広部玄記者日記「こちら裏・社会部」

本日の回想:中島みゆきさんからの「直筆手紙」 /芸能


2009/11/02 07:51

中島みゆきが紫綬褒章「棚から本マグロ」 - 芸能ニュース : nikkansports.com

中島みゆきが紫綬褒章「棚から本マグロ」
 歌手中島みゆき(57)が、芸術やスポーツ、学問で功績を残した人に贈られる紫綬褒章を受章することになった。政府は2009年秋の褒章受章者を2日付で発表。3日に発令される。同受章者は678人(うち女性120人)と24団体で、紫綬褒章は25人(うち女性2人)。作曲家久石譲氏(58)、日本体操協会副会長の塚原光男氏(61)らも紫綬褒章を受章した。
 中島は、紫綬褒章受章際してユーモアたっぷりに喜びを表現した。
 思いがけずうれしいことの表現に「棚からぼたもち」と申しますが、今の私の気持ちは、ぼたもちどころではございません。「棚から本マグロ」。これくらいの驚きでございます。
 [2009年11月2日6時18分]

 

 

 

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実は2003年に、中島みゆきさんから、直筆の手紙をいただいたことがある。

 

中島さんは前年の大みそか、NHK「紅白歌合戦」で「黒部ダム」から「地上の星」を熱唱した。私は年明けに、秘境探検面白ルポ的連載「広部が行く」の中で、中島さんの「黒部ダム熱唱」にひっかけ、「中島みゆき氏の影響で、私も厳寒・積雪の黒部ダムにできるだけ迫り、降雪の中カラオケを歌ってみる」という企画をたて、実際に積雪・降雪の中、取材をし、(結局黒部ダムそのものには迫れなかったものの、なんとか近くまで単独雪中行軍し、山間部の雪中でカラオケをしている自分自身を三脚タイマー撮影し)記事を脱稿した。

  

すると、その記事を読んでいただいた中島さんから、記事掲載直後、なんと、事務所関係者を通じて、直筆の感想手紙をいただいたのだ。「広部が行く」という連載自体、ギャグ的な要素もおりまぜた”やわらかい”原稿の記事なため、手紙を開封する際、正直「中島さんに怒られるのでは…」と覚悟した。

  

しかし、達筆で書かれた手紙を読むと、中島さんは怒るどころか、「お寒かったでしょう」「御身体御大切になさって下さいませ」などと、あたたかい、ねぎらいの言葉を書いてくださったのである。

  

私は、伝説的・名深夜ラジオ番組「中島みゆきのオールナイトニッポン」を中学高校時代、真剣に聴いていたヘビーリスナーだったこともあり、深夜ラジオならではの、パーソナリティーとリスナーの間に醸成される”親近感”のようなものを、中島さんに対し、もともと強く抱いていた。中島さんの、ラジオ(のみ?)で見せる、超個性的なキャラと、壮絶に面白いトーク、ギャグセンスは自分なりに知っているつもりであった。

  

通常であれば、このような、自身の熱唱を”利用”したような“ネタ”に対し、怒られたり不快感を表明されてもおかしくなかったかもしれない。また、わざわざ、私のような若輩者が書いた一記事に対し、直筆の手紙を書くこともあまりないであろう。

  

しかし、にもかかわらず、このような”リアクション”をしていただいたという”センス”に、「オールナイトニッポン」リスナーとして、アーティスト中島さんの、常人離れした「懐の広さ」「受信感度」をあらためて直接強く感じざるを得なかった。

  

私は翌日付紙面の「デスクから」という「編集後記的コーナー」で、

中高時代、学校の勉強よりも大事と判断し、テストの前日も寝不足覚悟で「オールナイトニッポン」を聴き続けていた

という趣旨の告白や、

「怒られるかと思ったが、中島さんの宇宙より広い心に感動した」

という趣旨の「返信」を書かせていただいた。

  

今回の紫綬褒章受章コメントも中島さんテイスト抜群で、さすが、出色である。

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コメント (4)

ヨシ様さん

ヨシ様さん (97)

2009/11/02 08:07

 中島みゆきさんとドリカムの吉田美和さんは帯広柏葉高校の先輩後輩になるんですよね。

 私は初期の代表的アルバム「生きていてもいいですか」が好きです。

広部玄さん

広部玄さん (24)

2009/11/02 10:32

ヨシ様さま

 

安住アナもそうでしたね。

ハジメちゃんさん

ハジメちゃんさん (2)

2009/11/04 00:16

この話を当時紙面で読んで感動した記憶があります

広部玄さん

広部玄さん (24)

2009/11/04 00:54

ハジメちゃんさま

 

深く感謝申し上げます。



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