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後藤新弥さん (1) |
2008/04/04 21:03
日本で最も長い歴史を積み重ねてきたボートレース「開成高校対筑波大付属高校定期競漕大会」第80回大会が19日、埼玉県戸田市で行われる。そのOB戦の練習にかり出された。おやじも筑附の前身東京教育大学付属高校時代に「シート外し」の迷手として活躍したことがある。こぐのはそれ以来。「呼び戻した青春」はあまりに痛々しかったが、土手の桜に負けず劣らず、OB仲間の思い出話に花が咲いた。 同年輩クルー いきなり手が滑って、オールを水中深く突き刺してしまった。舟が揺れた。
☆ 終了後本領? 練習もサボり、艇も古かったため、尻をスライドさせるシートを外す「最も初歩的なミス」を繰り返した。ひんしゅくを買い、代表クルーに入れなかった。今回借りた艇は整備万全、その心配だけはなかったが、やがて腰痛が始まった。 1000メートルの往復練習、2回目に乗った。後から加わったため、すでに勘を取り戻した他のOBについていけない。でも昔とは違う。今はもう誰もとがめてない。同情が胸に痛かった。 終わった後は楽しかった。「おれたちのころの母校は」談義が始まった。「自分を売り込んで出世しようなんて生き方を小ばかにしたよ」「そもそも歴史、伝統をへとも思わなかったし、身分肩書に頼る大人をさげすんだ」「卒業後に誰かが国会議員になって有志が激励会を開いたら『校風に反する』と、激励会を非難する会を隣で開いた連中がいた」。 ☆ 早慶より多い 開成高との定期戦は20年に始まり、付属の40勝39敗、今年が日本で最も多い「80回」記念大会だ。ちなみに中断の多かった東商レガッタ(1887年~)は今年60回目、早慶レガッタ(05年~)は77回目である。
いろいろなことがあった。57年大会は付属側に不都合があって欠場し、不戦敗となった。無念の歴史だ。
ボートは「何でこんな苦しいことを」と自問自答するような競技だ。だからこそ、相手校とも友情を温め合うことができるのだ。
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