手塚紗掬さん (6)
2008/03/27 18:51
さきく「まりぞぅ、おはよー」 まりぞぅ「おはようございます」 さきく「まりぞぅは、もうお花見に行ったのかな?」 まりぞぅ「えっ?もうそんなに咲いてましたっけ?」 さきく「早咲きの種類の桜は、もうイイ感じよ!」 まりぞぅ「わーい、まりはお花見とかそういうイベントごと大好きなの。さっそくみんなに声かけなきゃ……」 さきく「そうねー、まりぞぅはにぎやかなことスキよね。麻雀で言ったら、一色手より三色手のほうが好みなんじゃない」 まりぞぅ「一色手って、ひとつの色だけ集めるってことでしょ。なんだか難しそう。だったらまりは三色手のほうがスキかも」 さきく「その三色手の勉強が前回で終わったでしょ。なので今回から新しい手役、イッキツーカンの勉強に入るわよ!」 まりぞぅ「先生、その手役の名前、なんか長くないですか?今まで習った役の名前は、ヤクハイ・ピンフ・タンヤオ・サンショク…でしょ。イッキツーカンってなんか変な感じ」 さきく「まりぞぅはやっぱり目の付けどころが違うわ。さすがね!実はね、イッキツーカンっていう呼び方はゲーム中ほとんどしてなくて、みんな略して〈イッツー〉って呼んでるのよ」 まりぞぅ「そーでしょ。なんかヘンだと思いました。じゃあまりもイッキツーカンのことは、イッツーと呼んでいいんですね」 さきく「そうよ。では、そのイッツーという手役の説明から始めるわよ。ペンとノートの準備はいいかなー?」 まりぞぅ「ハイ」 さきく「まりぞぅ、イッツーはね、漢字で書くと一気通貫という字を使うのよ。つまり読んで字のごとく、一気に貫いていく手役ってことなのよ」 まりぞぅ「一気に貫いていく?えっ?何をですか?」 さきく「へぇ、まりぞぅもけっこうせっかちなところがあるのね。大事なところだから慌てないで聞いてね」 まりぞぅ「だってー、早く聞きたいんだもん……」 さきく「イッツーとは、ひとつの色、たとえばワンズでもピンズでもソーズでもいいんだけど、その色の1~9までの数牌をひとつずつ全て揃えるってことなの」 まりぞぅ「へぇ~、1~9までひとつずつつなげていくってことか。だからイッツーって呼ぶんですね。なるほどなぁ~……」 さきく「まりぞぅは、ホント、もの覚えが早いわよねー」 まりぞぅ「あっ、先生、またいじわるな言い方してるでしょ。たぶん先生は、まりはもの覚えはいいけど、それが実にならないタイプだって言いたいんでしょ。ね、そうでしょ!?」 さきく「あら、まりぞぅ、なかなか鋭いわね」 まりぞぅ「もー、先生ったら、まりはまじめに勉強してるんだから!からかわないでください!!しっかり身につけていきますから!」 さきく「はいはい。ごめんごめん。ではイッツーの話の続きをするわよ。まりぞぅ、次の手を並べてみて」 112345789m34567p まりぞぅ「はい、並べました」 さきく「ここから何を捨てるとピンフのテンパイになるかわかる?」 まりぞぅ「2mか5mです」 さきく「そうだよね。じゃあまりぞぅ、この手からイッツーを狙うとすれば何を捨てればいいと思う?」 まりぞぅ「えーと……1mかな」 さきく「正解!この手をピンフだけで終わらせず、ピンフテンパイ時の雀頭1mをひとつ外すことによって、イッツーのテンパイが見えてくるのよ。まりぞぅ、あと何を引いてくればイッツーが完成するかわかる?」 まりぞぅ「先生、それはチョー簡単です。6mでしょ」 さきく「そうなの、6mが引ければイッツーのテンパイになるのよ。 6mを引いて3pを捨てると→123456789m4567p 6mを引いて7pを捨てると→123456789m3456p どちらも、イッツー完成の雀頭待ちテンパイよ」 まりぞぅ「なるほどね。最初のピンフテンパイのときは、1mが雀頭だったけど、その1mをイッツー狙いで1枚外したから、そのイッツーがテンパイしたときには雀頭が消えちゃったんだ!だから雀頭待ちなんだ」 さきく「まりぞぅ、ほんとに素晴らしいわ!その理解力というか、センスのよさは、まさに麻雀向きね」 まりぞぅ「テヘへ、あんまり誉めないでください。まり、照れちゃうから」 さきく「わかったわかった。でもほんとに楽しみだわ。次回は、イッツーの作り方を本格的に勉強しますからね。しっかり復習してきましょうね!」 まりぞぅ「は~い、先生」
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