手塚紗掬さん (6)
2007/12/06 22:27
さきく「街中にジングルベルが響く季節になったわね」 まりぞぅ「うん。でもマリはあまり好きじゃないんだ。だってあの音が聴こえてくると、寂しい気分になっちゃうから。だからマリは牌の音が聴こえるほうが好きかな」 さきく「今回から始まる、新しいテーマを発表するわね」 まりぞぅ「ふぇ?自分からふったくせに…」 さきく「前回までで役牌とリーチを覚えたまりぞぅには、いよいよピンフの勉強をしてもらうわね」 まりぞぅ「ピンフゥ?でもどこかで聞いたことあるな…」 さきく「漢字で書くとね、平和って書くのよ」 まりぞぅ「ふーん、ヘイワかー」 さきく「昔からこの道の達人たちの間ではね、【麻雀はピンフにはじまり、ピンフで終わる】って語り継がれてきたのよ」 まりぞぅ「何それ~?格言なの?マリには、マージャンで喧嘩しちゃダメだよ!みたいに聞こえちゃうけどなぁ」 さきく「アハハ。まりぞぅってホントに面白い子ね。でも、ピンフの勉強をしていくうちに、その言葉の本当の意味がわかるようになるはずよ。だから、しっかり覚えようね!」 まりぞぅ「はぁーい。もちよ!」 さきく「ではまず、ピンフとはどういう役なのか。簡単に言っちゃうと、ぜーんぶシュンツで作る役ってことなのよ。まりぞぅ覚えてるかな?シュンツって、どういう形だったっけ?」 まりぞぅ「シュンツは…漢字で書くと順子だったよね?」 さきく「そうそう」 まりぞぅ「でね、シュンツのシュンが順番の順っていう字だから…横並び3つの数字がつながる組み合わせのことだ!ね、そうでしょ。たとえば、123とか456とか」 さきく「大正解!まりぞぅはホントに記憶力がいい子ね」 まりぞぅ「エヘヘ。でもセンセー、アタマはどうなるの?アタマもシュンツ?なんてこと、ないか…」 さきく「アタマは違うわよ。アタマっていうのは、いつも同じ考え方で、1組のトイツを作ればいいのよ。そしてピンフには、あらかじめアタマが用意されてなきゃならないのよ。これは決まり事」 まりぞぅ「へぇー。アタマは作っておかなきゃならないのね」 さきく「そうよ。アタマが決まると、残り11枚になるでしょ。その11枚のうち9枚が3組のシュンツになっていればいいのよ」 まりぞぅ「ふむふむ。で、残りの2枚はどうなるの?」 さきく「ここが肝心なところ。その残り2枚はね、必ずリャンメン形になっていなければならないのよ」 まりぞぅ「リャンメン形?その用語は、リーチの話で何度も何度も出てきたから、マリでも覚えてるよ!」 さきく「アタマがあって、3組のシュンツが完成していて、残り2枚はリャンメン形であること。これがピンフという役の中身よ。残り2枚は、アガリになる部分だから、テンパイの形と言い換えておいたほうがわかりやすいかな?」 まりぞぅ「うん。そのほうが、マリはわかりやすいかな。テンパイの形がリャンメン形じゃなきゃダメなのね。うんうん」 さきく「そういうこと。だからたとえば、 33567m123456p12s 33567m123456p57s こういうのじゃダメってこと。せっかくアタマを作って、シュンツ3組が完成していても、テンパイの形がペンチャン形やカンチャン形だったら、ピンフとしては認められないのよ」 まりぞぅ「そっかー。じゃあ、テンパイの形は、23sとか、67sじゃなきゃダメってことね」 さきく「そのとおりよ!じゃあどうして【麻雀はピンフにはじまりピンフに終わる】っていう格言が今日まで言い伝えられてきたのか、そのあたりの話は次回やることにするわね。それまでにもう1度、しっかりピンフの復習をしてくるのよ!」 まりぞぅ「ふぁ~~い」
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