手塚紗掬さん (6)
2008/03/20 16:54
さきく「おはよー、まりぞぅ。準備はできてるかなー?」 まりぞぅ「は~い!先生、今日はバッチリですよ!」 さきく「それは頼もしいわね。たしか今回の問題は、半分以上をクリアすることが目標だったわよね?」 まりぞぅ「は、はい。たぶん…大丈夫だと思いまーす」 さきく「では(1)から始めましょうか!」 (1) 345556m45p345778s さくき「ここから何を捨てるの?」 まりぞぅ「まりは、8sを捨てます。サンショクとタンヤオを狙っていくには、タンヤオにならない9s引きがイヤだから、その受けを否定するところから入ります」 さきく「う~ん……惜しいなぁ。もう少しなんだけどなぁ。残念!」 まりぞぅ「え~~1問目から間違えちゃったのー、えー、まり自信あったのになぁ…」 さきく「そう、まりぞぅが言うように、サンショクとタンヤオを両立させることはとても志の高い考え方よ。でもね、この手牌は、ワンズが重い形になってるの。だから6mから捨てて欲しいのよ」 まりぞぅ「6mですか!?へぇ~…どう違うんだろ8s切りと」 さきく「もちろん、まりぞぅの8s切りは間違いではないのよ。麻雀はね、その打ち手の個性もあるし、麻雀観もそれぞれだから、正解はひとつとは限らないのよ。だから、実はまりぞぅの答えも正解なのよ!」 まりぞぅ「わぁ~い!正解でいいんですね。でも6m切りがよくわからないなぁ」 さきく「8s切りと形のうえではほとんど変わりはないのよ。ただ、8s切りだと、ワンズの受けが4mと7mでしょ。すでに自分で1枚使ってる形と、6m切りでソーズのリャンメン残しを比較するとわかるはずよ。ワンズよりソーズの受けを残したほうが、アガリやすいのよ」 まりぞぅ「ふぅ~ん、そういうことなんだ。でも8s切りでも正解なんだから、マリは納得よ。エヘ」 さきく「では次にいきます」 (2) 7999m67789p34578s さきく「さて、この手牌は何切り?」 まりぞぅ「これは簡単です。間違いなく7p切りです。だって7pさえ捨てちゃえば、789か678のサンショクになるはずだもん。違うのかな」 さきく「そのとおり!正解よ、まりぞぅ!」 まりぞぅ「でしょ、でしょ」 さきく「じゃあ次の問題」 (3) 4567899m5566p567s さきく「ここから何を切るのかな?」 まりぞぅ「う~ん、これけっこう難しくて…たぶん、まりは5pか6pを外していくかな」 さきく「あらら、それは不正解よ。よーく手牌を見てごらんなさい。8mを捨てれば567もしくは456のサンショクに対応できるはずよ」 まりぞぅ「あ、いけない!そうだよ、あああ…。まりは何を見てるんだろ…(涙)」 さきく「そうね~まりぞぅはワンズの3メン受けを大事にしようと考えたと思うの。でもね、それって、手役じゃなくて組み合わせを優先する打ち方なのよね」 まりぞぅ「あっ、出た出た、まりの一番のウイークポイント。また出ちゃった!」 さきく「さ、気を取り直して次の問題をやりましょう」 (4) 24556m234p344567s さきく「まりぞぅは何切りかなー?」 まりぞぅ「はーい、まり、こういう手、大好きなの。でも考えるとけっこう難しいのよね、この問題。悩んだ結果、まりは6mを切ります」 さきく「あら~大胆な打ち方ね、6m切りは。狙いはよくわかるわ。234のサンショクを決め打っていくのよね」 まりぞぅ「ハイ!」 さきく「ただね、234のサンショクを狙うにしても、タンヤオ・ピンフの含みも残して、4sを捨てておくのが先なのよ。わかるかなぁ?」 まりぞぅ「4s切りかー…なるほどねー、そうなんですね。ソーズの3メン受けをまず作っておいて、その後のツモが、2sなら6m切り、5sや8sなら5m切りね。先に2mや5mが引いたら、サンショクは諦めて、タンヤオ・ピンフにすればいいのね」 さきく「まりぞぅは優秀な頭脳を持ってるわ。お世辞抜きで末恐ろしい子よ」 まりぞぅ「テヘ、先生にそんなふうに言われると照れちゃうな。でも嬉しいな!」 さきく「では最後の問題よ」 (5) 112345m345p357s白白 さきく「ここまで4問中2問正解ね。最後の問題で、まりぞぅの目標はクリアできるのかな~?」 まりぞぅ「ズバリ、7s切り!どうです先生、正解でしょ。ね、先生!」 さきく「どうしてそんなに自信があるのかわからないけど……正解よ!じゃあ、7s切りの理由を言ってみて」 まりぞぅ「役牌の白があるのでちょっと幻惑されちゃったけど、シンプルに345のサンショクを狙えばいいんだから、ソーズで567という組み合わせは要らないってこと。だからまず7sから捨てるべきかなと思ったの」 さきく「よく考えてるわね。安心したわ、まりぞぅ。これでサンショクはまりぞぅの得意手になったわね。 組み合わせを増やす作業も大事だけど、それ以上に大切なことは、手役を作りにいくことなの。だから、まりぞぅはかなり成長してるはずよ!よかったわ」 まりぞぅ「やったー!先生、5問中3問正解よ。これでサンショクは卒業できるかな?」 さきく「もちろん!次回からは新しい手役の勉強よ。手役の名前だけ予告しておくわね。『一気通貫(イッキツーカン)』という役よ」 まりぞぅ「イッキ?ツーカン?なんじゃその名前(笑)はーい、わかりましたー」 さきく「では今回はこのへんで。まりぞぅ、またねー」
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