FRAGILEの日記

【Jリーグ】柏 2 - 1 浦和 /サッカー


2008/07/02 12:19

中断期間を経て再開したJリーグの初戦は、決定力に勝る柏に軍配が上がった。

浦和のフォーメーションは3-4-1-2。GKは都築、DFラインは堀之内、阿部、坪井。守備的な中盤に鈴木啓太と闘莉王。右に平川、左に負傷明けの三都主、トップ下にポンテ、ツートップに高原とエジミウソン。

試合開始10分過ぎから、ベンチが動く。相馬にアップを命じる。
その時点では三都主のプレーで怪しい動きやサインは見受けられなかったが、交代時にはピッチに倒れ込み、後に大怪我と判明。
エンゲルス監督は大きなジェスチャーで思い通りにいかない苛立ちを見せる。

相馬が入り、左サイドを使った攻撃にリズムが出る。
しかし、前半29分、上がり目のDFラインの裏をFW李に突かれ、スルーパスが通る。
オフサイドと思ったDFラインが一瞬止まったこともあり、李は独走。
都築が飛び出し李を止めに行くが、鮮やかにかわされ、左寄り角度のないところから無人のゴールに決められる。

後半開始前、ゴール裏からは永井コール。

後半18分、PA外で得たFKから阿部のヘッドで同点に追いつく。
その直後に高原に代えて永井を投入。
高原はベンチに脱いだユニフォームを叩きつけて退場。

さらにポンテに代えて梅崎を投入。
ポンテは前の試合では調整不足が見受けられたが、ほぼ本調子に戻っているように見えた。

柏はフランサを投入。運動量は少ないが、華麗な足技を随所で見せる。

後半39分、中盤の底からドリブルで持ち上がろうとした梅崎が倒される。
ファウルかと一瞬足が止まった瞬間、ボールはフランサへ。
大きく空いていた左サイドへ展開。そこへ走り込んできたのはMF太田。
フリーの太田に都築が思い切って飛び出す。
太田はそれを落ち着いてゴール左隅に流し込む。

終了間際、浦和は闘莉王はもちろん、珍しく坪井まで前戦に上がるパワープレーを見せるが、一点が遠く、敗れた。

得点シーン以外にも、両チーム共に何度か得点チャンスは見られた。
その度にポストやバーに直撃、そして両GKの見事なセーブが緊張感のある試合となった。

中断前にベンチを守ることが多かった坪井だったが、スピードを生かした守備力は戻っているように見えた。
その一方で、ボールを奪ってからの最初のパスにミスが多く見られた。左サイドが慣れないためなのかもしれないが、その部分は堤の方が優れているように感じられた。

守備的な中盤の二人は、いずれも前掛かりだったように見えた。
闘莉王の攻撃参加はありとするならば、鈴木啓太がバランスを取らなければならないが、そのバランスを欠いているのが、失点の一因とも言えるだろう。
さらには、鈴木啓太の外見が明らかに以前より細く、特に腕の細さは力強さを感じることはできず、その体調が心配される。

試合に敗れはしたものの、日本代表や負傷明けの選手たちがきちんと機能していたことを確認できたことは収穫だろう。
三都主の負傷は残念だが、相馬が変わらないパフォーマンスを見せたことは今後にも期待が持てる。

もう一度、中断前のバランスを取り戻して、持ち味である守備面から徹底を図ってほしい。

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