手塚紗掬さん (6)
2008/02/21 10:03
さきく「おはよー!どう、最近の調子は?」 まりぞぅ「おはようございます、先生。最近ね、全然麻雀打てなくなっちゃって…。調子いいとか悪いとかいう問題じゃないの」 さきく「あらあら、そんなに忙しいんだ。じゃあ、予習する暇もなかったってこと?もしかして、さぼったんじゃないの~??」 まりぞぅ「先生の意地悪。まりはやる気はあるの!だけどホントに忙しくて、ごめんなさい」 さきく「ハイハイ、わかったわよ。じゃあ始めるわよ。今回からサンショクドウジュン【三色同順】という役を覚えるんだったわね」 まりぞぅ「そうそう、その役の名前、いま思い出しました」 さきく「正式名称はサンショクドウジュンだけど、一般的な呼び方としては、サンショクでいいのよ」 まりぞぅ「はい!サンショク、ですね!」 さきく「では、サンショクとはどんな役か説明していくわよ。いい、まりぞぅ?」 まりぞぅ「ハイ、ノートの準備できまーした!」 さきく「サンショクはね、漢字で書くと、三つの色という字を使うんだけど、この色ってなんの色かわかるかな、まりぞぅ?」 まりぞぅ「三つの色?え~~…白・發・中のことかなー?」 さきく「あはは。まりぞぅ、それって前に習った三元牌でしょ。ちょっと違うんだなー」 まりぞぅ「そっか。三つの色ねー……わかんないなー…」 さきく「降参ね、まりぞぅ」 まりぞぅ「はい、降参です、先生」 さきく「三つの色とはね、数牌三種のこと。つまりは、ワンズ・ピンズ・ソーズのことなのよ」 まりぞぅ「アッ、そっかー!まりとしたことが…どうして気づかなかったんだろ」 さきく「その三種でね、同じ数位のシュンツを作るとね、サンショクになるのよ」 まりぞぅ「同じ数位?それってどういうことですか?」 さきく「たとえば、ワンズで123というシュンツがあるとするでしょ。そうしたら、ピンズでも123、ソーズでも123というシュンツを作るとね、123が三種の数牌でそろい踏みするでしょ。わかる?言ってる意味」 まりぞぅ「わかる、わかる。数位って聞くと、なんだか難しく聞こえちゃうけど、ワンズ・ピンズ・ソーズの三種で『イチ!ニー!サン!』『イチ!ニー!サン!』ってそろえていけばいいんでしょ。うふふ、まりはこの役に向いてるかも」 さきく「えっ?どうして?」 まりぞぅ「だってまり、リズム感があることって、体で覚えられるから!」 さきく「なるほどね。じゃあまりぞぅ、123のサンショクの他に、サンショクになる組み合わせって、いくつあるかわかるかな?」 まりぞぅ「うっ…またまた厄介なこと聞いてくるぅ…。123の他かぁ…789でもいいのかなー?」 さきく「そう、789のシュンツでも、ワンズ・ピンズ・ソーズでサンショクができるでしょ。同じように、234・345・456・567・678と組み合わせができるはずよ」 まりぞぅ「ほんとだ!エッ、そうすると、123~789まで、7通りもサンショクができる可能性があるのね。へぇ~、おもしろいねー」 さきく「そうなの。7通りもあるから、たいてい、手牌を見たらサンショクの可能性があるわけなの。あとはどこまでサンショクを追いかけていけるか、という話になるのよ」 まりぞぅ「サンショクを追いかける…か。ふぅ~ん、なんだかカッコイイなー」 さきく「たとえば、次の手牌」 123779m12366p367s さきく「ここから1枚捨てていかなければならないとき、まりぞぅなら何を捨てるかな?」 まりぞぅ「エ?3sしかないでしょ、ここから捨てる牌は」 さきく「そう、3sしかないわよね。でもそれは昨日までのお話。今日からは、サンショクという役を覚えたんだから、7mか9mを捨てて、3sはキープしておこうね」 まりぞぅ「ど、どーしてなの?」 さきく「まりぞぅ、よーく手牌を見てごらんなさい。ワンズで123、ピンズで123が完成してるじゃない。もしサンショクを作りにいくとしたら、あと何ができてくれればいいの?」 まりぞぅ「ソーズの123」 さきく「そうでしょ。だったら、組み合わせ的に今はいらないからって、3sを捨てちゃうのはもったいないでしょ。わかるかな?」 まりぞぅ「わかります、先生。まりはいつもそうだけど、組み合わせを作ることばかりに目が向いちゃって、手役をおろそかにすることが多いのね。気をつけないとダメだなぁ」 さきく「えらいわね、まりぞぅ。自分の悪いところがわかってる人は成長が早いものよ。そういう意味では、まりぞぅは成長株ね!」 まりぞぅ「えへへ」 さきく「今回は、サンショクという役をさらっと覚えてもらったけど、次回から本格的な勉強に入るからね。しっかり予習してきてね、まりぞぅ」 まりぞぅ「はい、先生!」
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