広部玄記者日記「こちら裏・社会部」

普段の日記とはやや毛色が違う系のショートコラム:上高地と私 /社会


2008/04/27 23:26

北アルプスの玄関口ともいえる景勝地、長野県・上高地できょう「開山祭」が行われた。

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080427-OYT1T00460.htm

(読売新聞より)

 

 

筆者は昔、「水」の美しさにファースト・カルチャーショックを受けたことが海、川それぞれ1回ずつある。

 

 

「川」の水の美しさに劇的な衝撃を覚えたのが、小学校高学年時代に訪問したこの上高地である。

 

 

河童橋の上から見る梓川(あずさがわ)の水流の美しさといったらなかった。透明なのだが、独特の水色が日光に反射してきらめき、穂高連峰の残雪を映し出す。いったいどこから、こんな美しい水が無尽蔵に湧いてくるのだ…と単純な疑問から、社会と理科の教科書を読みあさった。

 

 

上流の明神池周辺や、少し下流の大正池近辺の流れも筆舌に尽くし難いほど美しく、小学生ながら、大自然の偉大さへの畏敬の念で、絶句したほどだ。

 

 

30年近くたち、今も梓川の清流が残っているのか確認したくて仕方がないのだが、その機会がないまま時が過ぎている。上高地は気軽に行くことができない場所だからだ。雪深い上高地は冬期は閉山して近づけず、シーズンの4月下旬~11月中旬も、マイカーで近づくことができないのだ。

 

 

その後、あらゆる山々の川を見るたびに、上高地の梓川と比較してしまうのだが、あのファースト・インプレッションを凌駕する”威厳”を感じる川は、なかなか出会わない。

 

 

「海」の美しさに初めて多大なる衝撃をおぼえたのは、大学1年か2年の時に遠征した、鹿児島県最南端の与論(よろん)島であった。

 

 

それまで三浦海岸や湘南海岸の海程度しか知らなかった筆者は、旧琉球王国圏に初めて入り、与論島の海に直面した瞬間、「こんな美しい場所があったのか」と、梓川に接した時以来の「自然への畏敬の念」で絶句した。

 

 

与論島は、ギリシアの地中海に浮かぶ楽園島「ミコノス島」と似ていることから姉妹都市関係にあるが、04年に上陸したミコノス島よりも、個人的には与論島のほうが”くる”ものがあった。

 

 

与論島もそれ以来、20年近く、行こう行こうと思っていて結局上陸していない。最近、ふと雑誌を見ていたら与論島出身のアイドル(というかモデル・タレント)のかたがいることに気付き、妙にうれしくなりそのかたのブログをほとんど読破してしまった。

 

 

圧倒的に美しい大自然の前にいくと、前頭葉をかけめぐる理屈が一瞬でふっとぶ。海、川への畏敬の念をあらためて確認するために、上高地、そして与論島に行くことは、個人的には非常に重要な目標となっている今日この頃だが、いつ”再上陸”できるかはまったく不透明である。

 

 

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コメント (4)

ヨシ様さん

ヨシ様さん

2008/04/27 23:41

 圧倒的な絶景には形容詞もいらないですよね^^

しんすいさん

しんすいさん (12)

2008/04/28 07:16

上高地も与論も素晴らしい場所だと聞いています。僕も1度行ってたいですねぇ。

広部玄さん

広部玄さん (21)

2008/05/01 00:50

ヨシ様さまこんばんは。

 

言語化するより早く、理屈抜きの感動がきますよね。

広部玄さん

広部玄さん (21)

2008/05/01 00:51

しんすいさまこんばんは。

 

いずれも場所も、私が訪問した時の美しさが残っていれば、かなりおすすめです。



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