08年センバツ密着レポート

斎藤圭祐の球威は「大会屈指」


小関順二さん

小関順二さん (9)

2008/03/24 23:20

 大会3日目は楽しい顔ぶれが揃った。第1試合が常葉菊川と明豊、第2試合が千葉経大付、第3試合が今治西という面々。常葉菊川には戸狩聡希(投手)、酒井嵩裕(遊撃手)、伊藤慎吾(中堅手)、中川雅也(右翼手)、千葉経大付には斎藤圭祐(投手)、谷勇哉(捕手)、明豊には千速太樹(一塁手)、今治西には水安洸太(投手も野手として)、瀧野光太朗(2年・三塁手)が今年、来年のドラフト候補。それぞれによさを見せて楽しかったが、この日の主役は斎藤(右右・184/84)。興譲館戦のMAX144キロは、自己最速の142キロを2キロ上回る自己最速。左肩の開きが早く右打者にはどうしても外角主体のピッチングを強いられるが、それでも興譲館各打者の踏み込みを許さない球威とスピードは高校球界のトップランクと言ってもいい。
 ストレート以外では斜めから切れ込んでくるスライダーと小さい落差のフォークボール(あるいはスプリット)のキレ味が素晴らしく、平板になりがちな外角主体のピッチングに凹凸を加えている。課題のフィールディング全般、あるいはけん制にうまさが出てくれば今年秋のドラフトで声がかかることは間違いないだろう。
 もう1人名前を挙げたいのが明豊の5番打者、河野凌太(2年生・右翼手・右左・175/80)。この選手を見ることができたのは本当に収穫である。打つ形がよくて結果がいい、というのがスカウトやマスコミにとっては何よりも嬉しい。全国区の戸狩相手に4打数2安打は十分、評価できる成績である。2人以外では長野日大の投手、上村圭佑(右左・172/70)の野手的センスのよさに驚かされた。野手的センスとは二塁けん制や、バント処理のときのフィールディングで、これは本当に声が出るほど素晴らしかった。足もそこそこ速いので、いい1、2番打者になれる素質を秘めていると思う。

ソーシャルブックマークへ投稿(ソーシャルブックマークとは はてなブックマークに追加 Buzzurlにブックマーク

コメント (0)

コメントはまだありません。



トラックバック (0)

トラックバックは受け付けていません。