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第8回:アスレチックス&レンジャーズ


友成那智さん

友成那智さん (0)

2008/10/15 15:47

第8回はアスレチックスとレンジャーズです。アスレチックスは先発で活躍のグレッグ・スミス、野手ではライアン・スウィーニーを取り上げます。レンジャーズはシーズン後半、先発ローテに入って投げているマット・ハリソンを紹介します。

<アスレチックス>

グレッグ・スミス Greg Smith
■188センチ 86キロ 左投左打
■ポジション:先発
■生年月日:1983年12月22日
■メジャー昇格:2008年4月10日
■出身地:ルイジアナ州
■出身校:ルイジアナ州立大
■ドラフト:2005年、6巡目、ダイヤモンドバックス
■速球のスピード 140キロ前後(ツーシーム)、140キロ台中頃(フォーシーム)
■持ち球と決め球 ◎チェンジアップ、◎カーブ、○スライダー、○カッター、○ツーシーム、フォーシームの速球
多彩な変化球を操るトム・グラヴィン2世

<プロフィール>
一級品のチェンジアップとカーブを操って新人らしからぬ頭脳的なピッチングを見せるサウスポー。ダイヤモンドバックスからダン・へイレンと交換で来たプレーヤーの一人で、開幕メジャー入りはならなかったが、開幕直後に昇格してローテ入り。その後は、勝星には恵まれなかったものの、ツーシーム主体の速球にチェンジアップ、カーブ、カッター、スライダーを組み合わせた緩急自在のピッチングで安定したピッチングを見せ、5イニングを投げ切れなかった試合は2度しかない。内容も見事で、無失点に抑えた先発試合が5度もある。とくにマリナーズには相性がよく、2度先発して2度とも7回を無失点に抑えている。欠点は速球の威力に欠けるためボールが浮き出すと、とたんに一発を食うケースが多くなること。7月にはそうなるケースが多く、ひと月で7本もスタンドに運ばれている。マウンド度胸がよく、制球力もあるので、今後はグラビン・タイプのサウスポー・エースに成長する可能性を秘めた逸材だ。

<ファイブツール評価:5点満点>球威3 制球4 緩急5 守備牽制4 マウンド度胸4
<将来性:10点満点>★★★★★★★★(8)

ライアン・スウィーニー Ryan Sweeney
■193センチ 97キロ 左投左打
■ポジション:ライト、センター
■生年月日:1985年2月20日
■メジャー昇格:2006年9月1日
■出身地:アイオワ州
■出身校:ザビエア高
■ドラフト:2003年、2巡目、ホワイトソックス
将来のチームリーダーと目される外野のホープ

<プロフィール>
フランク・トーマスが「将来のスター候補」と賞賛するホワイトソックスからアスレチックスに来て天分を開花させた外野手。最大の長所はミートがうまいことで、ややクラウチング気味に構えるため、外角低目の速球を逆方向にライナーで弾き返すシーンが多く見られる。また、ローボールヒッターで、バットコントロールもいいため、チェンジアップ、カーブ等の緩い変化球に抜群に強く、チャンスに打席に立つと相手投手が得意にするチェンジアップ、ないしカーブを狙い撃ちして長打にするケースがよく見られる。そのため今季はランナーがいない場面では打率が2割6分1厘であるのに対し、得点圏打率は3割6分1厘という高率だった。守備範囲の広さ、肩の強さも平均以上で外野の3つのポジションは卒なくこなす。課題は左投手を苦手にしていること。とくに外側のボールになるスライダーに引っかかるケースが多い。その欠点を克服すれば、毎年150試合以上に出場してコンスタントに3割をマークする打者に成長するだろう。シーズン中は、仲良しのダリック・バートンと共同でコンドミニアムを借りて住んでいる。

<ファイブツール評価:5点満点>ミート5 パワー3 走塁4 守備4 肩4
<将来性:10点満点>★★★★★★★★★(9)

<レンジャーズ>

マット・ハリソン Matt Harrison
■193センチ 101キロ 左投左打
■ポジション:先発
■生年月日:1985年8月16日
■メジャー昇格:2008年7月8日
■出身地:ノースカロライナ州
■出身校:ステム高
■ドラフト:2003年、3巡目 ブレーブス
■速球のスピード 140キロ台後半(ツーシーム、フォーシーム)、140キロ前後(カッター)
■持ち球と決め球 ◎チェンジアップ ○カーブ ○スライダー ○ツーシーム、フォーシーム ○カッター
若い投手が育たないチームに出現した技巧派のホープ

<プロフィール>
制球が安定しているときは、目を見張る好投を見せる多彩な変化球を操る技巧派左腕。07年7月末にタシェアラと交換でブレーブスから獲得した若手の一人。7月上旬にメジャー昇格を果たし、新人投手が育たない環境にあるレンジャーズで3カ月足らずの間に8勝をマークしたのは立派。防御率が悪いのはピッチャーの墓場のような本拠地球場で投げなくてはいけないからで、ロードでの防御率は4・70と、ア・リーグの先発投手の平均レベルだ。ピッチングは145~153キロのムービング・ファストボールに130キロ前後のチェンジアップ、カーブ、スライダー、カッターを組み合わせて投げている。サウスポーながら左打者を苦手にしているが、これはスライダーを覚えて、まだ日が浅いため。メジャーに上がったばかりの頃は、低めに集めようという意識が強すぎて四球を連発していたが、メジャーのマウンドに慣れるにしたがってそれが見られなくなっているので、今後楽しみな存在だ。

<ファイブツール評価:5点満点>球威3 制球2 緩急4 守備牽制3 マウンド度胸3
<将来性:10点満点>★★★★★★(6)

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