或る野球観察人の、記録。

「四番、サード、畠山」に観る、高田監督の姿勢。 /野球


2008/05/21 03:45

ここのところ6,7番辺りでのスタメン出場が続いていたスワローズの畠山選手、甲子園で行なわれた18日(日)の対タイガース戦で、遂に四番に入りました。

プロ野球スコア速報 阪神対ヤクルト nikkansportscom

1(中) 福地(両)
2(二) 田中(右)
3(一) ユウイチ(左)
4(三) 畠山(右)
5(右) ガイエル(左)
6(遊) 宮本(右)
7(左) 武内(左)
8(捕) 衣川(右)
9(投) 増渕(右)

そしてしばらくは、畠山選手を四番に据えつづけるようです。

ヤクルト・高田監督、“4番・畠山”継続を明言(サンスポ)


まぁ実際に書いていないので何の説得力もありませんが、最近の試合を観ていて、
「四番はハタケさんでもいーんじゃないすかね(?゚▽゚)φ@いっそのこと」
そう思っていたので、この日六大学観戦から帰って来て速報を見た時も、
「高田監督、ホントにやるとは(*゚▽゚)@ちょっと驚き」
とは思ったものの、
「流石に無茶でしょ?(!゚Д゚)@それは!」
とは、思いませんでした。

理由は、大きく二点。
1.それまで四番に座っていたガイエル選手の調子が悪い

2.畠山選手のバッティングが好調

まずは、1。
筆者から観たガイエル選手、
「追い込まれる前の(バッティング)カウントで、相手投手の投じた甘い球(≒失投)を逃さず打つ」
こういうタイプだと思うのですが、最近の彼は、
「追い込まれる前の(バッティング)カウントで、相手投手の投じた甘い球(≒失投)を打ち損じてしまってそのまま凡打、またはファールでカウントを悪くして結局凡退」
このような傾向が顕著。

審判のコールに不服そうな態度をとるシーンなども見受けられ、成績が上向いてこないことと相俟って精神的にも余裕が無い雰囲気が見て取れます(こういうのを観ると、やはり=いい時も悪い時も、敵味方さえも関係なくいつも周囲に明るさを振舞っていた、また今もそうしている=ラミレス選手は、本当に偉大です)。


翻って、畠山選手。
先日、
「あの右足に体重を残したバッティング、正直どうして打てるのか筆者には全くわかりません」(2008-05-11付記事:080509(金)C0-1Ys@神宮~両左腕の好投の陰で気になった、両軍の差。
こう書きましたが。

続けて、
「(とはいえ今季はホームランを放っていますし、この点は率直に凄いです)」
こう書いているように、現在の畠山選手は、
「とにかくタイミングが合っていて、火の出るような打球を放っている!」
のです。

まぁ、
「どうして打てるのか、わからん…(じ-_-)φなぜだろう…」
というのは、
「筆者の観察力が(´・ω・`)単に貧弱だから…」
とも言えるわけで、
「ハタケさんが打てば、それでオッケー!ヽ(゚▽゚*)ノ@たとえ俺の眼が、節穴であっても!(゚Д゚#)クワッ!」
スワローズファンの皆さんの心に安らかな平穏が訪れるのであれば、筆者はそれで満足です(じ-_-)φ@日々是観察

閑話休題。

で、畠山選手。
まずは、その打撃。
最近の生観戦試合(場所は全て神宮=ヤクルトアトムズ復活シリーズ=)で言うと、9日(金)の対カープ戦こそ高橋建投手の前に2-0(1四球)だったものの、雨天中止を挟んだ11日(日)の試合ではカープ期待のルーキー、先発・篠田投手から2二塁打(2008-05-12付記事:080511(日)C2-1Ys@神宮~篠田投手、プロ入り初先発初勝利。)。

プロ野球スコア速報 ヤクルト対広島 nikkansportscom

一本目はカウント0-2からインローのスライダー?を三塁戦にはじき返す痛烈な当たり。
二本目はカウント1-2から外の変化球をブッ叩く、ライトフェンス直撃弾。
その他は四球、(かなりアヤシイ感じでしたが、なんとか決めた)犠打で、2-2の活躍。

続く13日(火)からの対ドラゴンズ戦、初日のこの日は仕事の都合がつかず観戦できなかったのですが(とはいえこの日はスタメン落ち、代打で右飛)、翌14日(水)は山本昌投手からセンター前ヒット二本(2008-05-15付記事:080514(水)D4-1Ys@神宮~ピッチングの極意とは、なにか。)。

プロ野球スコア速報 ヤクルト対中日 nikkansportscom

平井投手との対戦ではライトフライに打ち取られましたが当たりはよかったですし、最終回の岩瀬投手との勝負でも最後はインローのスライダーに空振り三振だったものの、2-1からファール、見極めてボール、ファールと、タダではやられない粘りを見せてくれました。

三連戦の最後となった15日(木)の川上投手との対戦では三振二つにキャッチャーファールフライで結果的には三タコでしたが、(試合展開としては初回に5点とったスワローズが川上投手をノックアウトした形だったものの)殊この二人の対戦に限れば、ストレート、カット、シュート等を厳しいコースに投げ込む川上投手の貫録勝ちといったところでした(2008-05-16付記事:080515(木)D4-8Ys@神宮~余裕がないな、と感じた瞬間。)。


次に、走塁。
11日(日)の一本目の二塁打のタイムは、
4.75秒:一塁通過時

8.44秒:二塁スライディング

14日(水)のセンター前のタイムは、
4.76秒:(二回)一塁通過時

4.69秒:(五回)一塁通過時

特に二本目のヒット、記録はセンター前だったものの、打球としてはショートの井端選手の頭上を越えたもので、あわよくば二塁に行けるか?という当たりだったのですが、これをセンターの藤井選手が素早い寄せで捕球したため、一塁ストップとなりました(藤井選手は残念ながら直後に二軍落ちだったそうで。まぁ…あの打撃では仕方ないかな…といったところでしたが:2008-05-16付記事:080515(木)D4-8Ys@神宮~余裕がないな、と感じた瞬間。)。

というわけで、正直なところ、
「タイム的には(´・ω・`)かなり遅目…」
なのですが、
「それでも、畠山選手なりに一生懸命走った結果」
凸⊂(>ω<⊂)三3@セーフ!

足が速い遅いは一朝一夕には変えられませんが、
「遅くても、全力で走る!」
その姿勢を、評価したいところです(じ-_-)φ@8.44全スラ!がんばりました、っと…


最後に、守備。
ファーストは及第点のレベル(むしろ何気に、上手い?)かと思われますが、先日も書いた通り、
「サード守備は(´・ω・`)キツイっす」
こちらが、正直なところ。

とはいえ、これまた現在打棒好調なユウイチ選手や、いい加減?そろそろブレイクが期待される武内選手などを同時に先発起用する場合には、彼がサードの守備位置に就かざるを得ない状況。

これについて評価したいのが、
「高田監督は、選手がミスをした場合でも、腐すようなコメントをしない」
この点です。


そりゃあね。
スタメン全員が、腰抜かすほどボールをかっ飛ばし。

ベースを駆け抜ける様は、まるでジェットエンジンを積んでいるかの勢いで。

守備に就けば、ファインプレイ連発。

オマケに肩も、弾丸並み。

こんな選手ばっかりだったら、さぞガンガン勝ちまくるでしょうよ。


本音を言ってしまえば、
「欠点が多い選手なんか、使いたくない」
かもしれません。


でもね。
実際そんな選手はなかなか居ないし、居たとしても資金的な問題等が絡んでくるわけじゃないですか。


ですから。
「与えられた戦力を、如何に上手く組み合わせて144試合という長丁場を戦っていくか」
一部のチームを除き、これこそが監督に与えられた、最大の仕事なわけです。

困難な状況に際しても決して泣き言は言わず、ミスは起用した監督の責任。

高田監督の姿勢には、このことがひしひしと感じられます。


チームが、どんな状況に陥ろうとも。

高田監督が、こちらの姿勢を崩さず。
ナインが、持てる力を存分に発揮してくれる限り。

僕も神宮に、通い続けます。





追伸
福地選手。
日曜の試合での決勝ホームラン、お見事でした。

虎止めた!ヤクルト、福地の“まぐれ”決勝弾で3位死守(サンスポ)
>  西武へFA移籍した石井一の人的補償で加入した32歳。若手中心のチームではベテラン格だが、球団関係者が「ユニホームが一番土で汚れている」と驚くほどの練習の虫だ。「次の日に100%に近い状態で試合に出られるように」と試合後は1時間かけてストレッチを行うなど、体のケアにも万全を期している。

そんな貴方の姿が、僕は大好きです(2007-12-24付記事:福地選手のスワローズ移籍を機に、彼の素晴らしさと、なぜか巨人の来季スタメン&第二回WBC古田監督&嶋捕手代表入りの可能性を語る。 )。



虎止めた!ヤクルト、福地の“まぐれ”決勝弾で3位死守(サンスポ)
>  (セ・リーグ、阪神2-3ヤクルト、9回戦、阪神5勝4敗、18日、甲子園)虎党の大歓声を悲鳴に変えた。2-2の九回、先頭の福地が左中間へ決勝本塁打。本人もビックリの一発に、三塁側ベンチはお祭り騒ぎだ。
>
>  「まぐれです。ジェフ(ウィリアムス)はいい投手なので塁に出ることしか考えていなかった。スライダーがうまく引っ掛かってくれました」
>
>  ウィリアムスからの本塁打は球団初。昨季まで通算5本塁打の“伏兵”の一振りで連敗を止め、高田監督も「まさか本塁打とは思わなかった。一番いいところで打ってくれた」と絶賛だ。
>
>  西武へFA移籍した石井一の人的補償で加入した32歳。若手中心のチームではベテラン格だが、球団関係者が「ユニホームが一番土で汚れている」と驚くほどの練習の虫だ。「次の日に100%に近い状態で試合に出られるように」と試合後は1時間かけてストレッチを行うなど、体のケアにも万全を期している。
>
>  右脇腹肉離れで離脱中の青木の穴を埋め、21日からは古巣・西武と対戦する。「絶対負けないですよ」。進化するリードオフマンが、交流戦でも燕を引っ張る。
> (長崎右)
>
> ■福地 寿樹(ふくち・かずき)
>  1975(昭和50)年12月17日、佐賀県生まれ、32歳。杵島商高から94年ドラフト4位で広島入団。西武を経て今季からヤクルト。今季は28試合に出場し打率.270、2本塁打、2打点。通算成績は548試合に出場、打率.265、7本塁打、56打点(18日現在)。1メートル84、85キロ。右投げ両打ち。既婚。年俸3100万円。背番号29。
>
> ★林、ホッ12セーブ
>  守護神の林昌勇(イム・チャンヨン)が九回に5番手で登板し、12セーブ目を挙げた。先頭の関本に右前打を浴びたが、赤星を遊ゴロ併殺打に仕留め、「1点差と厳しい場面だったけど、連敗をとめられてよかった」とほっとした表情。「新しいチームと対戦するのが楽しみ」と交流戦にむけて気持ちを切り替えていた。
>
> ◆六回途中まで2失点と好投したヤクルト・増渕
> 「立ち上がりから強気で攻められた。六回は勝負球が甘く入ってしまった」
>
> ■スワローズダイアリー
>  打撃練習を終えた衣川がベンチで照れ笑いを浮かべた。「手元に戻ってきたんですよ。やっぱりうれしいですね」。
>  途中出場した16日の阪神戦(甲子園)で放ったプロ初本塁打は阪神ファンが陣取る左中間席へ。記念球を手に入れるのは無理だろうとあきらめていたが、関係者を通じて届けられた。
>  13日に1軍へ初昇格し、スタメンマスクはこの日で5試合目。2年目捕手がチームに新風を吹き込んでいる。


ヤクルト・高田監督、“4番・畠山”継続を明言(サンスポ)
>  ヤクルト・高田監督が19日、21日の西武戦からスタートする交流戦で『4番・畠山』を継続する考えを明かした。「畠山は右も左も関係ない。4番の日替わりは困る。しばらく動かさないほうがいい」。開幕からガイエルを起用してきたが結果が思わしくなく、18日の阪神戦で長打力のある畠山を起用。交流戦でも打率.400の和製大砲を打線の中心にすえる。
> (都内)
>
> ◆ヤクルト・高田監督
> 「チーム状況が悪いから、新しい気持ちでやっていけたら。いろんな作戦を考えていきたい」
>
> ■スワローズダイアリー
>  「地域社会貢献活動」の一環として石川、城石ら10選手が、都内の4つの小学校を訪問した。質疑応答、野球指導や一緒に給食を食べたりと約2時間、触れ合った。
>  スワローズのおひざ元ともいえる港区南青山の青山小学校を訪問した田中浩は「スワローズタウンですから。港区の子供たちと触れ合うことができてよかった」と貴重な時間を満喫した様子。シーズン中にもかかわらず、選手会の協力もあって実現した地域貢献活動。次回は7月7日を予定している。


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