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2009/10/11 17:15
2002年、日韓共催を実現させたワールドカップサッカー。日本は次は2018年か2022年のいずれかの大会への単独誘致へ向けて準備を進めている。 日韓大会のときは開幕戦と決勝戦は6万人以上収容のスタジアムが望ましいということで、決勝は横浜国際(日産S)、準決勝は埼玉スタジアムで開催された。しかし、今度の場合はそれらは少なくとも8万人以上収容できるスタジアムを義務付けるということになった。日本ではこれらに見合うスタジアムが残念ながらなく、日産Sの7万人収容が現状の最大級である。 2016年夏季五輪の東京誘致が決まった場合、晴海ふ頭に8万人以上収容できるスタジアムを作る案もあったが、やはり新しいスタジアムを作るだけの予算がかかりすぎるということも影響したのか、招致失敗でこのスタジアムの計画も振り出しに戻りそうだ。2002年大会で東京が立候補しなかったのも、この大型スタジアムを東京に作るだけの土地・予算の能力がなかったのも大きかった。 しかし、今の東京に新しい大型スタジアムを作るだけの必要性はあるだろうか? 現に、東京には国立競技場や味の素スタジアムといった国際大会を行うに充分なスペックを持つスタジアムがあるだけに、無理に新しく作るのではなく、既存のスタジアム改修で対応した方がメリットだと思う。 国立で行うのなら、まずスタンドはほぼ全面改修する。一度に全部改修してしまうと陸上やサッカーなどのビッグイベントを開催するときに支障が出てしまうので、甲子園球場の改修に倣い、全体を3-4のブロックに分けて、部分的に土台から作り直すやり方の方がいい。またこれに付随して陸上トラックを現在の8レーンから9レーンにする。またダッグアウト付近に移動席を1万人程度つくり、FIFAの求める8万人前後収容のスタジアムを確保する。 味スタはまだ竣工して10年もたっていないので、老朽化するほどでもない。そこで、現在の2階席の更に上に増築する3階席として建設し、またダッグアウト付近には国立と同じように移動席を作る。 またこの他のスタジアムの多くは現在もJリーグで使われている(埼スタ、カシマ、札幌ドーム、エコパ、東北電力ビッグスワン、長居S、九石ドームなど)ので、それをそのまま生かすべきだ。また更に新しく立候補する自治体も出るだろう。前回立候補し落選した5自治体で新規にスタジアムが建設されたのは豊田と広島ビッグアーチ(※)だけ。このようにコストや今後のメリットの有無で有効と見るスタジアムを審査して開催地を決めるように考えるべきであろう。(これは2020年の五輪開催を立候補しようとする広島市・長崎市のケースも同様である) (※)広島ビッグアーチは元々は1994年広島アジア大会の主会場として使うことを念頭に建設された。
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