マージャンのま

タンヤオの狙い方って?


手塚紗掬さん

手塚紗掬さん (6)

2008/01/24 10:00

さきく「さぁ今回はいよいよタンヤオの作りかたをやるわよ~。いいわね、まりぞぅ!」

まりぞぅ「はーい。ちゃんと復習してきたから大丈夫でーす」


さきく「ほんとかなぁ?じゃあ、次の手を並べてみて」

122345m222468p66s

まりぞぅ「並べました」

さきく「この手牌からまりぞぅは何を捨てるのかな?」

まりぞぅ「はい、まりは2mを捨てまーす」
さきく「どうして?」

まりぞぅ「6sを雀頭として見れば、ピンズが2ヶ所カンチャン形だから、ワンズくらいリャンメン形にしておきたいなって思ったからです」

さきく「なるほどね。そっかー、まりぞぅは組み合わせの基本っていうか、リャンメン形作りを忠実に守っているのよね」

まりぞぅ「エッ?間違ってるんですか?」

さきく「いや、そうじゃないのよ。たしかに組み合わせだけを増やしていく基本からいえば、まりぞぅの2m切りが正解よ。ピンズは468pという形だから、これ以上良い形が生まれないわよね。だからワンズに良い形を求めようとするまりぞぅの考え方は間違ってないわよ」

まりぞぅ「やったぁー」

さきく「でもね、麻雀は組み合わせを増やしていけばいいゲームじゃないのよ。一番大切なことはね、手役をどう作っていけばいいのか?ってことを考えていくゲームなのよ。ところで、まりぞぅがいままで覚えた手役は何だったっけ?」

まりぞぅ「えーと……役牌とピンフかな」

さきく「そうよね。その2つの手役に加えて、今回はタンヤオって役を覚えるの。前回でも説明したけど、タンヤオ役ってどんな決まりがあったかな?」

まりぞぅ「はい、先生。タンヤオという役は、数牌の2~8までで作り、1と9と字牌が手の中にあったらダメなんです」

さきく「あら、ちゃんと復習してきたって、ほんとね!そのとおりなの。まりぞぅ、さっきの手牌をもう一度よく見てごらんなさい」

まりぞぅ「122345m222468p66sでしょ」

さきく「その手牌の中でタンヤオに使えない牌はいくつ入ってるかな?」

まりぞぅ「…アッ!1mだけだ先生!まり全然気がつかなかったよー。1mさえ捨てちゃえば、タンヤオになるんだよね」

さきく「そうよ。形としてはリャンメン形にはならない1m切りだけど、まりぞぅが雀頭候補に見立てた6sに5sや7sがくっついたら、2mが雀頭のリャンメン形が新しく作れるじゃない」

まりぞぅ「うん、わかるわかる」

さきく「麻雀はね、組み合わせを作っていく基本はリャンメン形作りなんだけど、手役っていう大切な話が絡んでくると、リャンメン形をあえて作りにいかない打ち方もあるのよ。よく覚えておこうね」

まりぞぅ「ハーイ」


さきく「じゃあ次の手からは何を捨てればいいと思う?」

13578m335689p122s

まりぞぅ「う~ん……難しいなぁ、これ。まりは1sを捨てるかなー」

さきく「やっぱりそうか。パッと見たら1sが一番いらないように見えるわよね」

まりぞぅ「え~違うの~センセ~」

さきく「ちょっと難しかったかもしれないけど、この手牌からは9pを捨てるのが賢い打ち方なのよ」

まりぞぅ「9p?ふぅーん」

さきく「タンヤオという手役だけを考えた場合、1m・9p・1sがいらないでしょ」

まりぞぅ「はい」

さきく「ピンズの並びをよく見てごらんなさい。9pを捨てても、4pや7pが吸収できる形になっているでしょ」

まりぞぅ「ふむふむ」

さきく「で、1sなんだけど、3sが入ればタンヤオにはならないけど、シュンツが1組増えて、今度はピンフに近づくじゃない」

まりぞぅ「3sが入ると2sがいらなくなって、雀頭を3pに想定すれば……あ、なるほど」


さきく「タンヤオを第一候補にして、ピンフを第二候補にするわけ。すると、一番その狙いから外れる9pが真っ先に不要牌となるわけよ。こういう手役の狙い方は、実戦で使うことが結構多いわよ。わかったかな」

まりぞぅ「先生に説明されるとよーくわかるんだけど、まり、ひとりで考えるとまだまだそこまで頭が回らないの、困ったなぁ」

さきく「そんなことないない。まりぞぅはもの覚えがとてもよくて、頭の回転も速いわよ。心配ないから」

まりぞぅ「あーあ、先生に慰められちゃった。くそー、次回こそしっかりした答えをするぞー!」

さきく「そうそう、その意気その意気!」

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