2009/05/11 15:12
前節から一転、好天の中で行われた試合は消耗戦の様相を呈した。 ポンテが負傷欠場の浦和のフォーメーションは、4-2-3-1。GKは都築、DFラインは右から山田、坪井、闘莉王、細貝。中盤は守備的な位置に鈴木と阿部、トップ下にエスクデロセルヒオと山田直輝、原口がポジションチェンジを繰り返し、ワントップにエジミウソン。 浦和は前節の降雨で通用しなかった分を取り戻すかのようにパス回しをつなげて攻め込んでいく。 一方で、川崎のスピードのある前線へのパスが通る前につぶそうという意識も高く、坪井と細貝が相次いでイエローを受ける。 川崎も最初のコーナーキックにヘッドで合わせた寺田が24分で井川に交代。セットプレーでのターゲットを失う。 26分、闘莉王のアーリークロスにゴール前で直輝がヘッドで合わせるが上に外れ。 29分、川崎ヴィトールジュニオールにイエロー。 31分、左サイドで細貝、阿部、原口、直輝のパス交換から得たコーナーキックはエスクデロ。これをゴール前でエジミウソンが低空ヘッドを合わせてゴール。 後半に入り、クリアしたボールに寄せる川崎DFへの守備に入る原口が相手の袖を引っ張るファウルを繰り返し、イエローを受ける。 先に交代を切ったのは川崎。10分に村上に代えてレナチーニョを投入。 12分、川崎はチョンテセのポストプレーから落としたボールを左サイドから走り込んだジュニーニョに決められ失点。 チョンテセには闘莉王が、ジュニーニョには坪井が付いていたが、個人技に破られた格好。 直後、浦和は原口に代えて高原を投入。 15分には山田直輝からのスルーにエスクデロがシュートを狙うが、このプレーで足をつり、高橋峻希に交代。 19分、この高橋の左サイドのスローインから高原がペナルティエリア内で後ろに落とし、阿部が川崎DFに寄せられて中へ。シュート体勢に入るかと思われたところを闘莉王が奪うようにシュートを放ち、これが決まって勝ち越しゴール。 ところが28分、ジュニーニョの突破にペナルティエリア内角で闘莉王がファウルを犯し、与えたPKをレナチーニョに決められ同点。 さらに31分、カウンターから中村憲剛が前線への長いボール。これをレナチーニョがキープ。ペナルティエリア内に侵入されるが、坪井が付いてシュートコースを切る。ところが中へ出されたボールに走り込んできたチョンテセにきっちり決められ逆転を許す。 41分には山田直輝に代えて三都主を投入。 同点に追い付きたい浦和は闘莉王を前線に上げ、パワープレイに出る。 これがボール際の厳しさにつながり、川崎は横山にイエロー、ジュニーニョに代えて山岸を投入するも、直後にヴィトールジュニオールが二枚目のイエローで退場。 ロスタイムにはセットプレーのクリアボールを中盤から高橋が前線へ送り、これを残っていた坪井がヘッドで合わせるが右に外れ。 これがラストプレーとなった。 ピッチ中央で整列後、主審に都築、闘莉王が詰め寄り、鈴木が止めに入るが、ホイッスル後に再び詰め寄った都築にイエローが出る。 前半の序盤こそ、パスも回り、エスクデロの体格を活かしたドリブルなども見られたが、後半は運動量が落ち、狙いを見せることができなかった。 3点目もレナチーニョには坪井が付いていたが、中央を上がってくるチョンテセのカバーが外れていた。付いているべきは闘莉王だったか。 ポンテの不在も影響したのかもしれないが、ピッチ上のメンバーは十分にカバーしていたように見えた。 フィンケ監督の言葉を借りてみれば、この2戦ばかり「幸運」による勝ち点3を積み重ねていただけに、逆に出ることもあるということか。 そうした運不運による結果を減らしていくことが、今後の課題なのだろう。
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