに130キロ前後の縦、横2種類のスライダー、さらに125キロくらいのシンカーに磨きをかけてスキのないピッチングを作り上げた。ピッチングスタイルはまるで正反対だが、勝負球を得るまでのプロセスには驚くほど似通った部分がある。
この加藤の獲得に当初熱心だったのは横浜だった。加藤の出身校が横浜にある川和高校のため、地元球団の横浜が単独指名を狙ったようだが、加藤の本格化が早かったため他球団の動向も無視できなくなった。今の状況ではとても単独指名などできるわけがない。果たして加藤には何球団の1巡目競合があるのか。11月19日の大学生&社会人ドラフトが今から待ち遠しい。
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小関順二
2007-10-17T00:41:23+09:00
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大場翔太(東洋大)の進化したピッチング
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/17450
10月9日、青山学院大との一戦に先発した大場翔太(東洋大)は味方打線の援護がなかったこともあるが、3失点を喫し、15連勝に失敗した。それでもリーグ通算奪三振は392に達し(東都記録は小池秀郎の394)、金字塔樹立は目前。MAX151キロのストレートとキレ味抜群のスライダー、フォークボールを操る怪腕の将来に曇りはない。その前日、東洋大を訪れ『アマチュア野球』(日刊スポーツ出版社)に掲載するため大場...
大場のピッチングを見たのは高校時代の関東大会(浦和学院戦)を含めて16試合。僕はその日に観戦した選手を良い順に「☆、●、◎、○、無印」の5段階で評価するが、大場には大学時代に限れば常に●以上の評価をつけてきた。神宮球場のスピードガン表示は速く出るので有名だが、それを差し引いても毎試合MAX140キロ台後半を記録するストレートは大学、社会人を通じて「屈指」と言っていい。さらに通算31勝でわかるように勝てる投手である。今春は13季ぶりの優勝を東洋大にもたらした。これほどの投手であるにもかかわらず、今春までの大場には子供っぽい印象がついてまわった、というのがここからの話である。
06/5/3(亜大戦)0回3分の1で降板。
10/25(日大戦)8対0でリードしている展開の6回途中に 降板させられる。
07/5/15(青山学院大戦)1回を投げ終わるとブルペンに行っ
て投げ込みを命じられる。
高橋昭雄監督のスパルタ教育のためにこういうことが行われたのだが、スタンドから見る者には大場の子供っぽさが強調され、それがピッチングの若さと重なり、☆印が付けづらくなってしまった。ところが日米大学野球、北京五輪プレ大会と国際大会を経るごとに大場から大人の雰囲気が漂いはじめた。「大海を知り精神世界が一挙に花開いた」そんな言い方をしてもいいほどの変貌ぶりを見せるのである。
11月19日の大学生&社会人ドラフトでは一番人気が確実。6球団くらいの1巡目入札があっても驚かない。まだ見ていない人は、10月16、17日の駒大戦が優勝をかけた試合になるので足を運んでいただきたい。大場の真価が見られると思う。]]>
小関順二
2007-10-10T14:44:12+09:00
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日本ハム4巡目指名の大平成一とはこんな選手
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/16595
高校生ドラフトが10月3日に行われた。人気の中田翔(大阪桐蔭・外野手)は日本ハム、佐藤由規(仙台育英・投手)はヤクルト、そして唐川侑己(成田・投手)はロッテにそれぞれ指名された。「いい指名をしたのはどの球団ですか」とよく聞かれるが、成功選手が1人生まれれば万々歳というドラフトであれば、最も期待値が高い中田、佐藤由、唐川の3人を指名した日本ハム、ヤクルト、ロッテの3球団が最もいい指名をした球団と言...
それでは話が面白くないので、3人以外で面白い選手を探してみると――。大平成一(波佐見→日本ハム4巡目)は「パワフルな打撃で高校通算31本塁打」(スポーツニッポン)、「粗削りながら身体能力の高さが光る未完の大器」(日刊スポーツ)とスポーツ紙に取り上げられている。これだけではよくわからない。高校生獲りに定評のある日本ハムスカウト陣が4巡目で指名したからには、何かがあるはずである。
僕は7月13日、評判の宇土宏矢(島原中央・投手)を見るため台風4号とほぼ時を同じくして長崎入りした。そして15日、待望の宇土を見ることができたのだが、宇土が記録したスピードは自己記録に6キロ及ばない138キロ。フォームの完成度も低く、気落ちしながら「これからの選手だなあ」とため息が洩れたのだが、それとは別に波佐見の3、4番打者に目を奪われた。3番の白石幸(遊撃手)は走攻守のバランスが取れた好打者タイプで、初回にファーストストライクに狙いを定めて、みごとに右前にタイムリー打を放った。日本体育大への進学が決定的らしいので、興味のある方は首都大学での観戦をおすすめする。そして4番の大平である。
極端なオープンスタンスから大きな一本足打法というクセのあるバッティングフォームでありながら、ステップをゆっくり出せるというのが非凡なところ。考えてほしい。何も考えずに打つ人ならば、極端なオープンスタンスを取ったりしない。どうしたら内角球を窮屈にならずに捉えることができるだろうか、と考えあぐねたからこそ、極端なオープンスタンスを取るようになったはずである。そして、ゆっくりステップを出すというのは打者にとっては怖い。なぜなら、ストレートに差し込まれる危険性が高くなるからである。それでも大平はステップをゆっくり出す。こうした目に見えにくい長所に日本ハムスカウト陣は目を向けたのだろう。
ちなみに、大平は第1打席で宇土のストレートを捉えて三塁打を放っている。打球の強さとともに注目したのは三塁到達11・82秒という俊足ぶり。見た目は速くないのに、時計は速い。見た目が悪いバッティングにも通じる実質本位のプレースタイルではないか。飛行機の都合で2打席しか見られなかったので、来年は二軍戦でゆっくり大平の本当の姿を見たいと思っている。]]>
小関順二
2007-10-05T10:54:30+09:00
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ドラフト1位候補の伏兵2人は誰だ
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/14567
これまで中田翔、佐藤由規、唐川侑己を紹介してきたわけだが、3人以外のドラフト1位候補が誰なのか、という判断が難しい。常識的に考えれば大田阿斗里(帝京)、高浜卓也(横浜)、植松優友(金光大阪)あたりの名前が出てこなければいけないのだが、3人は夏の状態があまりにも悪かったので、僕の中では評価を下げた。そして、浮上してくるのが岩崎翔(市船橋)と藤村大介(熊本工)の2人。
ご存知の通り、岩崎は夏の甲...
ご存知の通り、岩崎は夏の甲子園大会で150キロを記録した快速球投手である。雑誌『アマチュア野球』(日刊スポーツ出版社)の最新号で分解写真をもとに技術解説を試みているが、実際に見た印象と写真の印象が違うので戸惑った。分解写真のほうがよく見えるのだ。
三塁側から撮影した分解写真だと、バックスイングのときの右腕の外回りや、ステップするときの左足の外回りや、左肩の早い開きなどが、僕がいつも陣取るバックネット裏にくらべ見えにくい。つまり、欠点が薄められるのだ。逆にトップのときの胸の張りや始動のときに上げた左足がどのあたりにあるのかがよくわかる。そういう見えやすさや見えづらさを総合して判断したら、「ドラフト1位」という評価が出てきたのである。
とにかく球が速いというのが魅力。甲子園大会1回戦では5回途中からリリーフに立ち、9回にいきなり150キロを出して驚かされた。スピードガンの誤作動かと思ったがすぐに148キロが出て、機械が正しいことがわかった。しかし、その148キロがクリーンヒットされるのである。まさに未完の大器という形容がぴったりの岩崎。プロではどんな投手になっているのだろうか。
プロでどんな選手になるのか予想がつくのが藤村である。5年先には間違いなく1、2番打者としてダイヤモンドを疾走しているだろう。僕が藤村の試合を見たのは9試合。そしてストップウオッチで計測可能だった33打席中、打者走者としての全力疾走の基準値「一塁到達4・29秒未満、二塁到達8・29秒未満、三塁到達12・29秒未満」を満たしたのが、何と30本もあった。さらによりハイレベルな「一塁到達3秒台、二塁到達7秒台、三塁到達11秒台」が20本あった。藤村は身長173センチ、体重65キロの小兵である。また、走りながら打つ「走り打ち」の悪癖もあり、プロ好みしない一面がある。しかし、これだけ走力に秀でていれば弱点を相殺してもお釣りがくる。藤村を最も高く評価するのはどの球団なのか。最も興味を引かれるのはそっちのほうである。]]>
小関順二
2007-09-24T16:01:37+09:00
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ディフェンスの意識低い唐川侑己
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/13537
最近、佐藤由規(仙台育英)とセットで語られることが多いのが唐川侑己(成田)だ。ともに甲子園を沸かせた快速球投手という共通点がある。しかし、それ以外では共通点が見つからない。たとえば、スピード至上主義のように見える佐藤にくらべ、唐川はスピードに無頓着のように見える。夏に佐藤がスピードを150キロの大台に乗せ、連日のように「すごいすごい」とマスコミに報じられたため、スピードに冷めてしまったのかもしれ...
これは悪いことではない。投手にとって最も大切なのはスピードではなく直曲球のキレとコントロール。これは多くの速球投手の挫折を見てきた者には当然の意見である。また唐川にはキレとコントロールをもたらす投球フォームの美しさという最大の武器がある。たとえば佐藤は今のところ、腕を振って渾身のストレートを右打者の内角に投げ込むことができない。しかし、センバツ大会で広陵と対戦した唐川は右打者の内角に腕を振って144キロのストレートを投げ込んでいた。左肩を開かない投球フォームがあって初めて可能になるボールで、このことだけでも唐川は佐藤より上のレベルで語られるべきであると思う。
これほど実戦的な投球フォームをモノにしておきながら、唐川はディフェンス全般に対する意識が低い。広陵戦に話を戻すと、2回表、唐川は有水啓のバントが小飛球になり絶好の併殺チャンスが訪れたとき、捕球後の一塁送球をためらい併殺を逃している。また、走者を一塁に背負ったときのクイック時間も1・31~1・43秒という遅さで、5回表にはダブルスチールを許している。
ピッチングに実戦性を求めるなら、それ以外のディフェンスにも実戦性を求めるのは当然の話。ギターテクニックに長けていながら、良いギターを選ぼうとしないロックギタリストがいるとしたら、それが唐川である。多分、そんなバカなギタリストはいないと思う。
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小関順二
2007-09-17T21:32:18+09:00
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佐藤由規の不安材料
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/12411
佐藤由規(仙台育英)は言わずと知れたMAX157キロの快速球投手である。その157キロを記録したのは日米親善高校野球大会が行われたアメリカ・ロサンゼルスでのこと。アメリカ人はさぞかし驚いたと思うが、意外と打たれているのも事実。
9/1 4回、被安打3、奪三振7、自責点2
9/2 2回、被安打2、奪三振3、自責点0
気になる新聞記事もあった。1日の佐藤を報じた日刊スポーツ紙がアメリカチ...
9/1 4回、被安打3、奪三振7、自責点2
9/2 2回、被安打2、奪三振3、自責点0
気になる新聞記事もあった。1日の佐藤を報じた日刊スポーツ紙がアメリカチームの3番打者、ヒックスの言葉を紹介しているのだが、ヒックスは次のように佐藤の印象を語っている。
「(昨年の)サイトウはコーナーをついてきた。サトウは外角低め、外角低めという感じ。見逃し三振のボールも低いと思った」(9月3日付け 日刊スポーツ)
ヒックスは佐藤のストレートの伸びを称賛しているのだが、僕が気になったのは「外角低め、外角低め」という部分。甲子園期間中にも書いたが、佐藤は現在のところ外角にしか投げられない投球フォームをしている。バックスイングに行くとき腕が外回りをし、そのため上体に激しい“ねじれ”が生まれ、それが左肩の早い開きを誘い、右打者の内角を狙うとボールが抜けるという悪循環を生む。内角球が抜けるともちろんデッドボールになるので、快速球投手の佐藤には怖くて内角球が投げられない。左打者には関係ないはずだが、内角に投げるということに心理的な抑制が働くのか、甲子園大会では右、左打者に関係なく内角に投げられなかった。
ヒックスの言葉はアメリカでも佐藤のピッチングが変わらなかったことを伝えているわけだが、佐藤は僕が言うような批判を「意地悪」とネガティブに受けとらず、自分のピッチングにはまだ改善の余地があるんだと前向きにとらえてほしい。佐藤が希代の速球投手であることは間違いなく、これからどんどん成長していって田中将大(楽天)や斎藤佑樹(早大)たちと日本の野球を盛り上げていける素材であることも間違いない。しかし、マスコミの無批判の称賛を真に受けると、どんなに素晴らしい素材でも「生き腐れる」ことがある。「褒め殺し」というやつである。そうならないためにも佐藤はもう一度、自分のピッチングを見直すべきである。]]>
小関順二
2007-09-10T21:06:53+09:00
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進化した中田翔のバッティングとは
http://sns.nikkansports.com/communities/266/entries/show/11263
第1回目の登場は“怪物”の異名を取る中田翔(大阪桐蔭高・外野手)。夏は大阪大会決勝で敗れ、甲子園の切符を手にしそこねたが、「20年に1人」と言われる大物感が薄れたわけではない。高校通算ホームラン数は史上最多の87本。大阪桐蔭高は全国随一の実力校だから練習試合の相手もそこそこのレベルが求められる。そういう中で築き上げたホームラン数だということをまず把握しておかなければならない。
技術的には今の...
技術的には今の状態が「いい」「悪い」と言う前に、これまで迷いに迷い、試行錯誤を重ねた事実に目を向けるべきだ。高校1年は一本足、2年秋はすり足、3年夏は再び一本足というように、中田は目に見える大きな変化を自らに強いてきた。これは「もっとうまくなりたい」「もっと安定して打ちたい」という中田の内なる絶叫である。これに耳を傾けず、ああだこうだと言っても中田の本質には迫れない。
3年夏で気になったのは「アウトステップ」という悪癖。昨年夏の甲子園大会で早稲田実の斎藤佑樹(現早大)に徹底した内角攻めをされ苦杯を喫して以来、中田の内角に対する警戒心は尋常でなくなった。他校の投手も植松優友(金光大阪高)を筆頭に内角を攻めることに躊躇しなくなった。それが結果的に中田の本塁打数を増やす結果になっても、中田の内角に対する恐れは倍加したと言っていい。
そこから内角打ちが窮屈にならないようにと、ステップする足を三塁側に踏み出し、内角を空けて構えるようになったのだが、これは相手投手に「僕は内角球が苦手です」とわざわざ宣伝しているようなもの。植松クラスの好投手にかかれば、厳しい内角球はファールにするのが精一杯で、内角攻めをされてカウントを不利にしたあとの外角球で打ち取られるというケースも少なくない。これは実際に昨年の斎藤佑、植松が実証した攻め方である。
中田がこれから「20年に1人」の大物を証明するためにも、内角の克服は絶対にしなければならない。ファンの皆さんは、まず中田がアウトステップするかしないかに目を凝らしてみてほしい。アウトステップもインステップもせず、スクエアにステップする中田がいれば、それは高校時代よりさらに進化した中田翔である。]]>
小関順二
2007-09-04T11:12:09+09:00