マァ君(古波蔵 保昌)のスポーツコラム

新素材水着開発の動きをめぐって /スポーツ


2008/05/15 01:03

最近、イギリスのスピードというメーカーが製作した水着を着用した外国人選手が次々と競泳の世界記録を連発している。ところが、日本水泳連盟はそのスピードとのサプライヤー契約を結んでいない。よって、競泳の日本代表選手は規定で日本水連と提携を結んでいるミズノ、アシックス、デサントの3社の水着しか着用する事が出来ないことになるので、このままでは日本と世界の差が開きかねないと業を煮やしている。

ところが、ここに来て日本水連は3社に対しスピード製に対抗できる素材を採用するようにという異例の改善勧告を出した。その素材として使われるのが以前から健康器具として使われている「バイオラバー」という素材。大阪の山本化学工業( http://www.yamamoto-bio.com/ )が開発したものであり、スキューバダイビング用ウェットスーツにも採用されたりしている。撥水(はっすい)性に優れ、空気抵抗をよくするらしい。

日本水連はなぜこれに早くから目をつけなかったのだろうか。近年の競泳水着はハイテク・吸水(撥水)性、抵抗性に優れたものを率先的に開発し、特に日本メーカーのそういったよい技術力を海外のメーカーは応用しているのかもしれないが、究極中の究極ともいえるバイオラバーを早く取り入れれば、日本水連の問題は防げたはずである。

また一部では「スピードと水連の契約を結ぶのか?」とささやかれたが、そうなると一流選手の多くは上記3社との事実上のアドバイザリー契約を結んでいる現状から、契約解除などの混乱を招くので、今年の北京五輪では見送る方がいい。出来れば4年後・2012年ロンドンの時を見据えるのであれば容認できるとは思う。

(注)かつて日本ではスピード社とミズノが業務提携を結んで、日本での販売をミズノが行っていた。その為、ミズノとの提携関係があれば問題はなかった。

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コメント (1)

ヨシ様さん

ヨシ様さん (65)

2008/05/15 01:10

 関西系のCSでバイオラバーのCMよく見かけますがそんなに凄い技術持っているのですね。時間はあまりありませんが、大手3社と提携して新デザインが間に合えば良いと思いますが、さてどうするでしょうね。



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