2008/07/20 11:23
久し振りに長谷川勇也らしい糸を引く打球が右中間を割って、イー グルス田中将大から大きな3点を先取。 全体的にバランスの取れたアナウンスをしていた実況アナ(声から すると局アナ リタイヤ組ではない)が「川﨑、レストビッチ、長谷川 には変化球一辺倒ですね」と言っていたが、この4回2死満塁2-2 (だったか?2-3?)のカウントでイーグルスバッテリーはストレー トで勝負し甘く入ったところを痛打された。 長谷川は追い込まれてからファールで粘ったので見た感じとしては バッテリーの根負けという印象だった。 追い込んでから何球か長谷川にファールされたのでストレートを投 げざるを得なかったのだろうが、コントロールミスをしている訳で、 バッテリーの根負けという印象だった。 無論、打った長谷川は殊勲の一打である。 ところで、アナが言ったように実際データに基づいた配球だったの だろうか?個人的にはこう思う。 モノサシはレストビッチ。彼は落ちる変化球がまったく打てない。 にも拘らず1軍復帰後ソコソコ打てているのは相手バッテリーの配球 が徹底していないからだと睨んでいる。 あるいはピッチングの組み立てに問題がある。ストレートでストラ イクを取ってはいけないのだ。 イーグルスバッテリーは4回のレストビッチ打席ではオール変化球 攻めだった。これでは彼は手も足も出ない。 つまりレストビッチを討ち取る最善の投球をした訳で、引き続きピ ンチで迎えた長谷川に対して警戒度と対応の方向性は変わらないハズ。 田中のストレートは走っていたという面を併せて考えてみても、長 谷川にはデータに基づいた投球というの見立てはたてられる。 が、変化球一辺倒はどうなのかな。粘られると、どうしても組み立 てにバッテリーは疑心暗鬼にならざるを得ない。ハナからストレート を混ぜていれば(見せ球に使って)討ち取れていたのかもしれない。 って、結果論のような気がするが。 2度目の先発となるホールトン。 イニングスによる出来にバラつきがあることには目を瞑る。 杉内俊哉、和田毅の北京オリンピック出場が決まった以上-しかも ガトームソンが戦線離脱した以上、彼に頑張って貰うしかなく、ベ ンチもファンも根気よく付き合っていくしかない。 ポイントは継投だろう。ホールトンにどう見切りをつけるか。 どう繋いでいくか。 たとえば6回先頭打者の高須洋介にツーベースを浴びた時点で替え るのかどうなのか。もっといえば6回からスパっと2番手に任すとい うところまで考えてもいいのかもしれない。 今、ピンチにマウンドに上がってなんとかと思えるのは久米勇紀 しかいない。 ニコースキーは当たるも八卦、当たらぬも八卦だ。とはいえ現行ス タッフでは使いざるを得ない。 三瀬幸司は経験があるので、もう少し安定感が出てくれさえすれば 計算ができる。逆に高橋はもう少し自信をつけさせてから勝ちゲーム で使っていきたい。 今日のゲームを近視眼的にみるのなら、2番手に久米勇紀を配さな いのであれば、前日の先発を雨で流した大隣憲司をジョカーとして使 い切るべきだったと思う。(2番手は大隣) 長期的視点ではピンチを任せられるピッチャーが駒不足である以上、 やはりイニングの頭からの継投がいいのではないだろうか。 同点に追いつかれた7回から大隣登板というのは、ベンチに使う意 思があった以上、どうにも腑に落ちない。 その大隣が2-3のカウントから不用意に投げた球をリックにレフ トスタンドに運ばれてしまう。 先制点をあげながら追加点を取れないばっかりに追いつかれ、結果 負けてしまう典型なゲームだなぁと自嘲してしまいたくなるような展 開だった。 9回の逆転劇。もっとも激怒したのはイーグルスの野村監督ではな いだろうか。 本多雄一の犠牲フライによる同点は仕方ない。2塁ランナーの荒金 久雄に3塁を陥れられてしまった2死3塁の場面で川﨑宗則を迎えた のであれば、次打者:松田宣浩と天秤にかけて、松田勝負の考えも出 てくる。 くさいところにボールを集めて歩かせてもいい配球が常套だっただ ろう。それが初球ストライクを取りにいって決勝点を与えてしまった のだから。。。 無死1塁からの有銘兼久の犠打フィルダースチョイスから悪い連鎖 が続いてしまったことは確かだ。 そういった意味でも、繰り返しになるがイーグル側から見て高い予 想打率が出ている川﨑宗則との勝負は避けるべきだったと思う。 ジェットコースターに乗っているような感じだったな。 スリル満点の勝ち方。 一番肝を冷やしたのは大隣か。中継ぎの1球の厳しさを身を持って 経験して、それを先発のマウンドでフィードバックしてくれたらと一 番最後に言えるのは、やっぱり勝ったからだろう。 なんにしても勝つことは大きいです。 3番松田宣浩は育ての苦しみの真っ最中。自分はじっとこの痛みに 耐えたい。 ------------------------------------------------------------------- Kiwi Station ~ 全力で野球を語るのだ : http://onlykiwi.seesaa.net/ *期待打率: その選手が打席に立ったときに<打ってくれるハズ>というファンの 期待と選手個人の潜在能力を おおよその打率に換算したもの。 大体が実際の打率より高くなるのが常だが、実打率より低くなると 内閣支持率と同じで、ファンが抱く感情だけに、交代の危険水域に 入ってくる。 *予想打率: 相手チームの打者への警戒感を おおよその打率に換算したもの。 山場の場面で いい選手になればなるほど、実打率を上回った数字が 弾きだされる。投手心理にも似ている。(ハズである) 贔屓チームの地区スターが、相手チームのファンにどう評価されて いるかを計るためにも使える数字である。 ちなみに、今シーズンの本多はこの打率をあげる指定強化選手だ。 *地区スター: 贔屓のチームが売り出している若手選手のこと。一般的に全国区の 知名度はない。 稀に知名度のある地区スターは存在するが、予想打率が向上しない 限り、自意識ばかりが高くなってしまい、かえって損をすることが多い。 (ハズである) 全国区球団を自認するチーム(G)に出やすい。(と思っている) -------------------------------------------------------------------
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