30球団ルーキー・ウオッチング

第9回:フィリーズ&メッツ


友成那智さん

友成那智さん (0)

2008/10/16 19:13

第9回はフィリーズとメッツです。この2つの球団は他チームに比べると目立った活躍をしているルーキーはいませんが、フィリーズでは終盤になって先発投手のJ.A.ハップが初勝利をあげ、メッツではダニエル・マーフィーが勝負強いバッティングを見せているので、この2人を取り上げます。

<フィリーズ>

J.A.ハップ J.A.Happ
■198センチ 90キロ 左投左打
■ポジション:先発
■生年月日:1982年10月19日
■メジャー昇格:2007年6月30日
■出身地:イリノイ州
■出身校:ノースウエスタン大
■ドラフト:2004年、3巡目、フィリーズ
■速球のスピード 140キロ台前半(ツーシーム、フォーシーム、カッター)
■持ち球と決め球 ◎チェンジアップ、○カーブ、○ツーシーム、ファーシーム、○スライダー
制球がよくなれば先発ローテに定着できる期待の左腕

<プロフィール>
シーズン終盤、ローテに入って大事なゲームで好投している技巧派サウスポー。ピッチングは138~146キロの速球とチェンジアップのコンビネーションが主体。速球はスピードには欠けるが、軌道を変えながら投げてくるので、見た目より威力がある。最大の武器であるチェンジアップは横に大きくシュートしながら落ちるタイプと、タテに大きく沈むタイプがあり、チェンジアップを続けて投げる場合でも、違うタイプを組み合わせているケースが多い。課題はスライダーのレベルアップ。これをうまく使えないため、マイナーでも、メジャーのマウンドでも左打者に長打を食うケースが多い。長身でオーバーハンドから一級品のチェンジアップを投げ込んでくるためコール・ハメルズによく似た印象を受ける。

<ファイブツール評価:5点満点>球威2 制球3 緩急4 守備牽制3 マウンド度胸4
<将来性:10点満点>★★★★★(5)

<メッツ>

ダニエル・マーフィー Daniel Murphy
■188センチ 95キロ 右投左打
■ポジション:レフト、サード
■生年月日:1985年4月1日
■メジャー昇格:2008年8月2日
■出身地:フロリダ州
■出身校:ジャクソンヴィル大
■ドラフト:2006年、13巡目、メッツ
今季後半はチームの首位打者。天性の打撃センスの持ち主

<プロフィール>
天性の打撃センスを備えたプレーヤー。8月2日にメジャーに昇格後、レフトのレギュラーに定着し、広角にライナーを弾き返すバッティングでチームに多大な貢献をしている。ミートのうまさはマイナー時代から評判で、二塁打を量産する打者として知られていたが、メジャーでもその長所をいかんなく発揮しており、メジャーでも10打席に1本のペースで二塁打、ないし三塁打を放っている。もう一つの長所はバットコントロールがいいこと。そのため空振りが少なく、狙った方向に打球を運ぶことができる。そのためジェリー・マニュエル監督は2番打者で起用し、大きな成果をあげている。マイナーではずっとサードを守っていたが、メジャーではサードにデービッド・ライトがいる関係でレフトを守らされている。マイナー時代はエラーを連発するサードだったが、メジャーでのレフトの守備も、大きなエラーこそないものの、ややぎこちない。

<ファイブツール評価:5点満点>ミート5 パワー3 走塁3 守備2 肩3
<将来性:10点満点>★★★★★★★(7)

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