破滅型ギャンブル記者のナルシスト宣言

激戦! 古都バンク前検日 /競輪・競艇


2008/08/30 21:48

 季節感を出したくて、本紙の前文に「残暑厳しく…」と書いたら、デスクに大目玉。すっかり涼しくなって朝晩も快適だが、やはりこの異常気象にはとまどってしまう。

 追加で参戦の武田豊樹も故郷の北海道に帰っていたそうだが、なんと最高気温が5度という冷え込みだったそうだ。最低気温が零下に近ければ、練習にも支障があるようで、本当にこの世界はどうなってしまうのか心配してしまう。


 しかし、武田の参戦で、山崎芳仁、小嶋敬二の2大モンスターに神山雄一郎、村上義弘とオールスターのドリーム組が5人もそろい、まさにオールスターの前哨戦の様相。小嶋敬二は「神山さんの通算700勝(後1勝)、や地元勢も邪魔できないし、俺はどうすればいいの。それに村上(義弘)君とドリームの連係の相談もしなければいけないし…」と今シリーズの見所を一気に話してくれたのが面白かった。


 山崎芳仁も前回の別府記念の失敗がよほど応えたのか、テーマをもって元気に参戦。「4・33の時のフレームのまま4倍のギアに合わせて失敗してしまった。もう一度タイトルを獲った時の仕様に戻して、オールスターに備える。練習もしっかりできた」ならますます地元勢には脅威の存在になりそうだ。


 その地元勢の大将・村上義弘も早くも気合充満の顔で現れた。「今の現状なら、どう転んでも山崎や小嶋さんのパワーには太刀打ちはできない。だから、ラインの結束力で対抗するしかない。やれることなら何でもしていく」と総力戦の構え。初日も、今年のベストレースといえる高松宮記念杯の初日と同様に稲垣裕之の番手戦で挑む。まずは荒井崇博、小林大介の反撃を封じて京都ワンツーを個人的(といって印も本命―対抗だが…)にもひたすら願っている。優秀戦に進んでこそ、久々の地元記念Vの道が開かれるのだ。


 そういう意味で、初日は京都勢の踏ん張りに期待する。

 最初に買いたいのが【4R】の佐野梅一。「ここに向けて、やることはやってきた。タイムも出てるしいい状態だと信じたい」と元々は村上兄弟や稲垣に匹敵するスピードを持つ練習チャンプ。その調子の良さをこの地元バンクで爆発させてくれるはず。逃げるのは「何が何でも先行」という雰囲気の池田を早めに仕掛けてとらえる。番手の大矢も「調子は大丈夫」と話すが、ダッシュに離れるケースも想定して、2、3着を大矢と池田に続く上方、梅山にしぼっと勝負。佐野=大矢は厚めに押さえたい。



 後はふるさとダービーで脅威の伸びを連日見せてくれた荒木の【7R】。城戸崎の仕掛けに乗って伸びるのはもちろん、不発でも今なら自分でまくっても好勝負できる出来だ。本戦の関東勢(柴田―山崎―関)に絡める4車ボックスと、荒木から関東勢に城戸崎と東口―中沢と手広く買う6車ボックスも100円だけ押さえたい。


 【9R】のルーキーチャンピオンレースは、初めて競輪学校に行かせてもらった期だけに、思い入れが人一倍強い。競輪学校でみんな頑張っている姿を見ているだけに、誰も頑張って欲しいが、やはり地元の西谷岳文だ。村上イズムを受け継ぐ構えだが、ここは「西谷さんには絶対に負けたくない」と頑張ってきた中野が「前で駆けたい」と先行に意欲。それならと番手戦。広島で藤木裕の番手で優勝して以来の番手戦。「本当は嫌で嫌で仕方ないんですけどね」とぺろりと舌を出したが、回る以上は負けられない戦いだ。3人並ぶ近畿以外はみんな「自力で力を出し切る」で何が来てもおかしくない構成だが、何とか踏ん張って地元Vを決めて欲しい。大将・村上も「勝って地元勢に弾みをつけて欲しい」とエールを送っていた。西谷から3番手の水谷、実戦気配が素晴らしい豊岡、石坂と、卒期王者の谷田に学校時代からずっとライバルとして競ってきた在校1位の今井まで絡めて手広く勝負したい。とにかく泣いても笑っても一生に一度しかない、ルーキーチャンピオンレース。悔いのないように全員が力を出し切って欲しい。


 もちろん最終の【12R】は我らが大将に期待だが、車券は買わないだろうな。とにかく京都ワンツー、京都ワンツーだけを心の中で叫んで、見守るのみだろう。


 もちろん私情を抜きにして、各選手の気配はしっかりチェックするので、2日目の予想にも期待して欲しい。
 このブログを読んでくれている競輪ファンと関係者の皆様の健闘と幸せをお祈り申し上げます。それでは…。

 



 


 

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