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監督人事(1)大物監督の去就


友成那智さん

友成那智さん (0)

2007/10/09 18:10

今オフの監督人事で焦点となるのは今年で契約が切れるヤンキースのジョー・トーリ監督、カージナルスのトニー・ラルーサ監督、フィリーズ、チャーリー・マニエル監督の去就と、監督の交代がすでに決まっているロイヤルズ、レッズ。交代の可能性が高まっているパイレーツの後任人事だ。今回はトーリ、ラルーサ、マニエルの去就について最新情報をお届けしたい。

◆ヤンキース・トーリ監督 残留できる条件はどのあたりか?

トーリ監督に関してはシーズン前半あれだけかみ合わなかったチームの歯車を、後半フルに機能させた手腕が高く評価されており、口うるさいニューヨークのメディアからも、たとえプレーオフで敗退しても複数年の契約延長で報いるべきだという声が出始めている。

しかしこのチームの監督人事はワールドシリーズ制覇を至上命令とするスタインブレナー・オーナーの考え一つで決まるので、大方は、ワールドシリーズ制覇までは達成できなくても、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズで惜敗するくらいの踏ん張りを見せなければ、スタインブレナーは解任に踏み切ると見ている。実際、スタインブレナーは過去に2度、プレーオフ進出を果たした監督をクビにしている(80年のディック・ハウザーと95年のバック・ショウォルター)。ただ、昨年も「解任は時間の問題」と報じられながら早い段階で留任が決まったので、プレーオフで早々に敗退しても残留の可能性は意外に高いかもしれない。更迭された場合、後任の有力候補はジョー・ジラーディ(現ヤンキース専属解説者。前マーリンズ監督)とドン・マッティングリー(現ヤンキース・打撃コーチ)だ。

トーリは今年67歳の高齢だがユニホームを脱ぐ気はなく、他球団が獲得合戦を繰り広げることになるだろう。

◆カージナルス・ラルーサ監督 マリナーズ入りの可能性は?

カージナルスのトニー・ラルーサ監督はデウィット・オーナーやモゼリアックGM代行から留任要請を受けているが、「まわりの雑音をシャットアウトして、じっくり考えてみたい」と述べて、現時点(10月6日)ではまだ何の意思表示もしていない。ラルーサが本来なら喜んでサインすべきところなのに態度を保留しているのは、このところローレン、エドモンズら主力選手と意思の疎通がうまくいかず強いストレスを受けているのが原因で、同監督はシーズン中に度々「セントルイスは居心地が悪くなった」と周囲に漏らし「再契約する気はない」と明言するようになっていた。それが知れ渡った結果、9月に入ると、マリナーズ入りの可能性を取り沙汰する記事や、レッズが熱心にアプローチしているという報道が出るようになったが、結論から言えば、これが現実のものとなる可能性は低い。

エドモンズが「確かに監督とベンチで激しくやりあったこともあったけど、彼がいなければ強いカージナルスも存在しなくなる。ぜひここに留まって欲しい」と語っているように、感情面で軋轢(あつれき)があったとされる選手も大半が留任を望んでおり、そうした声は本人にも伝えられている。それに加え、盟友のダンカン投手コーチも08年まで契約が残っているので、一度はカージナルスを出る気になっていた同監督ではあるが、最終的には残留に傾くという見方が広がっている。

◆フィリーズ・マニエル監督 ヤクルト入りの可能性は?

フィリーズのチャーリー・マニエル監督に関しては、日本で「マニエルは3年契約が今年で切れるのに、フィリーズが契約更新に消極的なので、古巣ヤクルトの監督に就任する可能性がある」という報道があった。この話が現実のものとなる可能性はあるのだろうか?

抜群の成績をあげているマニエル監督がシーズン中に複数年の契約延長を球団からオファーされなかったのは、ギリックGMが08年で契約が切れ、引退することを理由に契約延長を1年(08年のみ)にしたい意向を示し、マニエル側が実績をタテに複数年契約を望んだためであると地元紙は報じている。ギリックには、前任者から引き継いだマニエルではなく自分の意にかなった監督で来季に臨みたいという考えがあったのかもしれない。ただ、この条件面で折り合いが付いていないという地元紙の報道があったのは9月中旬のことで、その後、情勢は大きく変わった。

フィリーズはシーズン終盤、驚異的な追い上げで地区優勝を果たしプレーオフに駒を進めた。そのため、最大の功労者であるマニエルは3年の契約延長で報いられて当然という空気が広がっており、プレーオフ終了後に行なわれる交渉もその方向でまとまるだろう。そのためヤクルト入りはよほどのことがない限り、実現しないだろう。

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コメント (3)

おっとっとっとっさん

おっとっとっとっさん (7)

2007/10/10 12:51

 ESPNが、ヤンキースの後任監督候補に日本ハムのヒルマン監督、ロッテのバレンタイン監督がリストアップされていると報じたとか。
 リストアップ段階でも、そういう時代になったかと。両監督とも、来日した当初は日本の野球に戸惑い、それを乗り越えて日本で成功した指導者。もし実現したら、どんな野球をメジャーでするのか、とても楽しみです。

keiさん

keiさん (0)

2007/10/17 00:28

メジャーでは毎年数名、選手として日本野球を経験した人物が監督をやっていますよね。違った環境でプレーした経験は、指導者となったときにいきてくるものなんでしょうね。
今度は監督として日本野球を経験したヒルマンらが、メジャーでどんな采配を見せてくれるかが楽しみです。来季、どこかの監督になって欲しいな~。

友成那智さん

友成那智さん (0)

2007/10/21 20:54

おとっとっと様へ

ヒルマンがロイヤルズの監督というのは楽しみです。メジャーを代表する貧乏球団で、FA市場で大砲を獲得できないというチーム事情があるので、日本ハムで大成功したスモールボールを徹底的に推し進めたら80年ころのロイヤルズのように、投手力と機動力野球で勝っていくチームに化けるかもしれませんね。
 バレンタインがメジャーに戻る場合、ネックなのは年俸ではないでしょうか。いまロッテでは年俸4億だと思いますが、メジャーでは3年契約をゲットできても年俸は、フランコーナより少し高い150
万ドル程度でしょう。
 日本では監督の年俸がスター選手並ですが、大リーグは3年目くらいまでの監督は大半が50万ドル。少し実績を上げて100万ドルです。ヒルマンも50万ドルからでしょうから(07年の新監督もみんなそうでした)収入面ではマイナス。ヒルマンの場合元がたいしたことないから(一億円だと思いました)、問題ないと思うけど、ボビーの場合、相当ね減収になりますモンね。
トモくん

keiさんへ
ヒルマンはちょうどいいタイミングでロイヤルズに行ったように思います。とくに先発投手でバニスターがものになりそうなので楽しみです。自信喪失気味のグラインキー、ドラフトイの一番指名のプレッシャーで足踏みのホーチバーをヒルマンがダルビッシュや武田勝、八木みたいに化けさせることが出来れば、2008年はいい先発ローテが出来そうです。、
①バニスター
②メッシュ
③グラインキー
④デラローサ
⑤ホーチバー
 あとはブルペンですね。デイトン・ムーアGMに日本から一人二人獲るよう、リストを渡していると思いますよ。
トモくん



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