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      <![CDATA[さきく「まりぞぅ、おはよー」<br /><br />まりぞぅ「おはようございます」<br /><br />さきく「まりぞぅは、もうお花見に行ったのかな？」<br /><br />まりぞぅ「えっ？もうそんなに咲いてましたっけ？」<br /><br />さきく「早咲きの種類の桜は、もうイイ感じよ！」<br /><br />まりぞぅ「わーい、まりはお花見とかそういうイベントごと大好きなの。さっそくみんなに声かけなきゃ……」<br /><br />さきく「そうねー、まりぞぅはにぎやかなことスキよね。麻雀で言ったら、一色手より三色手のほうが好みなんじゃない」<br /><br />まりぞぅ「一色手って、ひとつの色だけ集めるってことでしょ。なんだか難しそう。だったらまりは三色手のほうがスキかも」<br /><br />さきく「その三色手の勉強が前回で終わったでしょ。なので今回から新しい手役、イッキツーカンの勉強に入るわよ！」<br /><br />まりぞぅ「先生、その手役の名前、なんか長くないですか？今まで習った役の名前は、ヤクハイ・ピンフ・タンヤオ・サンショク…でしょ。イッキツーカンってなんか変な感じ」<br /><br />さきく「まりぞぅはやっぱり目の付けどころが違うわ。さすがね！実はね、イッキツーカンっていう呼び方はゲーム中ほとんどしてなくて、みんな略して〈イッツー〉って呼んでるのよ」<br /><br />まりぞぅ「そーでしょ。なんかヘンだと思いました。じゃあまりもイッキツーカンのことは、イッツーと呼んでいいんですね」<br /><br />さきく「そうよ。では、そのイッツーという手役の説明から始めるわよ。ペンとノートの準備はいいかなー？」<br /><br />まりぞぅ「ハイ」<br /><br />さきく「まりぞぅ、イッツーはね、漢字で書くと一気通貫という字を使うのよ。つまり読んで字のごとく、一気に貫いていく手役ってことなのよ」<br /><br />まりぞぅ「一気に貫いていく？えっ？何をですか？」<br /><br />さきく「へぇ、まりぞぅもけっこうせっかちなところがあるのね。大事なところだから慌てないで聞いてね」<br /><br />まりぞぅ「だってー、早く聞きたいんだもん……」<br /><br />さきく「イッツーとは、ひとつの色、たとえばワンズでもピンズでもソーズでもいいんだけど、その色の１～９までの数牌をひとつずつ全て揃えるってことなの」<br /><br />まりぞぅ「へぇ～、１～９までひとつずつつなげていくってことか。だからイッツーって呼ぶんですね。なるほどなぁ～……」<br /><br />さきく「まりぞぅは、ホント、もの覚えが早いわよねー」<br /><br />まりぞぅ「あっ、先生、またいじわるな言い方してるでしょ。たぶん先生は、まりはもの覚えはいいけど、それが実にならないタイプだって言いたいんでしょ。ね、そうでしょ！？」<br /><br />さきく「あら、まりぞぅ、なかなか鋭いわね」<br /><br />まりぞぅ「もー、先生ったら、まりはまじめに勉強してるんだから！からかわないでください！！しっかり身につけていきますから！」<br /><br />さきく「はいはい。ごめんごめん。ではイッツーの話の続きをするわよ。まりぞぅ、次の手を並べてみて」<br /><br />１１２３４５７８９ｍ３４５６７ｐ<br /><br />まりぞぅ「はい、並べました」<br /><br />さきく「ここから何を捨てるとピンフのテンパイになるかわかる？」<br /><br />まりぞぅ「２ｍか５ｍです」<br /><br />さきく「そうだよね。じゃあまりぞぅ、この手からイッツーを狙うとすれば何を捨てればいいと思う？」<br /><br />まりぞぅ「えーと……１ｍかな」<br /><br />さきく「正解！この手をピンフだけで終わらせず、ピンフテンパイ時の雀頭１ｍをひとつ外すことによって、イッツーのテンパイが見えてくるのよ。まりぞぅ、あと何を引いてくればイッツーが完成するかわかる？」<br /><br />まりぞぅ「先生、それはチョー簡単です。６ｍでしょ」<br /><br />さきく「そうなの、６ｍが引ければイッツーのテンパイになるのよ。<br />６ｍを引いて３ｐを捨てると→１２３４５６７８９ｍ４５６７ｐ<br />６ｍを引いて７ｐを捨てると→１２３４５６７８９ｍ３４５６ｐ<br />どちらも、イッツー完成の雀頭待ちテンパイよ」<br /><br />まりぞぅ「なるほどね。最初のピンフテンパイのときは、１ｍが雀頭だったけど、その１ｍをイッツー狙いで１枚外したから、そのイッツーがテンパイしたときには雀頭が消えちゃったんだ！だから雀頭待ちなんだ」<br /><br />さきく「まりぞぅ、ほんとに素晴らしいわ！その理解力というか、センスのよさは、まさに麻雀向きね」<br /><br />まりぞぅ「テヘへ、あんまり誉めないでください。まり、照れちゃうから」<br /><br />さきく「わかったわかった。でもほんとに楽しみだわ。次回は、イッツーの作り方を本格的に勉強しますからね。しっかり復習してきましょうね！」<br /><br />まりぞぅ「は～い、先生」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「おはよー、まりぞぅ。準備はできてるかなー？」<br /><br />まりぞぅ「は～い！先生、今日はバッチリですよ！」<br /><br />さきく「それは頼もしいわね。たしか今回の問題は、半分以上をクリアすることが目標だったわよね？」<br /><br />まりぞぅ「は、はい。たぶん…大丈夫だと思いまーす」<br /><br />さきく「では（１）から始めましょうか！」<br /><br /><br />（１）<br />３４５５５６ｍ４５ｐ３４５７７８ｓ<br /><br />さくき「ここから何を捨てるの？」<br /><br />まりぞぅ「まりは、８ｓを捨てます。サンショクとタンヤオを狙っていくには、タンヤオにならない９ｓ引きがイヤだから、その受けを否定するところから入ります」<br /><br />さきく「う～ん……惜しいなぁ。もう少しなんだけどなぁ。残念！」<br /><br />まりぞぅ「え～～１問目から間違えちゃったのー、えー、まり自信あったのになぁ…」<br /><br />さきく「そう、まりぞぅが言うように、サンショクとタンヤオを両立させることはとても志の高い考え方よ。でもね、この手牌は、ワンズが重い形になってるの。だから６ｍから捨てて欲しいのよ」<br /><br />まりぞぅ「６ｍですか！？へぇ～…どう違うんだろ８ｓ切りと」<br /><br />さきく「もちろん、まりぞぅの８ｓ切りは間違いではないのよ。麻雀はね、その打ち手の個性もあるし、麻雀観もそれぞれだから、正解はひとつとは限らないのよ。だから、実はまりぞぅの答えも正解なのよ！」<br /><br />まりぞぅ「わぁ～い！正解でいいんですね。でも６ｍ切りがよくわからないなぁ」<br /><br />さきく「８ｓ切りと形のうえではほとんど変わりはないのよ。ただ、８ｓ切りだと、ワンズの受けが４ｍと７ｍでしょ。すでに自分で１枚使ってる形と、６ｍ切りでソーズのリャンメン残しを比較するとわかるはずよ。ワンズよりソーズの受けを残したほうが、アガリやすいのよ」<br /><br />まりぞぅ「ふぅ～ん、そういうことなんだ。でも８ｓ切りでも正解なんだから、マリは納得よ。エヘ」<br /><br />さきく「では次にいきます」<br /><br /><br />（２）<br />７９９９ｍ６７７８９ｐ３４５７８ｓ<br /><br />さきく「さて、この手牌は何切り？」<br /><br />まりぞぅ「これは簡単です。間違いなく７ｐ切りです。だって７ｐさえ捨てちゃえば、７８９か６７８のサンショクになるはずだもん。違うのかな」<br /><br />さきく「そのとおり！正解よ、まりぞぅ！」<br /><br />まりぞぅ「でしょ、でしょ」<br /><br />さきく「じゃあ次の問題」<br /><br /><br />（３）<br />４５６７８９９ｍ５５６６ｐ５６７ｓ<br /><br />さきく「ここから何を切るのかな？」<br /><br />まりぞぅ「う～ん、これけっこう難しくて…たぶん、まりは５ｐか６ｐを外していくかな」<br /><br />さきく「あらら、それは不正解よ。よーく手牌を見てごらんなさい。８ｍを捨てれば５６７もしくは４５６のサンショクに対応できるはずよ」<br /><br />まりぞぅ「あ、いけない！そうだよ、あああ…。まりは何を見てるんだろ…（涙）」<br /><br />さきく「そうね～まりぞぅはワンズの３メン受けを大事にしようと考えたと思うの。でもね、それって、手役じゃなくて組み合わせを優先する打ち方なのよね」<br /><br />まりぞぅ「あっ、出た出た、まりの一番のウイークポイント。また出ちゃった！」<br /><br />さきく「さ、気を取り直して次の問題をやりましょう」<br /><br /><br />（４）<br />２４５５６ｍ２３４ｐ３４４５６７ｓ<br /><br />さきく「まりぞぅは何切りかなー？」<br /><br />まりぞぅ「はーい、まり、こういう手、大好きなの。でも考えるとけっこう難しいのよね、この問題。悩んだ結果、まりは６ｍを切ります」<br /><br />さきく「あら～大胆な打ち方ね、６ｍ切りは。狙いはよくわかるわ。２３４のサンショクを決め打っていくのよね」<br /><br />まりぞぅ「ハイ！」<br /><br />さきく「ただね、２３４のサンショクを狙うにしても、タンヤオ・ピンフの含みも残して、４ｓを捨てておくのが先なのよ。わかるかなぁ？」<br /><br />まりぞぅ「４ｓ切りかー…なるほどねー、そうなんですね。ソーズの３メン受けをまず作っておいて、その後のツモが、２ｓなら６ｍ切り、５ｓや８ｓなら５ｍ切りね。先に２ｍや５ｍが引いたら、サンショクは諦めて、タンヤオ・ピンフにすればいいのね」<br /><br />さきく「まりぞぅは優秀な頭脳を持ってるわ。お世辞抜きで末恐ろしい子よ」<br /><br />まりぞぅ「テヘ、先生にそんなふうに言われると照れちゃうな。でも嬉しいな！」<br /><br />さきく「では最後の問題よ」<br /><br /><br />（５）<br />１１２３４５ｍ３４５ｐ３５７ｓ白白　<br /><br />さきく「ここまで４問中２問正解ね。最後の問題で、まりぞぅの目標はクリアできるのかな～？」<br /><br />まりぞぅ「ズバリ、７ｓ切り！どうです先生、正解でしょ。ね、先生！」<br /><br />さきく「どうしてそんなに自信があるのかわからないけど……正解よ！じゃあ、７ｓ切りの理由を言ってみて」<br /><br />まりぞぅ「役牌の白があるのでちょっと幻惑されちゃったけど、シンプルに３４５のサンショクを狙えばいいんだから、ソーズで５６７という組み合わせは要らないってこと。だからまず７ｓから捨てるべきかなと思ったの」<br /><br />さきく「よく考えてるわね。安心したわ、まりぞぅ。これでサンショクはまりぞぅの得意手になったわね。 組み合わせを増やす作業も大事だけど、それ以上に大切なことは、手役を作りにいくことなの。だから、まりぞぅはかなり成長してるはずよ！よかったわ」<br /><br /><br />まりぞぅ「やったー！先生、５問中３問正解よ。これでサンショクは卒業できるかな？」<br /><br />さきく「もちろん！次回からは新しい手役の勉強よ。手役の名前だけ予告しておくわね。『一気通貫（イッキツーカン）』という役よ」<br /><br />まりぞぅ「イッキ？ツーカン？なんじゃその名前（笑）はーい、わかりましたー」<br /><br />さきく「では今回はこのへんで。まりぞぅ、またねー」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「は～いまりぞぅ！元気にしてる～？花粉症の季節真っ盛りだけど、まりぞぅは大丈夫かな～？ 」<br /><br />まりぞぅ「先生、まり花粉症には強いんだけど、寝不足と風邪気味で少しだけ冴えないかなー」<br /><br />さきく「あらあらまたそんなこと言って。もしかして…今回ダメだったときのいいわけ…？」<br /><br />まりぞぅ「そんなことありません。まりは具合悪くても、ちゃんと復習してきましたよ！もう、先生ったら意地悪なんだからぁ」<br /><br />さきく「そうなの。それなら安心だけど、その鼻声じゃあんまり期待できないわ」<br /><br />まりぞぅ「クシュッ……」<br /><br />さきく「では、サンショクのおさらいを問題を解きながらやりましょーね。問題は５問。すべて東場の子方の手牌で６巡目よ。すでに１４枚並んでるから、そこから何を切るか考えてみて」<br /><br />まりぞぅ「はい、先生！」<br /><br />さきく「じゃあ、始めるわよ」<br /><br />（１）３４５５５６ｍ４５ｐ３４５７７８ｓ<br /><br />（２）７９９９ｍ６７７８９ｐ３４５７８ｓ<br /><br />（３）４５６７８９９ｍ５５６６ｐ５６７ｓ<br /><br />（４）２４５５６ｍ２３４ｐ３４４５６７ｓ<br /><br />（５）１１２３４５ｍ３４５ｐ３５７ｓ白白<br /><br />さきく「この５問よ。まりぞぅは、どれくらいできるかなー？楽しみね！」<br /><br />まりぞぅ「いつもこういう問題すると、半分以下しか正解できないから、今回は半分以上の正解を狙います」<br /><br />さきく「そうね、そろそろそれくらい答えられないといけないわね」<br /><br />まりぞぅ「うっ…プ、プレッシャーかかっちゃうよ～」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「おはよう、まりぞぅ！さぁ始めるわよー！」<br /><br />まりぞぅ「は・はっくしょん！……」<br /><br />さきく「あれ～、風邪ひいてる？」<br /><br />まりぞぅ「い、いえ…は・は・はっくしょん！花粉症にかかっちゃったみたいなんですぅ」<br /><br />さきく「えーっ！？まりぞぅ早いわねー、もうかかっちゃったの？大丈夫かなぁ、花粉症にかかると思考力がガクンと落ちちゃうから」<br /><br />まりぞぅ「先生、大丈夫ですから始めてください。まり集中しますから…はくしょん！」<br /><br /><br />さきく「今回はサンショクの応用編ですよ。まりぞぅ、次の手牌を並べてみて」<br /><br />５５６７８９ｍ１１６７ｐ５６７８ｓ<br /><br />まりぞぅ「はい、並べました」<br /><br />さきく「この手牌からまりぞぅは何を捨てるのかな？」<br /><br />まりぞぅ「サンショクの可能性を考えると…５６７と６７８が見えるなー。どっちだろ？<br />うーん、まりは５ｍ切り」<br /><br />さきく「へぇ～、５ｍ切りね…やっぱりまりぞぅはリャンメン形を確保する打ち方が大好きなのね！」<br /><br />まりぞぅ「え～～、またやっちゃったのかなー！？まりはすぐシュンツ作りのほうに意識がいっちゃうから。役作りをおろそかにしてないか、チェックしてるつもりなんだけど…まだダメなのかなー」<br /><br />さきく「そうねぇ。もうちょっとなんだけどなー。ただ、この手牌の並び、サンショクを狙うにしても少し難しい並びになってるから、仕方ないんだけど」<br /><br />まりぞぅ「５ｍ切りじゃないとしたら、５ｓ切りかなぁ？いやなんかそれも違うような気がするなぁ……」<br /><br />さきく「まりぞぅの言うとおり、５６７か６７８か、どっちの三色を狙えばいいのか迷う手牌です。こういうときはね、まだどちらかに決めつける打ち方はしないで、９ｍを捨てておけばいいのよ」<br /><br />まりぞぅ「９ｍ？へぇ、９ｍですか。でも９ｍを捨てると６７８のサンショク狙いに見えてしまうけど、違うんですか？」<br /><br />さきく「そうなの、６７８に決めたように見えるでしょ。でもねまりぞぅ、９ｍを捨てたあと６７８のサンショクが崩れる５ｐを引いてきたらどうすればいいと思う？」<br /><br />まりぞぅ「えーと、５ｐを引いてきたら、手牌は５５６７８ｍ１１５６７ｐ５６７８ｓになるから…８ｓ切りかな～？それともタンヤオにもっていく１ｐ切り？う～ん、まりはなんとなく８ｓを切っちゃいそう」<br /><br />さきく「惜しいなぁまりぞぅ。８ｓを捨てるってことは、６７８狙いから５６７狙いに切り替えることでしょ。確かにその感覚は正しいのよ」<br /><br />まりぞぅ「ということは……８ｓ切りじゃないってことだから…あっ、８ｍ切りかな？」<br /><br />さきく「そう、その８ｍ切りがサンショクを狙っていくための好手なの。狙いはもちろん５６７のサンショク。８ｍを捨てると、手牌は、<br />５５６７ｍ１１５６７ｐ５６７８ｓ<br />になるでしょ。まりぞぅ、この手に何を引いてくれば５６７のサンショクになるのかな？」<br /><br />まりぞぅ「えへへ、これは簡単４ｍか６ｍです」<br /><br />さきく「コラコラ、ちゃんと考えてるのまりぞぅ！？もっとよく手牌を見る習慣をつけなきゃダメよ！まりぞぅは、さら～っとしか手牌を見てないもの。もう一度見てごらんなさい」<br /><br />まりぞぅ「は～い………あっ、３ｍでもいいんだ！あっ、７ｍでもいいんだ！まり、集中してないのかな、どーして気づかなかったんだろ」<br /><br />さきく「えっ？そのふたつだけ？どうしてもっとよく見ないのかな。手牌を見るときは、端から端までしっかり見ないとダメですよ！」<br /><br />まりぞぅ「５５６７ｍ１１５６７ｐ５６７８ｓ<br />この手に何を引いてくれば５６７のサンショクになるのかを考えると……そっかー１ｐでもいいんだ。ということは、７ｓや８ｓでもいいのかな？」<br /><br />さきく「そうよ、そのとおり。もう少し正確に言うと、５ｍや６ｓや９ｓでも５６７のサンショクが狙えるのよ。つまり、ワンズは３４５６７、ピンズは１、ソーズは６７８９、この１0種類の牌を引いてくれば５６７のサンショクテンパイになるわけなの。わかるかなまりぞぅ？」<br /><br />まりぞぅ「へえ～、スゴイな～、そんなにあるんだ。パッと見ただけじゃ全然気がつかないなー」<br /><br />さきく「そうでしょ、だから手牌を見るときは、よーく見ないとね。そうしないと色々と変化していく組み合わせのパターンを見落としてしまうから。それに、手役も見落としやすくなるから、気をつけましょうね！」<br /><br />まりぞぅ「はい、先生。これからまりは、端から端まで、手牌をよ～～く見ることにしまーす」<br /><br />さきく「そうね。じゃあもう一度最初の手に戻してみましょうか」<br /><br />５５６７８９ｍ１１６７８ｐ５６７８ｓ<br /><br />さきく「ここからサンショク狙いで何を捨てていけばいいかというと、９ｍ切り。９ｍを捨てておけば、一見６７８のサンショク狙いに見えても、実は５６７のサンショクも視野に入っているという便利な打ち方なのよ。どう？まりぞぅ、理解できたかな？」<br /><br />まりぞぅ「はーい、先生、まり、今回もすっごく勉強になりました」<br /><br /><br />さきく「そう、よかったわ。では次回は、サンショクの総まとめで、恒例の練習問題をやってもらうわよ。忘れないよう、手抜きしないで復習しておきましょうね！」<br /><br />まりぞぅ「てへ、まりはちゃんとやっておきまーす…は・は・はっくしょ～ん！！」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「さぁまりぞぅ、気合いを入れてサンショクの勉強を始めるわよ！心の準備はできてるかなー？」<br /><br />まりぞぅ「あれ～、先生、今回は前フリ無しでいきなり全開モードですか～？やば、まりはまだ寝起きなんで、頭が回ってないかも～……」<br /><br />さきく「まりぞぅ！いつも言ってるでしょ、この場に来るときは、すぐに勉強できる態勢にしてきなさい！って。そんなこと言ってるようでは、まだまだ甘いわよ」<br /><br />まりぞぅ「せ、先生、すみません、シャキッとやりますから、始めてください」<br /><br />さきく「そう、じゃ、さっそく次の手牌を並べてみてちょーだい」<br /><br />３３３５６ｍ３４５ｐ３５７８８８ｓ<br /><br />まりぞぅ「はい、並べました」<br /><br />さきく「まりぞぅは、この手から何を捨てるのかな？」<br /><br />まりぞぅ「はい、まりは３ｓを捨てます。なぜ３ｓを捨てるかと言うと、３ｓを捨てておけば、４ｍか７ｍが先に入ったときに、５ｓを捨てるとテンパイが６７９ｓ待ちになるから、なんかとってもアガリ易そうにみえたからです。」<br /><br />さきく「なるほどね。さすがまりぞぅね。組み合わせの増やしかたはパーフェクトに近いわね。ただし…まだ学習能力が足りないわね。前回でも何回かつまずいたところがあったけど、まりぞぅは、１雀頭４メンツの組み合わせを作ることばかり気にかけているの。もちろん、アガるためには必要なことよ。でもね、麻雀の本当の楽しさは、組み合わせをマシーンのように増やしていくことではなくて、手役を作りにいくことなのよ。だから、手牌を眺めるときには、何か手役が出来るんじゃないかな？っていう目配りが必要なの。わかる？」<br /><br />まりぞぅ「はい、先生。まりのウイークポイントなのわかってるんだけど、どうしてもまだ組み合わせ作りのほうに意識がいってしまうんです。ダメだなぁ…」<br /><br />さきく「もう一度手牌をよーく眺めてごらんなさい。何か役ができそうに見えないかな？」<br /><br />まりぞぅ「え～～と、えーっ？先生、ま・まさか、この手から３４５のサンショクを狙っていくんですかー？？うっそー！」<br /><br />さきく「あのね、まりぞぅ、手役っていうのはね、アガリへのスピード重視で打つ人にとっては邪魔にすらなる存在なの。でも、その存在を無視ばかりして打っていると、運はどんどん離れていくのよ。まりぞぅは、自分の運が弱くなるより強くなったほうがいいでしょ」<br /><br />まりぞぅ「もちろん！でもこの手からサンショクはなー…狙いにくいなー。あっ、そっかー、６ｍを捨てて３４５のサンショクを狙った打ち方をすれば、同時に９ｓの受けがなくなるから、タンヤオも確定するんだ。なるほど！そういうことかー」<br /><br />さきく「あら、そこまでの道理、まりぞぅよく理解できたわねぇ。素晴らしいわ！」<br /><br />まりぞぅ「テヘ。でもね先生、６ｍを捨てると３ｓ切りよりも格段にテンパイする確率は落ちちゃいますよね？」<br /><br />さきく「３ｓ切りだと、テンパイする牌種は４・５・６・７ｍ、５・６・７・９ｓの８種。そして６ｍ切りだと、４・５ｍ、３・４・５・６・７・９ｓの８種。あらら、まりぞぅ、牌種は同じ数よ。しかも、９ｓの受けも残るからタンヤオが確定するわけでもないのよ。枚数的にもピッタリ一緒。だから、テンパイへ遠回りすることなく３４５のサンショクが狙っていけるのよ」<br /><br />まりぞぅ「ふう～ん。なるほどなー。そうなんですね」<br /><br />さきく「なんだか納得いってないみたいね。じゃあもうひとつ違う手を並べてもらおうかな。いい、まりぞぅ」<br /><br />３４６６６８ｍ３４５６７８ｐ７８ｓ<br /><br />さきく「さて、ここから何を捨てていくのかな？」<br /><br />まりぞぅ「３ｍです。もー、先生ったら、まりをバカにしてるでしょ。いま習ったばっかりのサンショク作りですよ。この手牌は６７８のサンショクを狙うから、組み合わせ作り優先はやめて、３ｍ→４ｍと捨てていく打ち方をするんです」<br /><br />さきく「そのとおり！３ｍを捨てたあと、すぐに５ｍを引いてしまったら、サンショクはあきらめて、ピンフのテンパイにとってもいいし、あくまでもサンショクを狙って、４ｍと５ｍを落としていく大胆な打ち方もあるのよ。ま、ふつうはテンパイにとるけど。サンショクの狙い方、だいぶわかってきたわね、まりぞぅ」<br /><br />まりぞぅ「簡単な形はわかると思うけど、まだ気がつかない形も多いと思うなー」<br /><br />さきく「じゃあ次回は、ちょっと複雑な形や、サンショクの目について勉強しましょうね！」<br /><br />まりぞぅ「えっ？！サンショクの目？なにそれ～。先生ったら、また難しいことまりに教えようとしてるぅ……」<br /><br />さきく「そんなことないわよ。まりぞぅなら大丈夫。すぐに理解できる話だから。楽しみにしててね」<br /><br />まりぞぅ「はーい」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「おはよー！どう、最近の調子は？」<br /><br />まりぞぅ「おはようございます、先生。最近ね、全然麻雀打てなくなっちゃって…。調子いいとか悪いとかいう問題じゃないの」<br /><br />さきく「あらあら、そんなに忙しいんだ。じゃあ、予習する暇もなかったってこと？もしかして、さぼったんじゃないの～？？」<br /><br />まりぞぅ「先生の意地悪。まりはやる気はあるの！だけどホントに忙しくて、ごめんなさい」<br /><br />さきく「ハイハイ、わかったわよ。じゃあ始めるわよ。今回からサンショクドウジュン【三色同順】という役を覚えるんだったわね」<br /><br />まりぞぅ「そうそう、その役の名前、いま思い出しました」<br /><br />さきく「正式名称はサンショクドウジュンだけど、一般的な呼び方としては、サンショクでいいのよ」<br /><br />まりぞぅ「はい！サンショク、ですね！」<br /><br />さきく「では、サンショクとはどんな役か説明していくわよ。いい、まりぞぅ？」<br /><br />まりぞぅ「ハイ、ノートの準備できまーした！」<br /><br />さきく「サンショクはね、漢字で書くと、三つの色という字を使うんだけど、この色ってなんの色かわかるかな、まりぞぅ？」<br /><br />まりぞぅ「三つの色？え～～…白・發・中のことかなー？」<br /><br />さきく「あはは。まりぞぅ、それって前に習った三元牌でしょ。ちょっと違うんだなー」<br /><br />まりぞぅ「そっか。三つの色ねー……わかんないなー…」<br /><br />さきく「降参ね、まりぞぅ」<br /><br />まりぞぅ「はい、降参です、先生」<br /><br />さきく「三つの色とはね、数牌三種のこと。つまりは、ワンズ・ピンズ・ソーズのことなのよ」<br /><br />まりぞぅ「アッ、そっかー！まりとしたことが…どうして気づかなかったんだろ」<br /><br />さきく「その三種でね、同じ数位のシュンツを作るとね、サンショクになるのよ」<br /><br />まりぞぅ「同じ数位？それってどういうことですか？」<br /><br />さきく「たとえば、ワンズで１２３というシュンツがあるとするでしょ。そうしたら、ピンズでも１２３、ソーズでも１２３というシュンツを作るとね、１２３が三種の数牌でそろい踏みするでしょ。わかる？言ってる意味」<br /><br />まりぞぅ「わかる、わかる。数位って聞くと、なんだか難しく聞こえちゃうけど、ワンズ・ピンズ・ソーズの三種で『イチ！ニー！サン！』『イチ！ニー！サン！』ってそろえていけばいいんでしょ。うふふ、まりはこの役に向いてるかも」<br /><br />さきく「えっ？どうして？」<br /><br />まりぞぅ「だってまり、リズム感があることって、体で覚えられるから！」<br /><br />さきく「なるほどね。じゃあまりぞぅ、１２３のサンショクの他に、サンショクになる組み合わせって、いくつあるかわかるかな？」<br /><br />まりぞぅ「うっ…またまた厄介なこと聞いてくるぅ…。１２３の他かぁ…７８９でもいいのかなー？」<br /><br />さきく「そう、７８９のシュンツでも、ワンズ・ピンズ・ソーズでサンショクができるでしょ。同じように、２３４・３４５・４５６・５６７・６７８と組み合わせができるはずよ」<br /><br />まりぞぅ「ほんとだ！エッ、そうすると、１２３～７８９まで、７通りもサンショクができる可能性があるのね。へぇ～、おもしろいねー」<br /><br />さきく「そうなの。７通りもあるから、たいてい、手牌を見たらサンショクの可能性があるわけなの。あとはどこまでサンショクを追いかけていけるか、という話になるのよ」<br /><br />まりぞぅ「サンショクを追いかける…か。ふぅ～ん、なんだかカッコイイなー」<br /><br />さきく「たとえば、次の手牌」<br /><br />１２３７７９ｍ１２３６６ｐ３６７ｓ<br /><br />さきく「ここから１枚捨てていかなければならないとき、まりぞぅなら何を捨てるかな？」<br /><br />まりぞぅ「エ？３ｓしかないでしょ、ここから捨てる牌は」<br /><br />さきく「そう、３ｓしかないわよね。でもそれは昨日までのお話。今日からは、サンショクという役を覚えたんだから、７ｍか９ｍを捨てて、３ｓはキープしておこうね」<br /><br />まりぞぅ「ど、どーしてなの？」<br /><br />さきく「まりぞぅ、よーく手牌を見てごらんなさい。ワンズで１２３、ピンズで１２３が完成してるじゃない。もしサンショクを作りにいくとしたら、あと何ができてくれればいいの？」<br /><br />まりぞぅ「ソーズの１２３」<br /><br />さきく「そうでしょ。だったら、組み合わせ的に今はいらないからって、３ｓを捨てちゃうのはもったいないでしょ。わかるかな？」<br /><br />まりぞぅ「わかります、先生。まりはいつもそうだけど、組み合わせを作ることばかりに目が向いちゃって、手役をおろそかにすることが多いのね。気をつけないとダメだなぁ」<br /><br />さきく「えらいわね、まりぞぅ。自分の悪いところがわかってる人は成長が早いものよ。そういう意味では、まりぞぅは成長株ね！」<br /><br />まりぞぅ「えへへ」<br /><br />さきく「今回は、サンショクという役をさらっと覚えてもらったけど、次回から本格的な勉強に入るからね。しっかり予習してきてね、まりぞぅ」<br /><br />まりぞぅ「はい、先生！」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「さあ、まりぞぅの回答をチェックしましょーか。どれくらいできてるかなー？」<br /><br />まりぞぅ「先生、けっこう難しかったんですけど…。パッと見は簡単そうに見えたんだけどなぁ、タンヤオを意識すると、こんがらかっちゃったんですぅ」<br /><br /><br />さきく「では第１問。親の手牌の６巡目」<br /><br />５６８８９９ｍ２２４５ｐ１３５６ｓ<br /><br />まりぞぅ「まりは、９ｍを切りまーす。９ｍを捨てて、ピンフっぽくしておいて、ツモがよければタンヤオも付けちゃおーかな」<br /><br />さきく「正解！この手は、けっこう簡単だったかな。雀頭がたくさんある手牌だから、８ｍか９ｍか２ｐのトイツのうち、ふたつをほぐしていけばいいから、タンヤオに近づいていくように９ｍから外していくのが正解です。ソーズの１３のカンチャン部分は、早めに２ｓを引けばピンフにすればいいけど、引かないようだったらタンヤオに決めたほうがいい手牌ね。だから、まず９ｍから捨てましょう」<br /><br />まりぞぅ「はい！」<br /><br /><br />さきく「では、第２問。これも親の手牌の６巡目」<br /><br />２２４６７７７ｍ１１３４４ｐ６７ｓ<br /><br />まりぞぅ「まりは、６ｍを捨てます。この手牌は、７ｍがアンコになってて難しい形になってるから、まずはワンズのカンチャンから整理して手牌をスッキリさせます」<br /><br />さきく「う～ん、確かに６ｍ切りは悪くない選択だけど、この手牌は、１ｐを二枚とも外してしまえば、タンヤオが確定する手になるから、１ｐから外すのが正解なの。組み合わせをうまく作ろうとすることと、役作りをすることの優先順位は難しい話になるんだけど、やっぱりこの手はタンヤオ作りを優先させようね」<br /><br />まりぞぅ「そっかー、なるほど。まりはすぐ組み合わせを作りにいきたくなっちゃうからなー。気をつけまーす」<br /><br /><br />さきく「よしよし。いい子ね。では第３問。南家の６巡目の手牌」<br /><br />３４６７ｍ３４５６ｐ３４５６ｓ北北<br /><br />まりぞぅ「３ｐを切るか３ｓを切るか、かなり迷ったんですが、３ｐかな。これを切れば、あとは、２ｍか５ｍか８ｍが入ればテンパイするから。ね、先生、合ってるよね？」<br /><br />さきく「そうねぇ。３ｐや３ｓ切りは無難な選択なんだけど、やっぱりタンヤオを勉強した成果を出してほしいなー。だから、ここは北を２枚落としていく打ち方を正解にしたいな。まりぞぅの答えでも間違いとは言えないけど、せっかくタンヤオ・ピンフができるチャンス手だから、積極的に狙っていってほしいなぁ」<br /><br />まりぞぅ「そうなんですね。まりは早く組み合わせを作ることばかり考えてるからダメなのかな……」<br /><br /><br />さきく「いやいや、まりぞぅはセンスがあるから、パッと手牌を見たときに、４組の組み合わせをどこで作ろうかと考えるわけ。だから、つい手役作りが疎かになっちゃうだけなのよ。がっかりしないで、第４問やってみましょうね！西家の６巡目の手牌です」<br /><br />３４５５７７８ｍ２２２ｐ４５６７ｓ<br /><br />まりぞぅ「５ｍ切りです。これは自信あるかな。だって５ｍさえ捨てておけば、なんか何ツモってきてもリャンメン形ができそうだもの」<br /><br />さきく「そうね、確かにまりぞぅの考え方は正しいわ。ただし、良い組み合わせを作るという前提でね。でもこの手牌は、手役作りをも視野に入れて考えてほしいのよ。だから、８ｍを捨ててほしいの。８ｍさえ捨てておけば、９ｍの受け入れを拒否できるからタンヤオがとっても作りやすくなるのよ。８ｍ切りとの違い、わかるかな？」<br /><br />まりぞぅ「そうですよね。まりはやっぱりアタマ硬いな。タンヤオ、タンヤオって、言われてるのに、また組み合わせを優先した考え方をしてるし…ダメだなぁ」<br /><br /><br />さきく「まだ覚えて間もないから仕方ないのよ。まりぞぅは賢い子だから、手役作りに慣れてくれば簡単に正解が出るようになるわよ。さぁ～て最後の問題よ。北家の６巡目の手牌」<br /><br />２３６７ｍ４５６ｐ４５６６７８８ｓ<br /><br />まりぞぅ「えっとー…まりの答えは８ｓ切り。あとは雀頭ができればOKでしょ。これでも間違ってるのかなー？」<br /><br />さきく「まりぞぅは基本に忠実ね。ただ、２３ｍというリャンメン形は、１ｍが先に入っちゃうとタンヤオもピンフも崩れちゃうから、この手からは思い切って２３ｍのリャンメンを外し、タンヤオ・ピンフを狙う作戦が手役狙いの良い打ち方になるのよ。もちろん、まりぞぅの言うとおり、８ｓ切りでも間違いではないわよ。ただ、タンヤオという手役を強く意識するのであれば、ワンズのリャンメン外しが正解になるのよ。わかるかなこの意味？」<br /><br />まりぞぅ「はい、先生、手役を狙うということは、最短距離をいくわけではないってことなんですね。組み合わせばかり巧く作ろうとしたら、手役作りが疎かになるってことですよね。まり、よくわかったよ」<br /><br /><br />さきく「そう、なかなかそこまでうまく自分の考えを伝えられないものよ。まりぞぅはセンスの固まりかも…先々がとっても楽しみだわ！では次回からは新しい手役にチャレンジしましょーね」<br /><br />まりぞぅ「せ、先生！新しい手役って、何ですか？！予習しておくので、いま教えてくださーい」<br /><br />さきく「三色同順よ」<br /><br />まりぞぅ「サンショクドウジュン？？へんな名前ね。まりその手役、しっかり勉強してきまーす」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「節分も終わって、暦の上ではもう春ね。どう？最近の調子は？」<br /><br />まりぞぅ「先生！聞いて聞いて！この間勉強対局中に国士無双をあがったんだよ！すごいでしょー！」<br /><br />さきく「へぇ～、それはすごいけど、まりぞぅ国士無双って役知ってたの？」<br /><br />まりぞぅ「うふふ、まりは復習だけじゃなくて予習もやってるんだから！当然、知ってたよー・・・」<br /><br />さきく「えっ？本当に？まりぞぅ」<br /><br />まりぞぅ「えへへ、実は勉強対局だから、教えてもらいながらやってたの。そしたらあっという間にその役になちゃって」<br /><br />さきく「やっぱり。でも、役満をあがれるなんて、たくさん打ってる人でも年にそうあることじゃないから、とってもおめでたいことなのよ」<br /><br />まりぞぅ「こいつは春から縁起がいいや！ってやつですね、先生！」<br /><br /><br />さきく「さ、おしゃべりはこれくらいにして、前回予告したとおり、タンヤオの総決算の日よ。問題は５つ。何を切ればいいのかその理由も含めてまりぞぅに答えてもらうわよ、いいわね」<br /><br />まりぞぅ「はーい！まりは楽しみにしてましたー！」<br /><br />問１<br />親番６巡目<br />５６８８９９ｍ２２４５ｐ１３５６ｓ<br /><br />問２<br />親番６巡目<br />２２４６７７７ｍ１１３４４ｐ６７ｓ<br /><br />問３<br />南家６巡目<br />３４６７ｍ３４５６ｐ３４５６ｓ北北<br /><br />問４<br />西家６巡目<br />３４５５７７８ｍ２２２ｐ４５６７ｓ<br /><br />問５<br />北家６巡目<br />２３６７ｍ４５６ｐ４５６６７８８ｓ<br /><br /><br />さきく「この５問よ。ちょっとまりぞぅには簡単すぎるかもしれないけど、やってみて」<br /><br />まりぞぅ「え～。パッと見ただけでも頭の中がグルグルしてきたよ、やばい・・・」<br /><br />さきく「あら、そうかしら。この問題の回答は次回のお楽しみに♪」<br />]]>
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    <dc:date>2008-02-08T01:28:41+09:00</dc:date>
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      <![CDATA[さきく「まりぞぅ、おはよー」<br /><br />まりぞぅ「おはようございまーす」<br /><br />さきく「あら、鼻声ね、風邪ひいたの？」<br /><br />まりぞぅ「このごろずっと寒かったでしょ。なのにまり、新潟のほうに行ったり、四国に行ったりしてたから、体調崩したみたいなの」<br /><br />さきく「それはいけないわね。でもそれは勉強してない言い訳にはならないから、もちろん復習はしてきてるわよね！」<br /><br />まりぞぅ「………だ、大丈夫だと思いまーす」<br /><br />さきく「なんかちょっと頼りないけど、さっそく始めるわよ。今回でね、タンヤオの勉強は最終回、しっかり頭の中に入れましょうね」<br /><br />まりぞぅ「は～い」<br /><br /><br />さきく「では次の手牌を並べてみて」<br /><br />２３７８８ｍ３４６７ｐ４４６７８ｓ<br /><br />まりぞぅ「はい、並べました」<br /><br />さきく「まりぞぅは、この手牌から何を捨てていくのかな？」<br /><br />まりぞぅ「えーと、まりは８ｍを捨てまーす」<br /><br />さきく「ふむふむ、で、その理由は？」<br /><br />まりぞぅ「えっ、８ｍを捨てておけば、ワンズとピンズそれぞれリャンメン形が４ヶ所残るでしょ。そのうちの３ヶ所が埋まればピンフ手が完成するから、この手からは８ｍ切りしかないと思いまーす」<br /><br />さきく「そうよね。まりぞぅはピンフ役を作る名人だったわね」<br /><br />まりぞぅ「エヘ、そうかしら。先生にそう言われると、まり、その気になっちゃうなー」<br /><br />さきく「ただね、まりぞぅ。タンヤオという役をせっかく覚えたんだから、もうひとひねりした考え方を持ったほうがいいんじゃない。もう一度手牌をよく見てごらんなさい」<br /><br />まりぞぅ「はーい、えーと……タンヤオかぁ………うん？１ｍが先に入るとタンヤオにならないか……そっかー、２ｍと３ｍを先に外していく手があるんだ！」<br /><br />さきく「そう、そうなの。まりぞぅの８ｍ切りは、確かにピンフ役だけを作るには最適の一打よ。でもタンヤオ役も考えるなら、８ｍを先切りしないで、８ｍや４ｓがアンコになってもいい構えを作っておけばいいのよ。わかるでしょ」<br /><br />まりぞぅ「まりはやっぱりアタマ固いなー。どうしてもピンフを覚えたらピンフばっかりに意識がいって、せっかくタンヤオ役を覚えたのに全然生かされてないもん。ダメだなー」<br /><br />さきく「もうひと息なのよ。だからそんなに悲観的にならなくていいのよ。まりぞぅは賢い子だから、すぐにコツを掴むわよ」<br /><br />まりぞぅ「だといいけど…なぁ」<br /><br /><br />さきく「じゃあもうひとつ練習してみましょうか」<br /><br />３４５５７ｍ３５６７８ｐ１１６７ｓ<br /><br />まりぞぅは何を捨てるの？まりぞぅ「えーと……すでに２組シュンツが出来てるね。それにソーズでリャンメン形も１組あるから……えー難しいなぁ。でもまり７ｍを捨てそうだなー」<br /><br />さきく「７ｍ？それはどうしてかな？」<br /><br />まりぞぅ「うーん、ハッキリした理由はないんだけど、ワンズよりピンズのほうがリャンメン形に変化しそうに見えるからかな。しかもこの手は１ｓが雀頭だからタンヤオにはならないし、違うのかな～？」<br /><br />さきく「リャンメン形を増やすというまりぞぅの考え方だけで言えば、ワンズは４ｍと８ｍしかリャンメンに変化しないけど、ピンズは２ｐ・７ｐそれに６ｐ・９ｐと４種類もリャンメン形に変化する牌があるから、まりぞぅの言うとおりなのよ」<br /><br />まりぞぅ「でしょ、でしょ、やっぱり合ってるんだ！」<br /><br />さきく「でもね、まりぞぅはタンヤオにはならないって決めつけちゃってるけど…雀頭に見立てている１ｓを手牌から消しちゃう手は思いつかなかったのかな？」<br /><br />まりぞぅ「エッ？！１ｓ切り？へぇー雀頭を無くしてタンヤオにしちゃうんだ。ということは、手役を狙うときは、ピンフよりタンヤオを優先したほうがいいってことですか？」<br /><br />さきく「そこがまた微妙に難しいところなんだけど…。基本的にはね、ピンフが一番大切な役なんだけど、タンヤオ役も付けられそうなときは、ちょっと冒険して狙っていくのも面白いのよ」<br /><br />まりぞぅ「ふぅ～ん、そういうものなんですね」<br /><br />さきく「この手に限った話ではないんだけど、雀頭はね、強く意識することはない存在なの。いつでも作れるんだ…くらいの気持ちでいいのよ。この手牌でも、２ｍ・５ｍ・７ｍ、３ｐ・５ｐ・８ｐを引いてくれば、ホラすぐ雀頭になるじゃない」<br /><br />まりぞぅ「ホントだ。すぐに復活する。面白いね、先生」<br /><br />さきく「そうなの、こういう復活パターンさえ覚えておけば、タンヤオ役を作りにいくとき、とても便利なのよ。わかったわね、まりぞぅ！」<br /><br />まりぞぅ「ハーイ！！ピンフも大事だけど、タンヤオのチャンスがあれば、合わせ技で狙っていけ！ってことですよね」<br /><br /><br />さきく「ほんとにまりぞぅは物覚えがいいし、自分なりに噛み砕いた解釈ができる子なのね。大したものよ！」<br /><br />まりぞぅ「オホホ。私、もしかして、いつか先生になれるかしら」<br /><br />さきく「コラーッ！！調子に乗ってると、また痛い目に遭うわよ～。次回は、タンヤオ役のおさらいテストをします。しっかり復習してきなさい！わかったわね！」<br /><br />まりぞぅ「す、す、すいませーん。わかりましたー」<br />]]>
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    <dc:date>2008-02-01T13:33:17+09:00</dc:date>
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      <![CDATA[さきく「さぁ今回はいよいよタンヤオの作りかたをやるわよ～。いいわね、まりぞぅ！」<br /><br />まりぞぅ「はーい。ちゃんと復習してきたから大丈夫でーす」<br /><br /><br />さきく「ほんとかなぁ？じゃあ、次の手を並べてみて」<br /><br />１２２３４５ｍ２２２４６８ｐ６６ｓ<br /><br />まりぞぅ「並べました」<br /><br />さきく「この手牌からまりぞぅは何を捨てるのかな？」<br /><br />まりぞぅ「はい、まりは２ｍを捨てまーす」<br />さきく「どうして？」<br /><br />まりぞぅ「６ｓを雀頭として見れば、ピンズが２ヶ所カンチャン形だから、ワンズくらいリャンメン形にしておきたいなって思ったからです」<br /><br />さきく「なるほどね。そっかー、まりぞぅは組み合わせの基本っていうか、リャンメン形作りを忠実に守っているのよね」<br /><br />まりぞぅ「エッ？間違ってるんですか？」<br /><br />さきく「いや、そうじゃないのよ。たしかに組み合わせだけを増やしていく基本からいえば、まりぞぅの２ｍ切りが正解よ。ピンズは４６８ｐという形だから、これ以上良い形が生まれないわよね。だからワンズに良い形を求めようとするまりぞぅの考え方は間違ってないわよ」<br /><br />まりぞぅ「やったぁー」<br /><br />さきく「でもね、麻雀は組み合わせを増やしていけばいいゲームじゃないのよ。一番大切なことはね、手役をどう作っていけばいいのか？ってことを考えていくゲームなのよ。ところで、まりぞぅがいままで覚えた手役は何だったっけ？」<br /><br />まりぞぅ「えーと……役牌とピンフかな」<br /><br />さきく「そうよね。その２つの手役に加えて、今回はタンヤオって役を覚えるの。前回でも説明したけど、タンヤオ役ってどんな決まりがあったかな？」<br /><br />まりぞぅ「はい、先生。タンヤオという役は、数牌の２～８までで作り、１と９と字牌が手の中にあったらダメなんです」<br /><br />さきく「あら、ちゃんと復習してきたって、ほんとね！そのとおりなの。まりぞぅ、さっきの手牌をもう一度よく見てごらんなさい」<br /><br />まりぞぅ「１２２３４５ｍ２２２４６８ｐ６６ｓでしょ」<br /><br />さきく「その手牌の中でタンヤオに使えない牌はいくつ入ってるかな？」<br /><br />まりぞぅ「…アッ！１ｍだけだ先生！まり全然気がつかなかったよー。１ｍさえ捨てちゃえば、タンヤオになるんだよね」<br /><br />さきく「そうよ。形としてはリャンメン形にはならない１ｍ切りだけど、まりぞぅが雀頭候補に見立てた６ｓに５ｓや７ｓがくっついたら、２ｍが雀頭のリャンメン形が新しく作れるじゃない」<br /><br />まりぞぅ「うん、わかるわかる」<br /><br />さきく「麻雀はね、組み合わせを作っていく基本はリャンメン形作りなんだけど、手役っていう大切な話が絡んでくると、リャンメン形をあえて作りにいかない打ち方もあるのよ。よく覚えておこうね」<br /><br />まりぞぅ「ハーイ」<br /><br /><br />さきく「じゃあ次の手からは何を捨てればいいと思う？」<br /><br />１３５７８ｍ３３５６８９ｐ１２２ｓ<br /><br />まりぞぅ「う～ん……難しいなぁ、これ。まりは１ｓを捨てるかなー」<br /><br />さきく「やっぱりそうか。パッと見たら１ｓが一番いらないように見えるわよね」<br /><br />まりぞぅ「え～違うの～センセ～」<br /><br />さきく「ちょっと難しかったかもしれないけど、この手牌からは９ｐを捨てるのが賢い打ち方なのよ」<br /><br />まりぞぅ「９ｐ？ふぅーん」<br /><br />さきく「タンヤオという手役だけを考えた場合、１ｍ・９ｐ・１ｓがいらないでしょ」<br /><br />まりぞぅ「はい」<br /><br />さきく「ピンズの並びをよく見てごらんなさい。９ｐを捨てても、４ｐや７ｐが吸収できる形になっているでしょ」<br /><br />まりぞぅ「ふむふむ」<br /><br />さきく「で、１ｓなんだけど、３ｓが入ればタンヤオにはならないけど、シュンツが１組増えて、今度はピンフに近づくじゃない」<br /><br />まりぞぅ「３ｓが入ると２ｓがいらなくなって、雀頭を３ｐに想定すれば……あ、なるほど」<br /><br /><br />さきく「タンヤオを第一候補にして、ピンフを第二候補にするわけ。すると、一番その狙いから外れる９ｐが真っ先に不要牌となるわけよ。こういう手役の狙い方は、実戦で使うことが結構多いわよ。わかったかな」<br /><br />まりぞぅ「先生に説明されるとよーくわかるんだけど、まり、ひとりで考えるとまだまだそこまで頭が回らないの、困ったなぁ」<br /><br />さきく「そんなことないない。まりぞぅはもの覚えがとてもよくて、頭の回転も速いわよ。心配ないから」<br /><br />まりぞぅ「あーあ、先生に慰められちゃった。くそー、次回こそしっかりした答えをするぞー！」<br /><br />さきく「そうそう、その意気その意気！」<br />]]>
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    <dc:date>2008-01-24T10:00:04+09:00</dc:date>
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      <![CDATA[さきく「前回でピンフのおさらいが終わったから、今回からは新しい役の勉強に入るわよ。まりぞぅ、起きてるかな～？」<br /><br />まりぞぅ「おはようございまーす！先生。まりはたっぷり睡眠とってきたから、今回はバッチリです。なんでもスキーッと頭に入っていく感じだからビシビシ鍛えてくださ～い」<br /><br /><br />さきく「あら、そんなこと言って大丈夫かしら。今回新しく覚えてもらう役はタンヤオよ」<br /><br />まりぞぅ「タ・ン・ヤ・オ？」<br /><br />さきく「そう、タンヤオ。漢字で正確に書くとね【断ヤオ九】」<br /><br />まりぞぅ「先生、【ヤオ】って字、間違えてない？漢字になってないよ」<br /><br />さきく「それがそうじゃないのよ。【ヤオ】って字はね、日本語にはなくて中国語なのよ。だから辞書にも載ってない漢字だから書けないの。ところでまりぞぅ、ヤオチュー牌って、どんな牌だったか覚えてるかなー？」<br /><br />まりぞぅ「ヤオチュー牌？あれ～何だったっけ～……思い出せないです」<br /><br />さきく「じゃあロウトウ牌は？」<br /><br />まりぞぅ「ロウトウ牌？なんか聞いたことあるなぁ。あれ～何だったっけ～……やっぱり思い出せないよー」<br /><br />さきく「あらあら、もの忘れが激しいわねー。っていうか覚えてるつもりで、どんどん忘れていってるんじゃないの？」<br /><br />まりぞぅ「そ、そんなことありません。たまたま忘れちゃってるんですぅ」<br /><br />さきく「それならいいけど。まず、ヤオチュー牌だけど、これは、１・９・字牌のことよ」<br /><br />まりぞぅ「あっ！そうそう、そうだった！」<br /><br />さきく「それからロウトウ牌は、１・９牌のことよ」<br /><br />まりぞぅ「うっ……そうだった。なんてまりはもの覚えの悪い子なんだろ…」<br /><br />さきく「それはね、マジメに取り組んでないからよ。いつも言っているように、この場だけが勉強の場じゃないんだから！ちゃんと復<br />習して、ひとつひとつしっかり覚えないとダメなのよ」<br /><br />まりぞぅ「ごめんなさい、先生、これからはちゃんと復習しまーす」<br /><br />さきく「わかってくれたならいいけど、初心者のときに覚えたことって、ずっと自分の財産になるのよ。だから、中途半端な覚えかたはタブーにしないとね。わかったわね、まりぞぅ」<br /><br />まりぞぅ「ハイ」<br /><br /><br />さきく「【断ヤオ九】という漢字の意味はね、ヤオ九を断つという意味なの。つまり、１・９・字牌は不要になるということ。この意味わかる？」<br /><br />まりぞぅ「え～っと……１・９・字牌を断つということは、それ以外の牌は、２・３・４・５・６・７・８だから、それらの牌を使いなさいっていうことなのかな？」<br /><br />さきく「そうなの、まさにそのとおりよ。まりぞぅの鋭いところはそういうところね。タンヤオという役はね、２～８までの数牌だけで構成されてるということなのよ」<br /><br />まりぞぅ「うんうん。なんか簡単に作れそうな役ね」<br /><br />さきく「そうね。１・９・字牌を使ったらダメよという役だから、わかりやすくてすぐ狙ってみたくなるかもしれないわね。でもね、まりぞぅ、１・９・字牌って全部で何種類あるのかな？」<br /><br />まりぞぅ「１・９牌が６種類で、字牌が７種類だから、全部で13種類」<br /><br />さきく「じゃあ、２～８までの数牌は何種類かな？」<br /><br />まりぞぅ「ひとつの色で７種類あるから、ワンズ・ピンズ・ソーズの３色で21種類」<br /><br />さきく「そうよね。ということは、麻雀牌34種類のうち13種類を犠牲にして、残り21種類の牌だけで役作りするのがタンヤオでしょ」<br /><br />まりぞぅ「そうです」<br /><br />さきく「タンヤオという役の道理は簡単そうに思えるけど、実はそう簡単に完成させられる役じゃないことを、今のうちに理解しとおきましょうね。この意味わかるわよね」<br /><br />まりぞぅ「はい。13種類を犠牲にしなければならない役であること、しかと覚えておきまーす！」<br /><br /><br />さきく「では問題です。どんな牌を使ってもいいから、タンヤオをテンパイさせた形を作ってみましょう」<br /><br />まりぞぅ「はーい。テンパイということは、次に何か来ればアガれる形ってことでしょ？」<br /><br />さきく「そうよ」<br /><br />まりぞぅ「こんな形でもいいのかなー、先生」<br /><br />２２２５６７８８ｍ３４ｐ６６６ｓ<br /><br />さきく「あら、ずいぶん速くできたわね！正解よ。それでいいのよ。まりぞぅは、理解力も応用力もあるわね。あとは…」<br /><br />まりぞぅ「ちゃんと復習して、記憶に残せ！ってことですよね」<br /><br />さきく「あはは、わかってるじゃない」<br /><br />まりぞぅ「まりは麻雀が大好きだから、先生に言われたこと、ちゃんと守ります。ホントだよ」<br /><br /><br />さきく「わかったわ。その約束、期待してるわよ。じゃあ今回はここまで。次回はタンヤオ手の作り方をやりましょうね」<br /><br />まりぞぅ「はーい。楽しみだなぁ」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「さぁ、前回出題した問題の回答をしてもらいましょうか。まりぞぅ、けっこう難しかったでしょ」<br />まりぞぅ「うん。考えれば考えるほどわからなくなる問題もあって、やっぱりマリ、わかってるようでわかってないんだなぁ～ってことが、よくわかりました」<br />さきく「そう、それはそれでいいことなのよ。自分のことって案外わかってないもの。まりぞぅは賢いわね！」<br />まりぞぅ「うん、マリ賢ーいの」<br /><br />さきく「あらあら。じゃあ、まず問１から答えてみて」<br /><br />５６６７８ｍ１２３４５ｓ西西白白<br /><br />まりぞぅ「白切り。この問題は易しかったなぁ。だって白は役牌で西は役牌じゃないから、ピンフを作るときの基本どおり、役牌の雀頭はいらないと思いました」<br />さきく「そうね。まりぞぅの言うとおり、ピンフ役には雀頭に役牌を使ってはダメという決めごとがあるから、Ａの手牌からは役牌の白をトイツ落とししたほうがいいわね。白をポンしていく手順もあるけど、リャンメン形のどちらかを外していかなければならないから、やっぱりこの手牌からは、白を外して西を雀頭に構える打ち方が正解よ」<br />まりぞぅ「やったぁ！」<br /><br />さきく「じゃあ次の問２は？」<br /><br />６７７８ｍ１２３４４ｐ２４６７７ｓ<br /><br />まりぞぅ「７ｓ切りかなー。２ｓ切りかなとも思いましたが、３ｓが入るとシュンツになるから、やっぱり７ｓを切ります」<br />さきく「やるわね、まりぞぅ。７ｓ切りで正解よ。雀頭を４ｐで構えると、あと２組シュンツを作ればいいわけだから、７ｓを先に捨てておくのが賢い打ち方。３ｓが先に入れば即５～８ｓ待ちでピンフになるし、ワンズ部分の５～８ｍか６～９ｍを先に引けば、ワンズで２組シュンツが作れるわけ。いずれにしても、７ｓをここで捨てておくのが正解」<br />まりぞぅ「わあ～い！マリ、２問とも正解しちゃった！」<br /><br />さきく「次はどうかな？問３よ」<br /><br />１１２３４７８ｍ４５７８９ｐ中中<br /><br />まりぞぅ「エッヘン！中切りでピンフ形が確定するから迷うことなく中を切りまーす」<br />さきく「簡単すぎたかな…。役牌の中ポンにこだわりがあると、４５ｐとか捨てたくなるんだけど…まりぞぅは素直でいいわ」<br />まりぞぅ「エヘ。もしかして…マリ、全問正解しちゃうかも…うふふ」<br />さきく「甘い甘い。そんなに易しい問題ばかりじゃないわよ。問４はどうかな？」<br /><br />１２３３４５５ｍ７８９ｐ３５５７ｓ<br /><br />まりぞぅ「５ｓ。だってもうすでにシュンツが３組も出来てる手だから、もう１組だけ作ればいいわけでしょ。そしてその１組はソーズで作る。これがマリの結論よ！」<br />さきく「うーん、いい線ついてるけど、残念ながらちょっと違うかなぁ。シュンツが３組完成しているから、残る作業はリャンメン形作り。つまりそれは、雀頭を何にするかによって答えは導きだされてくるのよ。まりぞぅの５ｓ切りは、その雀頭候補を壊すことになるから、あまり賛成できないわねー」<br />まりぞぅ「えっ？ということは、５ｓを雀頭に固定するってことですか？…となると…アッ、５ｍ切りがあった！」<br />さきく「そう、５ｍ切りがピンフへの最短距離になるのよ。リャンメン形を作りにいくわけだから、シュンツが完成してる部分１２３３４５ｍ６７８ｐを切り離して考えると、５ｍ・３ｓ・７ｓが孤立しているように見えるはずよ。その孤立している牌に何かがくっついてリャンメン形になればいいのよ」<br />まりぞぅ「ふむふむ」<br /><br />さきく「ここで、シュンツ作りの基本を思い出してほしいの。まりぞぅ、シュンツを作るときのキーになる牌って、どんな牌だったっけ？」<br />まりぞぅ「う～んと…３と７。あっ、チェンチャンパイ！」<br />さきく「そう、よく思い出したわね。だから問４では、５ｍよりも３ｓや７ｓをキープして、リャンメン形ができる牌がくっついてくるのを待てばいいのよ」<br />まりぞぅ「なるほど！よくわかりました」<br /><br />さきく「では最後の問題。問５からは何切りかな？」<br /><br />３４５６６ｍ２３４６８８ｐ７８９ｓ<br /><br />まりぞぅ「この問題も問４と一緒で、すでにシュンツが３組完成してて、リャンメン形を作りにいく問題ね」<br />さきく「そうそう。そこまでわかってたらゴールも近いわね」<br />まりぞぅ「だから…雀頭を６ｍにするのか８ｐにするのかを考えればいいんだから…リャンメン形に変化しやすいほうを捨てていけばいいんですよね！」<br />さきく「あら～、もうパーフェクトに近いわよ」<br />まりぞぅ「テヘ。６ｍ切りでいいのかなー。８ｐのほうがリャンメンになりづらいから、８ｐを雀頭に固定しちゃうの…合ってるかなー？」<br />さきく「正解！！８ｐを捨てれば、カン７ｐ待ちのテンパイになるけど、カンチャン待ちだからピンフにはならないわよね。こういうときは、よく手牌全体を見てリャンメン形が生み出されやすい牌の残し方をするべきなのよ。６ｍを捨てておけば、何を引いたらピンフのテンパイになるのかな、マリゾー？」<br />まりぞぅ「２ｍと７ｍ、それから５ｐと７ｐかな」<br />さきく「あらあら、それだけかしら？」<br />まりぞぅ「エッ！？まだあるのー？」<br />さきく「ワンズの形をもう一度よく見てごらんなさい」<br />まりぞぅ「……３４５６ｍに、リャンメンになる牌を引いてくればいいんだから……４ｍでもいいんだ。あっ、あと５ｍでもいいんだ。そっかー、見過ごしやすい形だなー、この形は」<br /><br />さきく「そうよ。こういう形に早く慣れないといけないわね。そうしないとピンフ作りは上手にならないわよ。今回出題した問１～５の形は、マージャンを打っているとよく現われる形だから、しっかり覚えておきましょうね」<br />まりぞぅ「ハーイ！！」<br /><br />さきく「マージャンは『ピンフに始まりピンフに終わる』と言われているゲーム。ピンフ作りの基本をしっかり身につければ、メキメキ上達するわよ」<br />まりぞぅ「はいセンセー、よーく心得ておきまーす！」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「まりぞぅ、明けましておめでとう！」<br />まりぞぅ「おめでとうございます、センセー」<br />さきく「まりぞぅは、どんな１年にしたい？何か目標立てたのかな？」<br />まりぞぅ「えへへ、まりはね、今年中にタイトル戦に出ようと思ってるの」<br />さきく「エッ？タ、タイトル戦？って、プロたちが出るあのタイトル戦？」<br />まりぞぅ「はい！」<br />さきく「ホ、ホンキなんだ…」<br />まりぞぅ「はい、センセー。まりは、ここでたくさん勉強して、その成果を実戦で体感したいんです。それもレベルの高いところで」<br />さきく「そっかー。それは、それはとっても大きな目標だから気合いを入れて勉強しなきゃねー。センセーもそのつもりでビシビシ鍛えるわよ、いいわね」<br />まりぞぅ「ハイ！」<br /><br />さきく「ではさっそく始めましょーね。前回で予告したとおり、今回はピンフ役のおさらいを兼ねた問題をまりぞぅに解いてもらうわよ」<br />まりぞぅ「は～い、お任せを！」<br /><br />さきく「問題は５問。すべて東１局東家という設定で何を切ればいいのかを答えましょーね。もちろんその理由もね！」<br /><br />問１<br />５６６７８ｍ１２３４５ｓ西西白白<br /><br />問２<br />６７７８ｍ１２３４４ｐ２４６７７ｓ<br /><br />問３<br />１１２３４７８ｍ４５７８９ｐ中中<br /><br />問４<br />１２３３４５５ｍ７８９ｐ３５５７ｓ<br /><br />問５<br />３４５６６ｍ２３４６８８ｐ７８９ｓ<br /><br />さきく「どう？できそう？」<br />まりぞぅ「…」<br />さきく「道は厳しいわね…。次回までによーく考えておいてね！」<br />まりぞぅ「…はい」]]>
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    <dc:date>2008-01-03T07:57:06+09:00</dc:date>
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      <![CDATA[さきく「おはよー」<br />まりぞぅ「センセー！！おはようございます！」<br />さきく「あら、前回とは大違い。元気な顔してるわね。何かいいことあったの？」<br />まりぞぅ「だって新しい年を迎えるわけだから、シャキッとしてなきゃ神様に怒られちゃうもん！」<br /><br />さきく「あら～、いいこと言うじゃない。2008年のまりぞぅは、何を一番の目標にするのかな？」<br />まりぞぅ「はい、それはもう、若葉マークを一日も早く外してマージャンができるようになりたいでーす！」<br />さきく「そうね。その心がけを忘れないようにしましょうね。じゃあ、さっそく今回の勉強を始めましょう」<br />まりぞぅ「はぁ～い」<br /><br />さきく「前回ではピンフの雀頭に役牌は使えないって話をしたけど、覚えてる？」<br />まりぞぅ「はい。役牌はポンしていくか、ポンしないで２枚とも外してピンフにするか、中途半端に手を組まないでいこう！みたいな話だったような…」<br />さきく「そうそう、そのとおり。じゃあ今回はピンフの総仕上げよ。次の手牌を並べてみて」<br /><br />３４７７８ｍ６ｐ３４４５６６８ｓ　ツモ２ｍ<br /><br />さきく「この手牌からピンフを作るとすれば、まりぞぅは何を捨てていくのかな？」<br />まりぞぅ「う～ん……６ｐかなー……うーん、やっぱり７ｍを捨てていきます」<br />さきく「その理由は？」<br /><br />まりぞぅ「ピンフを作るわけでしょ。とすると、ワンズでひと組シュンツができたわけだから、残りは雀頭ひとつと、２組のシュンツ、それにリャンメン形のテンパイを作ればいいから…。それにソーズでも３４５か４５６でひと組出来ていると考えていいから、残り２組をどう作るか？でしょ。<br />で、マリ的にはここで７ｍを捨てておいて、ワンズで２組目のシュンツを確保しておこうと思うわけ。だから７ｍを先に捨てちゃえ！って間違ってますか？」<br /><br />さきく「孤立してる６ｐからどうして捨てないの？よく手を見ればわかると思うけど、ここで６ｐを捨てておけば、次に７ｓが入ってくると７ｍが雀頭の２５ｓ待ちピンフが完成するわよ」<br /><br />まりぞぅ「エッ！？ホントだ！あーよく見てなかった。でもセンセー、２５ｓから先に入ってくるとカン７ｓ待ちでしょ。それってピンフにならないじゃないですか？いいのかなぁ…」<br /><br />さきく「あら、さすがまりぞぅね。いい線ついてるわよ。そうなの、実はこの手牌からピンフを作っていくには、ちょっとしたスパイスが必要なのよ。<br />手牌をワンズ・ピンズ・ソーズに分けて考えてみましょう。<br />ワンズは、２３４ｍでひと組完成。そして残りの形７７８ｍは十分シュンツとして計算できるリャンメンターツになってるわよね」<br /><br />まりぞぅ「はい。でもピンズは６ｐがポツンと浮いてる形。でも前に勉強したけど、リャンメン形を作るときに使い勝手のいい孤立牌が３～７までの数牌だったから、この６ｐをいま捨てちゃうのもったいない気がします」<br /><br />さきく「さすが！そうなのよ、まりぞぅ。そういうことなの。<br />これはピンフ手に限った話ではないんだけど、組み合わせを増やしていくときの基本で、３～７までの孤立数牌は、手牌の骨組みがしっかり固まるまで捨てないほうがいいのよ。<br />だからこの手牌でも６ｐはまだ捨てないこと。いくら７ｓが入ればピンフのテンパイになるからと言って慌てたらダメなのよ」<br />まりぞぅ「ふむふむ」<br /><br />さきく「じゃあ、ソーズ部分はどう見るの？」<br />まりぞぅ「４５６ｓでひと組出来てると見れば、残りは３４ｓと６８ｓに分けられて、３４ｓがリャンメン形だからピンフに使えそう。となると、６８ｓが余ってきちゃうかな。でも、６ｓは雀頭にも使えそうだから…８ｓが余るのかな」<br /><br />さきく「とても筋道が通った考え方になってるわ。パチパチ！まりぞぅの考えているとおり、ピンフを作るときはいかにして手牌の中でリャンメン形を増やしていけばいいのか？ってことを強く意識すればいいわけよ。<br />だからこの手牌からは、７ｍか８ｓを捨てていけばピンフが作りやすいのよ。<br />孤立している６ｐは、すぐにリャンメン形に進化する素材なので慌てて捨てないようにしましょうね」<br /><br />まりぞぅ「はい、わかりました。でも７ｍか８ｓのどちらかを捨てなきゃいけないわけでしょ。センセーはどっちを捨てるの？」<br />さきく「ただアガるためだけだったら８ｓ切りもあるかもしれないけど、ピンフという明確な目標がある場合は、まりぞぅと同じ７ｍ切りかな」<br />まりぞぅ「ワァ～イ。センセーと答えが一緒なんて嬉しいなぁ」<br /><br />さきく「そうねー、まりぞぅはこの１～２ヵ月の間に急成長してるから、若葉マークがとれる日も近いかも」<br />まりぞぅ「エッ！！ホントですかー？？」<br />さきく「だから復習や予習を欠かさないようにしましょうね！次回は、おさらいを兼ねた問題を出しますからね。そこで本当に力がついたかどうか、わかるわね」<br />まりぞぅ「ギクッ！苦手な問題か…。は…はい。わかりましたー…汗」<br /><br />]]>
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      <![CDATA[さきく「おはよう、まりぞぅ！あら、うさぎさんみたいな目してるけど大丈夫？」<br />まりぞぅ「･････夕べも忘年会に行ってて・・・つい盛り上がっちゃって、朝帰り。この頃そういうの多くて、寝不足なの」<br />さきく「そっかー。お付き合いは大切だから仕方ないわね。でも、この場にきたらシャキっとしないと！今回もかなりハードなんだから」<br />まりぞぅ「ふぁ～い」<br /><br />さきく「じゃあ、早速眠気覚ましに次の手牌を並べてもらおうかな。東場の親、７巡目の手牌よ」<br /><br />１２３６７ｍ７８ｐ３４ｓ西西中中　ツモ６ｐ　ドラ１ｍ<br /><br />さきく「場にはまだ西も中も出てない状況。まりぞぅは何を捨てるかな？」<br />まりぞぅ「６ｍ！」<br />さきく「どうして６ｍなの？」<br />まりぞぅ「え？だって役牌の中がポンできれば、すぐにアガれそうだもん」<br /><br />さきく「６ｍを捨ててマンズのリャンメンを外し、中がポン出来ると２５ｓ待ちよね。でも３ｓと４ｓを捨てていく手もあるわよ。そうすると中ポンで５８ｍ待ちになるわよね。どうしてまりぞぅはマンズのリャンメンを外してソウズのリャンメンをキープしようと思ったの？」<br />まりぞぅ「だってソウズのリャンメンを捨てちゃうと、手の中からソウズが消えちゃうでしょ。まり的には、マンズ・ピンズ・ソウズの３種類が手の中にあったほうがなんか安心だから」<br /><br />さきく「へ～、おもしろいわね。確かにできる限りマンズ・ピンズ・ソウズの３種類で構成されていたほうがいいのよ。まりぞぅは鋭いわね！」<br />まりぞぅ「でしょ、でしょー！」<br /><br />さきく「ただね、もし手牌のバランスを考えるのだったら、役牌の中を捨てていく手もあるのよ」<br />まりぞぅ「え？！ポンしたらすぐにテンパイできるのに、どうして捨てちゃうの？中は自分で引かなくても、誰かが捨ててくれればいいんでしょ。なんか中捨てると損しちゃうような気になっちゃうなー」<br /><br />さきく「そうよね、その気持ちはよーくわかるけど、手牌をもう一度よく見て御覧なさい。中を捨てるとどんな形が残るかな？」<br />まりぞぅ「１２３６７ｍ６７８ｐ３４ｓ西西中　マンズのリャンメンとソウズのリャンメンが残ったよ。あれ？これってピンフの形になるのかな？」<br />さきく「やっと気がついたようね、字牌の西と中がトイツで入っていたから分かりづらかったかもしれないけど、この手牌は中さえなくなればピンフになるのよ」<br /><br />まりぞぅ「あれ？ピンフのアタマには・・・うっ・・・前回やったのに、なんか約束事があったなー、なんだったっけ？思い出せない・・・」<br />さきく「あらあら、そんな簡単な約束事もう忘れちゃったの。まりぞぅとは大切な約束できなくなっちゃうなー」<br />まりぞぅ「え～～～～、そんなことないですぅ。まりは約束ちゃんと守る子なんですから～～。ただちょっと忘れちゃったみたい。もう一度だけ教えて～」<br />さきく「まりぞぅ忘れちゃダメよ。ピンフのアタマにはね、字牌の中でも役牌を使ってはいけない、という取り決めがあるのよ」<br />まりぞぅ「あ！それそれ！そうでした！まり、もう忘れないよ！」<br /><br />さきく「今回の手牌のような時は役牌の中に頼るより、リャンメンを残してピンフにしたほうが、しっかりした打ち方が身に付くのよ。麻雀はね、できる限りメンゼンで打ったほうが色々と有利なゲームだから、他力本願の役牌よりもピンフ優先でいこうね」<br /><br />まりぞぅ「はい！せんせー１つ質問していい？」<br />さきく「いいわよ」<br />まりぞぅ「今回の場合はリャンメンとリャンメンが残った形だったけど、もし、リャンメンとカンチャンの場合でも、役牌を捨ててピンフにしたほうがいいんですか？」<br />さきく「鋭い質問ね。それはね、ケースバイケースで、けっこうな応用力が必要なの。だから、まりぞぅにはもう少し経ってからの話にしておくね。まずは、今回のケースのリャンメンとリャンメンのパターンだけ覚えておこうね」<br />まりぞぅ「はーい！忘れないようにしっかり覚えておきます！」<br /><br />さきく「では今回はここまで！またね★」<br />まりぞぅ「はい」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「まりぞぅ！眠そうな顔してるけど、大丈夫かな？起きてる？」<br />まりぞぅ「ふぁ～い、じゃなかった、はい！」<br /><br />さきく「ではまず、復習からはじめるわよ。ピンフってどんな役？」<br />まりぞぅ「え～と・・・アタマがあってシュンツだけで作る・・・だったかな？」<br />さきく「うーん、それだけだとちょっと説明不足かな」<br />まりぞぅ「う･･･あと何かあったかな・・・あ、思い出した！テンパイの形がリャンメン形じゃなきゃいけなかったんだ！そうそう、そうでしょせんせー」<br /><br />さきく「そうよ。テンパイの形がリャンメン形じゃないとピンフという役は認められない。ここが大事なポイント。それと３メン形でもいいのよ」<br />まりぞぅ「３メン形？」<br />さきく「そうよ、３メン形はわかってるわよね？」<br />まりぞぅ「え？！えーと・・・２３４５６、３４５６７、それとー・・・４５６７８だ！」<br />さきく「そう、その３パターン。テンパイの形がリャンメンもしくは３メン形ならピンフになるっていうことよ」<br />まりぞぅ「うん、もう完璧！忘れないよ！」<br /><br />さきく「それから、実はもうひとつだけピンフの条件があるのよ。それはね、頭は役牌じゃダメってこと」<br />まりぞぅ「え、どうして？」<br />さきく「それはね、アガった時にもらえる点数計算の話とつながっていて、いま説明してもチンプンカンプンになりそうだからやめておくわ」<br />まりぞぅ「そうなんだ。けっこう複雑な理由があるんだね」<br />さきく「ピンフって漢字で書くと平和でしょ。この意味はアガリが平らってことなのよ。だから今の段階ではこの言葉の意味だけインプットしておいてね」<br />まりぞぅ「はーい」<br /><br />さきく「では、問題をひとつ」<br /><br />３３４６７７ｍ３４４５ｐ６７８ｓ　ツモ２ｍ<br /><br />さきく「何を捨てるとピンフが作りやすくなるかな？」<br />まりぞぅ「う・・・ややこしい形。せんせー意地悪だなー。まりは・・・２ｍをツモって２３４ｍと出来たから、３ｍを捨てマース」<br />さきく「あらあら、まりぞぅはピンフの作りかたがまだまだ理解できてないわね」<br />まりぞぅ「えー、だってピンフは頭があって、あとは全部シュンツでテンパイの形がリャンメンや３メン形になればいいんでしょ。３ｍを捨てておけばその形に近づくと思うんだけど・・・」<br />さきく「もちろん、３ｍを捨てても間違いではないの。でもね、もっとピンフになりやすい切り方があるのよ」<br /><br />まりぞぅ「ふむふむ。でも捨てていく牌は限られてるから・・・７ｍ切りじゃへんだし・・・えーと、あ、そっかー、６ｍを捨てて７ｍの頭を固定すればいいんだ！」<br />さきく「正解！６ｍを捨てておけば、１４ｍ、２５ｍ、２５ｐ、３６ｐの８種類のどれかを引けばピンフが完成するってわけなのよ。わかるわね」<br /><br />まりぞぅ「はい。よくわかりました。ピンフの作り方って案外簡単かも！」<br />さきく「こらこら、また調子に乗って。次回はピンフの総仕上げよ。シャキっとしてくるように！」<br />まりぞぅ「はい！せんせー！」<br />]]>
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      <![CDATA[さきく「街中にジングルベルが響く季節になったわね」<br />まりぞぅ「うん。でもマリはあまり好きじゃないんだ。だってあの音が聴こえてくると、寂しい気分になっちゃうから。だからマリは牌の音が聴こえるほうが好きかな」<br />さきく「今回から始まる、新しいテーマを発表するわね」<br />まりぞぅ「ふぇ？自分からふったくせに…」<br /><br />さきく「前回までで役牌とリーチを覚えたまりぞぅには、いよいよピンフの勉強をしてもらうわね」<br />まりぞぅ「ピンフゥ？でもどこかで聞いたことあるな…」<br />さきく「漢字で書くとね、平和って書くのよ」<br />まりぞぅ「ふーん、ヘイワかー」<br />さきく「昔からこの道の達人たちの間ではね、【麻雀はピンフにはじまり、ピンフで終わる】って語り継がれてきたのよ」<br />まりぞぅ「何それ～？格言なの？マリには、マージャンで喧嘩しちゃダメだよ！みたいに聞こえちゃうけどなぁ」<br />さきく「アハハ。まりぞぅってホントに面白い子ね。でも、ピンフの勉強をしていくうちに、その言葉の本当の意味がわかるようになるはずよ。だから、しっかり覚えようね！」<br />まりぞぅ「はぁーい。もちよ！」<br /><br />さきく「ではまず、ピンフとはどういう役なのか。簡単に言っちゃうと、ぜーんぶシュンツで作る役ってことなのよ。まりぞぅ覚えてるかな？シュンツって、どういう形だったっけ？」<br />まりぞぅ「シュンツは…漢字で書くと順子だったよね？」<br />さきく「そうそう」<br />まりぞぅ「でね、シュンツのシュンが順番の順っていう字だから…横並び３つの数字がつながる組み合わせのことだ！ね、そうでしょ。たとえば、123とか456とか」<br />さきく「大正解！まりぞぅはホントに記憶力がいい子ね」<br /><br />まりぞぅ「エヘヘ。でもセンセー、アタマはどうなるの？アタマもシュンツ？なんてこと、ないか…」<br />さきく「アタマは違うわよ。アタマっていうのは、いつも同じ考え方で、1組のトイツを作ればいいのよ。そしてピンフには、あらかじめアタマが用意されてなきゃならないのよ。これは決まり事」<br />まりぞぅ「へぇー。アタマは作っておかなきゃならないのね」<br />さきく「そうよ。アタマが決まると、残り11枚になるでしょ。その11枚のうち9枚が3組のシュンツになっていればいいのよ」<br />まりぞぅ「ふむふむ。で、残りの2枚はどうなるの？」<br />さきく「ここが肝心なところ。その残り2枚はね、必ずリャンメン形になっていなければならないのよ」<br />まりぞぅ「リャンメン形？その用語は、リーチの話で何度も何度も出てきたから、マリでも覚えてるよ！」<br /><br />さきく「アタマがあって、3組のシュンツが完成していて、残り2枚はリャンメン形であること。これがピンフという役の中身よ。残り2枚は、アガリになる部分だから、テンパイの形と言い換えておいたほうがわかりやすいかな？」<br />まりぞぅ「うん。そのほうが、マリはわかりやすいかな。テンパイの形がリャンメン形じゃなきゃダメなのね。うんうん」<br />さきく「そういうこと。だからたとえば、<br />３３５６７ｍ１２３４５６ｐ１２ｓ<br />３３５６７ｍ１２３４５６ｐ５７ｓ<br />こういうのじゃダメってこと。せっかくアタマを作って、シュンツ3組が完成していても、テンパイの形がペンチャン形やカンチャン形だったら、ピンフとしては認められないのよ」<br />まりぞぅ「そっかー。じゃあ、テンパイの形は、２３ｓとか、６７ｓじゃなきゃダメってことね」<br /><br />さきく「そのとおりよ！じゃあどうして【麻雀はピンフにはじまりピンフに終わる】っていう格言が今日まで言い伝えられてきたのか、そのあたりの話は次回やることにするわね。それまでにもう1度、しっかりピンフの復習をしてくるのよ！」<br />まりぞぅ「ふぁ～～い」<br />]]>
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    <dc:date>2007-12-06T22:27:22+09:00</dc:date>
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      <![CDATA[さきく「では前回の問題からね。南場の親、６巡目だったわね」<br /><br />４５５６６７７７ｐ３５７ｓ白白　ツモ白<br /><br />A）３s切りリーチ<br />B）３s切りヤミテン<br />C）７s切りリーチ<br />D）７s切りヤミテン<br />E）５s切り<br /><br />まりぞぅ「まりはBの３ｓ切りヤミテンにしたの。そうしたら、やーい、引っかかったって先生に言われた…。グスン」<br /><br />さきく「そんな言い方したっけ？ごめんね。つまりね、３sを捨てたら、リャンメン待ち以上になる牌は、５sと８s。７sを捨てても、リャンメン待ち以上になる牌は、２sと５sでまったく同じ。だったらテンパイをとらずに５sを捨てておく手はどう？」<br /><br />まりぞぅ「５sを捨てると、３sと７sが孤立するから、２sか８sもしくは、３sか７sが来ればリャンメン待ち以上になります」<br />さきく「ね、まりぞぅ、Eの５s切りのほうが最終的にはアガリやすい形になりそうでしょ」<br />まりぞぅ「うん、そうみたい」<br /><br />さきく「問３の配点は、A.５点、B.10点、C.５点、D.10点、E.25点。まりぞぅは、３問終わってのトータルは何点になったかな？」<br />まりぞぅ「うぐ……40点…」<br />さきく「ほらほら、落ち込まないよーに。あと10点とれば半分の50点になるんだから、最後のチャレンジは気を取り直してね」<br />まりぞぅ「ふぁ～い」<br /><br />さきく「南場に入ったばかりの親の手牌で９巡目よ」<br /><br />７９９９ｍ２３４４４５５５６　ツモ８m<br /><br />A）２s切りリーチ<br />B）２s切りヤミテン<br />C）６s切りリーチ<br />D）６s切りヤミテン<br />E）９m切り<br /><br />まりぞぅ「うわぁー、なんだこれー？チョーわかりにくいよー。２s捨てると…エー？何待ちなんだろー？え…３sと６s待ちかなぁ。６sを捨てると…ウン？１sと４s