2009/03/30 23:59
日本代表の試合翌日、代表勢を欠いた同士の戦いは浦和が逃げ切った。 浦和のフォーメーションは4-4-2。GKは山岸、DFラインは右から山田、坪井、堀之内、平川。中盤は守備的な位置に鈴木と阿部、トップ下にポンテと山田直輝がポジションチェンジを繰り返し、ツートップに原口と高原。 序盤から横浜は山瀬、坂田、狩野の3人で攻勢をかける。 浦和はサイドを崩され、中央を突破されるが、横浜のフィニッシュの精度にも助けられゴールは割らせない。 なんとか横浜の攻撃をしのいでいるうちに、浦和のパスがつながりだし、シュートまで持ち込めるようになる。 一進一退の攻防が繰り返された39分、前線でボールを奪った浦和は高原から横浜DFの陣形が整っていない隙を突いて裏に抜け出ようとする原口へスルーパス。 ペナルティエリアにフリーで侵入した原口は、飛び出した横浜GK榎本を買わそうとするが、足を払われPKを得る。 40分、PKをポンテが左隅に決めて先制点は浦和。 後半、浦和は押し込まれる時間帯が続き、攻撃はカウンターのみとなる。 16分、横浜は山瀬と坂田を渡辺、斉藤に一度に代えて攻撃に活性化を与える。 17分、浦和は足を痛めたポンテに代えて西沢代志也を投入。右サイドに張る形。 31分には原口に代えてエスクデロを投入、前線からの運動量を増やす。 横浜も田中に代えて丁を投入。さらに長身のDF金を前線に上げるパワープレイで長いボールを放り込む。 そうしたプレイの中で枠内のシュートも数多く、決定的なシュートを浦和GK山岸がファインセーブを連発する。 41分、浦和は山田直輝に代えて同じく新人の濱田を投入。長身のためDFラインに入れるかと思ったが、守備的な中盤に位置する。 その後も一方的に押し込まれる展開が続いたが、最後はエスクデロがコーナーポストでボールをキープし浦和は逃げ切りに成功した。 浦和が目指すところのコンビネーションサッカーは垣間見れるものの、まだ選手間の組み合わせによって息の合わない部分も見られる。 息の合わないと言うのも相手の位置を確認してからというレベルよりは上がっていることを示すものではあるけれど、これを擦り合わせていく作業は確かに長くかかるだろう。 この試合で目立ったのはDFの坪井。昨季までのように大きく蹴り出すだけのクリアから、必ず次へつなげようという意図が見られた。 以前はその意図が周りに伝わらず、相手にボールを渡してピンチを招く場面もあったが、必ずパスを受ける位置に誰かが入るというチームとして意図が見られるようになってきている。 ヤマザキナビスコカップは今後も代表勢を欠いたものとなると見られ、こうした試合で結果を出せたことが一番大きいと言えるだろう。 特にGKの山岸にとってはリーグ戦出場へのアピールにもなったのではないか。
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