2009/05/05 13:37
現時点でリーグ2位と3位の戦いは、1人少なくなった状況での難しさを感じさせた試合だった。 浦和のフォーメーションは、4-4-2。GKは都築、DFラインは右から山田、坪井、闘莉王、細貝。中盤は守備的な位置に鈴木と阿部、トップ下にポンテと山田直輝がポジションチェンジを繰り返し、ツートップに原口とエジミウソン。 浦和は序盤からパスをつないで新潟陣に攻め込む。 何度かシュートも放つが枠を捉えられなかったり、新潟GKのファインセーブで無得点の状態が続く。 途中には闘莉王が鼻血によりピッチを離れるが、無事に復帰。 また、新潟のカウンターを止めようとした山田直輝が初めてのイエローを受ける。 後半、原口の放ったシュートが新潟GKの正面を突いたところで原口は高原と交代。 後半16分、新潟マルシオリシャルデスがこの日2枚目のイエローカードで退場。 ここから試合は動き始める。 新潟は明らかな守備隊形を取り、カウンター狙いに徹する。 交代も前線を減らし、後ろと中盤を固める。 一方の浦和は、25分に山田直輝に代えて三都主を投入。サイドからの攻撃の手を増やす。 ゴール前ではエジミウソンを中心にサイドからのボールを狙うがゴールを割ることはできない。 新潟のカウンターも途中交代で入ったチョを中心に展開するが、矢野へのパスがつながらないなどちぐはぐな攻めとなり、チョは長く負傷の振りで倒れ込んだと遅延行為でイエローを受ける。 ロスタイム4分も過ぎようとしていたところで、浦和はコーナーキックを繰り返す。 DFラインから闘莉王はもちろん、坪井までゴール前に攻め上がったラストプレー、ポンテのキックがゴール前に。坪井が相手DFと絡んだところに来たボールを闘莉王がヘッドで合わせる。 新潟GKの足下に入ったボールはそのままゴールラインを割り、ゴール。 直後のプレー再開ですぐにホイッスルが鳴って、試合終了。 劇的な幕切れとはなったが、10人となって守備を固めたチームから点を取ることの難しさを浮き彫りにした。 また、浦和は若手ふたりを交代してからの運動量の落ち込みが目立つ。 サイドから攻め込む戦術は分かるが、パス回しのペースが落ちることで得点の機会を逸しているようにも見えた。 この辺の改善がこれからの課題だろう。 一方の新潟も11人の時点ではブラジル人を中心に良いサッカーをしていたように見えた。 ただ、守備を固めてカウンターに徹したあとは矢野貴章の運動量の少なさも目立った。 日本代表も意識するならば、90分間動ける体作りは重要だろう。
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