破滅型ギャンブル記者のナルシスト宣言

100万回生きたねこ /競輪・競艇


2008/05/07 11:20

 先日、子供と読んだ佐野洋子の「100万回生きたねこ」に感動した。


 近所の図書館で探してはいたのだが、さすがに名作の誉れ高い絵本でなかなか見つからなかった。

 (ここからはあらすじに触れるので読んでない人は避けてください)

 何人もの人に愛されたトラ猫がなんども、なんども生まれ変わるが、野良猫になって、本当に愛するものを見つけ、それを喪うはときに初めて成仏できる話。あらすじでを書いているだけでは何の感動も生まないが、丹念に書かれた猫の表情が本当の生き物のようにページを追うごとに生き生きとしていて、最後に愛する白い猫の死を見届けて号泣するシーンは必ず一緒に泣く。

 本物の愛と死に出会ったとき、人は本当に生きて、そして死ぬ。何と単純で深遠な人間のテーマであろうか。やはり永遠に語り継がれる名作絵本は奥が深い。


 猫が100万回生きることとは、逆に人間には有限の人生が1回きりしかないことをあらわしているのだろう。京都の名選手・松本整が「有限の人生。命をかけられるものに、全力で挑まなければ生きている意味がない」といってGⅠを取ってやめたが、常に命をはれるものを探してこそ、1回こっきりの死を迎えられるはず。ギャンブルに命を張ることはないが、まだまだ踏ん張りたいものです。

ソーシャルブックマークへ投稿(ソーシャルブックマークとは はてなブックマークに追加 Buzzurlにブックマーク

コメント (0)

コメントはまだありません。



トラックバック (0)

トラックバックは受け付けていません。