2008/05/30 01:25
さて、泣いても笑っても宮記念杯はやってくる。2日目は、きのうの勝ちを踏まえて、慎重にレースを選んでいたら、チャレンジレースは張れずじまい。その代わり勝ち上がった選手の取材はしっかり出来た。後半の決勝共々しっかり当てたい。 さてチャレンジレース決勝【9R】。今シリーズの新人ではダントツの3人が順当に勝ち上がり、それぞれにラインが2人できて、きれいな3分戦となった。機動力型が必要以上に勝ち上がり、細切れでぐじゃぐじゃになりがちなチャレンジレース決勝ではまれなケースだ。 並びを整理すると昨5Rでワンツースリーを決めた伊藤-前村-北山の近畿勢。これも昨4Rで突っ張って逃げて3番手の小川に強襲されたが、これまたラインで決めた片岡-瀬戸-小川の西日本勢。まくりでワンツースリーを決めた大谷-吉藤の中部勢に古場が続くラインだ。 徹底先行型は大谷。ダッシュよりも徐々に踏み上げて後がかりで逃げる典型的な地足タイプだ。そして、92期の中でも有数のスーパーダッシュが武器で、4場所連続V中で、特昇級に最も近い新人の一人である伊藤と対照的な2人に、その中間ぐらいの脚質で岡山の名バイプレーヤーだった片岡克己を父に持つ片岡。V経験豊富な伊藤、片岡とは別に勝ち上がりまで、力強いのに決勝で勝ちを意識してまだ優勝のない大谷が「逃げるというより結果が欲しい」と本音も覗かせた。 その大谷の心理を読みきって、案外早めに踏んで地元の前村を連れ込もうとするのが、一期上で経験が豊富な伊藤ではないか。力同士よりも伊藤-前村の差すか差されるかの勝負ではないかと読んだ。チャレンジでありがちな力同士よりも、奈良らしいライン決着と読んだのだ。 だから結論は伊藤=前村。大谷が無欲で逃げて、伊藤=大谷。2人のたたき合いで片岡=伊藤、片岡=前村が高配当だ。 さて後半のメーン【12R】決勝戦。並びは、地元で完全復活を狙う辰己に小西-近藤の大阪勢に、昨12Rで辰己とワンツーを決めた四宮まで続く近畿。吉田-白井の愛知勢。そして高津-甲斐下-行成の中四国勢。この隊列だけ見れば近畿が断然有利なのだが、実は高津と吉田が同期。高津が「吉田さんと辰己さんがやり合ってくれれば僕のもの」とほくそえむように、逃げる気は毛頭なく。むしろ吉田ラインに続いて足をためる作戦なので、実質は吉田、辰己の2分戦なのだ。 吉田が後ろ攻めから一回切って、辰己のカマシを待つ展開か。辰己の踏み出しいかんで吉田が突っ張るか下げるのかで大きくレース展開が変わる。それでも辰己はいい頃にかなり戻っていると見て、カマシ切るのではないか。高津が切り替えて、どこまで迫れるか。当てにかかるなら、辰己、小西、高津、白井の2車単ボックス。辰己=小西を押さえて、小西=高津で勝負をかける。 当日は、宮記念杯の前検日取材なので、純粋に自分ではなく読者に捧げる渾身の予想だ。 本命党は【6R】のずばり元・渡辺=佐々木の2点。穴党は【8R】の熊本で礒野-上村-大窪でずらり並ぶ先手ラインのもちろん初日に狙った大窪のかわしのかわしは奈良ではつく。そして長尾抵抗なら、密かにいいと考えている、梯の一発。競争得点以上にまくりなら強烈だ。梯-全-全で高配ゲットを狙ってください。 それでは読んでくれた競輪ファンの皆様に幸福が訪れますように…。僕ももう今日になってしまった高松宮記念杯の本紙予想、渾身の取材で魂の印を打ちたいと思いますので、この日記同様に日刊スポーツ紙(GⅠなので全国で載っています)もご愛読の程よろしくお願いします。
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