FRAGILEの日記

【Jリーグ】浦和 2 - 3 G大阪 /サッカー


2008/05/17 20:07

試合前から荒れ模様を予感させた試合は、意外な点の取り合いでガンバが制した。

試合は前半から浦和ペース。
遠藤、安田、水本がベンチスタート、播戸はベンチにも入れないガンバは、浦和に再三のチャンスを許す。
流れの中やセットプレーからのシュートは枠にも何本も飛んでいたが、得点には至らず。

一方、ガンバは少ないチャンスを生かして得点を重ねた。
1点目はコーナーキックから。一旦は闘莉王が跳ね返すも再び入れられたボールをフリーにしていた中沢に決められ失点。
前半終了間際には、カウンターから攻め込まれ、バレーをなんとか外に追い込むも、相手ボールのスローインから素早くボールを入れられ、まだDF陣が戻っていないペナルティエリア内でパスを回され失点。
スローインを味方ボールと判断して足を止めていた浦和DF陣の隙を突かれた。
この判定に都築、山田が抗議してイエローカードを受ける。

後半は、ガンバ選手の登場が遅く、10人でホイッスルが鳴る珍しいスタート。
すぐに11人目が入り、大事には至らなかったが、浦和の攻勢は続く。

そしてペナルティエリア外で得たフリーキックを梅崎が直接決めて1点差に。
しかし、途中出場で入った遠藤を早いリスタートからゴール正面でフリーにしてしまい、技ありのシュートを決められ再び2点差とされてしまう。

ミスの目立った山田に代えて鈴木啓太を投入、細貝を右サイドにして安田とマッチアップさせる。
さらに高原に代えてエスクデロを投入。
2点目は右コーナーキックからエジミウソンがこの日何度目かのヘッドをようやく決める。
その後も攻め込む浦和だったが、FWの枚数を減らして水本を入れDFを固めたガンバを崩すことはできず、終わった。

ガンバはベストメンバーでは無かったが、少ないチャンスを確実に決め勝利をものにした。
一方の浦和はチャンスを多く作り、前半の内に1点でも返せていれば、また流れも変わったかもしれないが、残念な結果となった。
失点シーンはマークのずれだったり、プレー中の気の緩みだったり、完全に崩されてのものではないので、次の試合までにしっかりと修正してほしい。

鈴木啓太は久し振りのプレーだったが、見た目には体の線も細くなり、スピード、特に判断の部分で遅れる場面が散見され、ゲーム勘が戻っていないように感じられた。
FW陣は試合ごとにフィットしてきてはいるが、今回はゴールが遠かった。
こういうときに入れてしまう不思議な運を持つ永井は負傷欠場だったが、貴重な存在に思える。

ところで、アウェイ側のゴール裏自由席はアウェイチームとホームチームが簡易フェンスで緩衝地帯を設けて離されているが、その間で挑発でもあったのか、試合前にガンバ側から何度もものが投げ込まれた。
投げ込んだサポーターを周りが止めるでもなく行為が繰り返されたことで浦和側からも激高したサポーターが向かっていこうとしたが周りに押しとどめられて試合は始まった。

試合終了後、礼を終えた両チームが観客席のサポーターに向かっていく途中、輪になって喜ぶガンバ選手たちに闘莉王が向かっていき、バレーと一悶着。
それに都築が参加し、ガンバのスタッフともめる。
そこへガンバサポーター側から試合開始前と同様にピッチへものが投げ込まれ、都築が激高。阿部が必死で押しとどめようとする。
一度は収まり、普段通りサポータに向かって礼をするが、再び都築がガンバサポーター席に向かっていく。
その時点ではすでに緩衝地帯を挟んで両サポーターがものを投げ合う事態となり、簡易フェンスは倒され、浦和サポーターがガンバサポーターに向かっていく。
なんとか選手たちは収まり普段通りにサポーター席に挨拶をしてピッチを後にするが、最後まで都築は収まらず、阿部に押しとどめられていた。

その間も観客席はエキサイト。警備員を挟んで旗竿まで投げ合う事態となり、警官の出動となった。
応援のパトカーも駆けつける中、観客席での争いは収まったが、浦和サポーターは独立しているアウェイサポーター専用出入り口を包囲、小競り合いが続き、浦和サポーターがガンバ側の横断幕を破くまでに至った。

事態の収拾までは見届けていないが、怪我人が出ようが出まいが、サポーター同士の挑発が争いにまで発展したのは久し振りであり、軽視してはならない。
特に浦和は昨年最終節の敗戦時も、発煙筒を投げ込んだ人物を周りが取り押さえるなどサポーター内部で自制が効いていたはずなだけに残念な出来事になった。

どちらに非があるにせよ、もし事態がうまく収まらないようであれば、Jリーグは毅然とした態度を取り、今季にまだ残っている同一カードを無観客試合にするくらいの処分があっても良いのではないか。
浦和を応援するものとしては忸怩たる想いではあるが、せっかく老若男女が楽しめる場となってきていたスタジアムでの不祥事は、両クラブの運営体制も含めて重く受け止められなければならない。

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