30球団ルーキー・ウオッチング

第6回:ホワイトソックス&ロイヤルズ


友成那智さん

友成那智さん (0)

2008/06/30 13:22

第6回はホワイトソックスとロイヤルズです。ホワイトソックスはセカンドで大活躍のアレクセイ・ラミレス。ロイヤルズはショートでスタメン出場する機会が増えているマイク・アヴィレスを取り上げます。

<ホワイトソックス>

アレクセイ・ラミレス Alexei Ramirez
■190センチ 83キロ 右投右打
■ポジション:セカンド、ショート、センター
■生年月日:1981年9月22日
■メジャー昇格:2008年3月31日
■出身地:キューバ
■出身校:不詳
■ドラフト:2008年、ドラフト外、ホワイトソックス
亡命後いきなり大活躍の2007年のキューバリーグ・本塁打王

<プロフィール>
2007年9月にキューバから亡命し、いきなり華々しい活躍を見せた俊足好打の万能選手。元々は遊撃手だが、キューバのナショナルチームではセンターで活躍。2006年のWBCでは16打数6安打でチームの準優勝に貢献。決勝では松坂大輔から二塁打を1本放っている。2007年には打撃面で急成長しキューバリーグ(1シーズン90試合制のプロリーグ)で20本塁打を放って本塁打王に輝いたあと9月にドミニカに亡命した。スムーズにドミニカ亡命が認められたのは、奥さんがキューバの医科大学で学んでいたドミニカ人だったためだ。亡命のニュースが伝わると5球団が獲得合戦を繰り広げたが、08年1月にホワイトソックスが4年500万ドルで獲得し、開幕メジャー入りを果たしている。打撃面では速球にめっぽう強いハイボールヒッターで初球から積極的に打ちにいくことが多い。弱点は緩い変化球。追い込まれてからチェンジアップを落とされるとバットが空を切ることが多い。身体能力が抜群に高いため守備面ではセカンドだけでなく、センターでもスタメン出場しているが、守備範囲の広さはどちらも平均レベル。セカンドではダブルプレーも卒なくこなしエラーが少ない。ポテンヒットになりそうなフライの捕球がうまく、しばしば背走して好捕しピッチャーを助けている。センターの守備では強肩が光るが凡ミスが多い。俊足で抜け目のない走塁を見せるがピッチャーのモーションを盗む技術はイマイチ。

<ファイブツール評価:5点満点>ミート4 パワー4 走塁4 守備4 肩4
<将来性:10点満点>★★★★★★★★★(9)

<ロイヤルズ>

マイク・アヴィレス Mike Aviles
■175センチ 88キロ 右投右打
■ポジション:ショート
■生年月日:1981年3月13日
■メジャー昇格:2008年5月29日
■出身地:ニューヨーク州
■出身校:コンコーディア・カレッジ
■ドラフト:2003年・ロイヤルズ・7巡目 
将来的にはセカンドのレギュラーか

<プロフィール>
マイナー時代は過少評価されていたが、メジャーに上がった途端ハイレベルな打撃技術でショートのレギュラーにのし上がった努力家。ラテン系のブルーカラーが多いブロンクスのキャッスルヒルで生まれ育つ。両親はプエルトリコからの移住者。少年時代スポンジボールで野球を覚え、学生時代は規模の小さいブロンクスのコンコーディア・カレッジでプレーしていたためほとんど注目されない存在だった。ウリはミートがうまいことと強肩。スイングがコンパクトでパワーもけっこうあるため、ライナーで外野の間を抜ける長打が多い。ボールの見極めも良く、左投手の球筋をよく読んでチャンスによく打つ。マイナー時代はやや守備範囲が狭かったが、これも平均レベルまでアップしており、二遊間の打球に対する強さはペーニャ異常と評価されている。グルゼラーネクが38歳でセカンドのレギュラーをつとめるのは今季限りと思われるので、将来的には「2番・セカンド」が指定席になる可能性がある。

<ファイブツール評価:5点満点>ミート4 パワー3 走塁3 守備3 肩4
<将来性:10点満点>★★★★★★(6)

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