2009/05/31 23:59
両チームともに日本代表が抜けた一戦は、その影響を感じさせなかった浦和が勝利を収めた。 浦和のフォーメーションは、4-2-3-1。GKは山岸、DFラインは右から西澤、山田、坪井、三都主。中盤は守備的な位置に鈴木と細貝、トップ下にエスクデロセルヒオと高橋、高原がポジションチェンジを繰り返し、ワントップにエジミウソン。 試合序盤から浦和はこれまでと変わりないパスサッカーを展開。 28分、中盤で新潟ボールを西澤がカット。そのままドリブルを開始、左に寄っていた細貝とのワンツーでぽっかりとゴール正面に空いた新潟DFの間に抜けだし、左足のシュートがゴール右隅に決まる。 一方の新潟も前線の大島をターゲットにし、32分にはヘッドで合わせたシュートがバー直撃。 後半立ち上がり、新潟は浦和の不慣れなDF間のパスミスを拾って松下がシュートまで持ち込むが左に外れ。 11分、浦和はセルヒオが左サイドからドリブルでペナルティエリア内に侵入。中へ戻して高原がシュートを放つが新潟DFクリア。ほぼ真上に上がったボールをセルヒオが競り合うがこぼれ球を細貝が拾ってゴールライン際まで持ち込み、中へ折り返したボールをセルヒオが狙ったシュートは、新潟GKの手をはじいて右サイドネットに決まる。 16分には相手と競り合った西澤が両足をつり、濱田と交代。濱田は中盤に入り、高橋がDFラインに下がる。 新潟はマーカス、木暮を入れて運動量を上げようとするが、浦和も30分にセルヒオに代えて林を投入。 33分にはゴール前で濱田がパスを受け、後ろに戻したボールを走り込んできた山田がシュート。新潟GKが前にはじいたボールに高原が詰めるが空振り。 42分には左サイドのスローインからのボールをエジミウソンがシュートまで持ち込むが左ポスト直撃。 そんな新潟の攻撃を何とかしのいでゲームセット。 日本代表に選出された山田直輝に加え、原口元気もU-18日本代表合宿でけがを負って出場できず、今年の浦和のスタイルを体現してきたルーキーふたりの不在がどれほどの影響を及ぼすか心配されたが、意外なほど同じ試合運びを見せてくれた。 公式戦初ゴールも決めた西澤はもちろん、ルーキーの高橋も何本もシュートを放ち、チャンスを演出していた。 おなじくルーキーの濱田も悪くはなかったが、上背の高さを活かすDFラインでなく、中盤に位置されたことでやりにくそうに見えた。 途中出場の林と赤星も生え抜きと言うことで活躍を期待したかったが、時間が短すぎた。 ベテラン勢では初めてセンターバックに入った山田暢久の安定感が目立った。サイドバックよりオーバーラップがない分、運動量には余裕があったのか、終盤まで集中力を保ったプレーを見せた。 いずれにせよ、ここまで出場選手が入れ替わり、ポジションが変わっても、同じようなプレーができ、結果も出せたことは、驚きに値する。 昨年の模様を見ていれば、なおさらだ。 これまでも新しい浦和のプレースタイルは見せられてきたが、これが監督の目指していたものだったのかと、その本質を感じられた一戦だった。
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