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曽川博さん (2) |
2007/09/24 22:21
ピッチングスタイルには大きく分けて3種類の体重移動の形があります。足の踏み出し方によって、ジャパニーズスタイル、アメリカンスタイル、キューバスタイルと区別していますが、体型や年齢、下半身の強さによりいろいろ試してみてほしいと思います。日本の指導者はジャパニーズスタイルの投球を好みますが、それだけに当てはめてしまうとコントロールが定まらず、伸び悩んでしまうケースが多く見受けられるような気がします。ジャパニーズスタイルは足を上げて、そのままヒップファーストでランディングしながら前に移動する。
多くの指導者がよくタメを作れとか、下半身の粘りを作れとか言うときに指導されていますが、なかなかそのフォームが出来るようになるには相当のトレーニングが必要になってきます。また、最近の日本人も生活スタイルや食事などの変化により、手足が長くなるなどの体型の変化が起こってきていると思います。ジャパニーズスタイルは体のそんなに大きくない選手には有効だと思いますが、手足の長い大型の選手にこの投げ方を当てはめると、コントロールが身につくまでに多くトレーニングの時間が必要になる可能性があります。アメリカスタイルとは、前足を上げて全体重を前にかける様にドーンと投げ下ろす形で、投げ終わりはグラブを持っている方向に倒れる傾向があるフォームです。
速球派のクローザーなどに多く見られますが、このフォームですと下半身によってタイミングをずらすことが困難なため、一本調子になりやすく、だんだんアメリカでも少なくなっている傾向にあると思います。 そして最後に最近よく見られるキューバスタイル。キューバのコーチがよく言っていますが、足を上げて、真下に下ろして降ろしてから前に開くという形ですが、体の中心線がブレなく、体重移動もスムーズで下半身への負担も少ないので比較的安定した投球がしやすいと思います。(ソフトバンクの斉藤和己投手をイメージしていただくと分かりやすいかと思います。)
また、足を下ろしたときから前へ移動する際にバッターとのタイミングをズラす感覚も得られるので、手足が長くヒョロッとした選手で、下半身が弱いからフォームが安定しない、コントロールが定まらないという問題を抱えている選手にぜひ試してもらいたいと思います。
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